2007-10-25

Eric Clapton Shreds. [たまーにが程よいのかも]


今日のYouTube。Claptonがめずらしく前衛的な演奏をしているのを見つけて、かなりビックリしています、、、。動画のタイトルに『Eric Clapton Shreds』とついてまして、shred(ギター)って本当に久しぶりに聞いたのですが懐かしい表現ですね。Shredというのは紙をシュレッドするshredderのshred、細かく切り裂くような事を本来意味するんだけれど楽器の演奏テクニックの意味もあります。けっこうここ最近このClaptonの演奏が気に入って度々観ているのだけれど、観れば観るほど不思議な感じ、、、。この日のClaptonは一体何があったのでしょう。2000年代に入ってからの彼のライブ演奏というのは少しがっかりするような事もあって、それはもちろん昔と比較するからなのだろうと思うんだけれど、「まあ、お決まりだから演奏するよ」という感じが拭えなかった一方、こういう演奏もしているのを観ると非常に安心しちゃいます。あ、あと今年じゃなくて2004年のCrossroads Guitar Festivalで演奏された"I Shot The Sheriff"も悪くないし、どうやら僕が最近ちょっと敬遠してただけなのかも。90年代後半から現在までにアルバムが数枚リリースされているけれど、正直に言うとどれも1枚まるごと絶賛出来るようなものではないけれど、でもそれぞれのアルバムには数曲きちんと出来ている曲(例えばアルバム『Reptile』の"Second Nature"のように)がちゃんと入っているんですよね。『Unplugged』や『From The Cradle』のような完璧なものを求める事は酷な事だろうし、聴くと飛び上がるようなライブ演奏がたまーに聴けたらいい訳でして、今回の動画のようなものがぽちぽちと出てくればこれでいいんじゃなのかなあと僕は思います。ところで先日Villege Vangardで『安息の地を求めて(There's One in Every Crowd)』の中古レコードが1980円で売られていたのを見つけたんだけれど、悩んだ挙げ句に買いませんでした。ううむ、今考えると好きなアルバムのひとつだし、買っておけばよかった。

2007-10-22

2回目の車検は楽でした。[意外とかからなかった]

先日うちのゴルフを車検に出しました。2002年の11月に納車したので今回の車検は2回目、1回目の時はありとあらゆる箇所を修理したのでトータルでは25万円ほどかかったのだけれど、結論から言うと今回はその半分の13万5千円。何と言っても前回はタイミングベルトやウォーターポンプを交換して各オイル等を入れたりと本当に明細書がぎっしりになりましたが、今回交換したのはスパークプラグ、エアフィルター、エアクリーナーのフィルター、それとブレーキオイルくらいのものでして、何も特別トラブルもなくて土曜日にディーラーに持ち込んで月曜日には戻って来たからあっと言う間に感じたくらいです。距離数も最初の3年で91,543kmという異常なペースで走っていたからあちこち修理箇所があったのだろうけれど、それからいろいろ気をつけて時々ディーラーに入れていた事に加えて、無茶な走りをする事も少なくなったからトラブル箇所が少ないのかも:-) それでも走行距離はこの5年で147,000kmだから、平均すると年間29,500kmくらい走っている異常なペースに変わりないか、、、。でも車検が13万5千円で済んで喜ぶのは僕ぐらいなのかも知れない。

2007-10-18

裁判員制度? いや、検察審査員制度。[知らなかった]

今年も日ハム、とりあえずリーグ優勝です。北海道は当然の事ながら日ハムのゲームをTVで観ていた方が圧倒的に多数でしょうけど、セ・リーグのゲームも同時に放送されていたせいか、温泉に行ってもいつも混んでいる回転寿司屋さんに行っても空いていました。みんな自宅でTV観てたんだろうなあ。僕も後半から観ていましたが、ダルビッシュの後にマイケルが出て来るかと思ったけどグリンが登場、でも結局マイケルが最後に投げて最後はガッツポーズで雄叫びを上げてゲームセット。よかった、よかった。日本シリーズもぜひ頑張って欲しいものです。

で、今日住んでいる自治体の選挙管理委員会から同居している義母宛にお手紙が届いていたのですが、なーんと検察審査員の予定者に選ばれたという内容でした。しかしよく読むとどうも「検察審査員」という言葉の他に例の裁判員というのが出て来ません。調べてみるとどうやら「検察審査員」と裁判員制度における「裁判員」とは別物で、ずっと話題になっているのはアメリカの裁判などで言う陪審員的な存在の方である裁判員であり、この検察審査員というのはあまりメディアでも話題になっていないようです。裁判員制度における裁判員というのは裁判を行う一員である一方、検察審査員というのは検察が起訴しなかったケース(不起訴処分)のよしあしを審査する機関の一員のようですね。今までだと検察が起訴しなければそこで物事は進行しないわけですが、今後は不起訴の場合だと「よしあしを審査」されるとの事、ううむ、不勉強でしてこれは初耳でした。てっきり裁判員制度の方だと思っていた。どうりで早いなあと思ったわけだ。今後ですが、現在このような手紙を出している対象は無差別に抽出した800人程度、その中から職業的に免除が認められている方々などにアンケート調査して400人に減らした後、さらにくじで選ぶという事で最終的には44人になるようです。うちの奥さん曰く「(義母は)変なところで運がいい」との事でして、ひょっとしたらこのまま審査員になってしまうのかもなあ。パリーグの優勝決定ゲームがあった日にこんな手紙が来ていたので、メジャーのゲームを早く観戦したいためにイライラしながら裁判を早く終わらそうとする陪審員が出て来る映画『12人の怒れる男(12 Angry Men)』を思い出してしまいました。

2007-10-13

ビールとかビールとかビールとか。[今年は上物]

先日に引き続き今日も季節ネタ。ちなみに今日のタイトルはえりちゃんのパクリ:-) 会社帰りにビールを買いに行くと今年も出ていましたよ、冬物語。毎年ボジョレーよりも楽しみにしています(あれは縁起物だからね)。毎年味が微妙に違うのかな、今年の冬物語は非常に美味しいです。マイルドなんだけれどコクがあって、サッポロクラシックよりもあっさりなのに味はしっかり、本当に美味しいのでぜひ見かけたら買って飲んでみて欲しいと思います。いや、本当に美味しい!何やら今年は冬物語が発売されて20年という事ですが、もうそんなになるんですねえ。初登場が1988年、なんだかもっと前だったような気もしますけど、まあ、20年ってそんなものなのでしょう。発売当初のTVCMは何となく記憶にあって、当時はたしか季節的にも同じせいかミズノのスキーのTVCMも頻繁に流れていたような。何となく気になったのでここ最近のバブル時代ブーム(?)に便乗し、ちょっと1988年について調べてみました。参考はウィキペディアね。

六本木のディスコ「トゥーリア」で照明が落下して死傷者が出たのが1月5日(あー、ニュースを覚えてるなあ)
日産がシーマを発売(バブルですねえ)
青函トンネルが開通して青函連絡船が運行を終了(友達が海底駅に行ってお土産をくれました)
巨人の吉村と栄村がフライをキャッチしようとして衝突して怪我(札幌の円山球場だったと思うんだけれど、中継をTVで観てました)
ソウルオリンピック(ベン・ジョンソンが100mで世界新を出すんだけどドーピングで幻になるんだよね)
掛布、東尾、山田久志が引退(山田のアンダースローとか懐かしいな)
昭和天皇の病状悪化(毎日ニュース速報が流れてましたね。陽水の「おげんきですか?」が口パクになったっけ)
SASが"みんなのうた"をリリース(これ、レコードで買いました)

こう考えると冬物語ってバブルが産出した逸品なのかも。

2007-10-12

雪虫が飛ぶとタイヤの季節。[やっぱりブリザック?]

たしか先週の事だったと思うけど、今シーズン初めて雪虫を見かけました。これって北海道にしか生息しないのかな。雪虫とは白いふわふわの毛に覆われているような大きさ2〜3ミリ程度のゆっくりと飛ぶ虫で、実はアブラムシなんですよね。だいたいこれくらいの時期に飛び始めて、シーズン初登場から約10日から2週間ほどで初雪が降るというのが俗説です。シーズン最初の雪虫を見つけると「お、雪虫だ!」と嬉しいような、長い冬のスタートを思うとがっかりするような、ちょっと複雑な気持ちにさせられる、まあ、風物詩的なものでしょうか。たぶん雪虫は季語だと思う。外を歩いていると服についたりして服が白く汚れたり、クルマのフロントガラスに当たって潰れるので夏の虫よりもやっかいだったりするのも事実。で、この時期になるとここ数年考えるのは、いつスタッドレスタイヤにしようかと言う事。僕のゴルフは11月車検なので車検の年はついでに交換したり、そうじゃない年は点検の時に交換したりするのですが、山を抜けて遠出する事が多い僕としては平地でまだ不要でも必要となってくるわけでして、今年の春に限界まで使ったスタッドレスタイヤを廃棄したので今シーズンは早めに考えています。ブリザックのTVCMで雪国の2人に1人はブリザックのスタッドレスタイヤを使用していると聞きますが、確かにブリザックの方々は多いですね。そういう僕もブリザックなんだけれど、一度ミシュランを履いてみたいと思う一方で価格の問題もあってなかなか難しいところです。今日はとりあえず一度見積もりを出してもらうようにお願いしました。さてさて、何をオススメしてくる事でしょう。

2007-10-10

エデンの東から来る人々。[新譜と過去の名作]

最近朝の通勤時に聴いているFMから"あのギターサウンド"が聴こえてきました。これはひょっとして!?と思っていると、やっぱりEaglesの新作『Long Road Out of Eden』に収録される"How Long"でした。ちょうど今から3年ほど前、Farewellコンサートという事で来日し、札幌にも来たので観に行って感動のあまり大泣きしてしまったのですが:-)、実に今回の新作は前作『Long Road』から28年振り(再結成の半ライブアルバム『Hell Freezes Over』は別としてね)で、新作を作るというニュースを知ってからずっと楽しみにしていました。11月に発売予定という事でして、本当に久々に新作を楽しみにするアルバムとなっています。ここ最近(数年間?)新しいアルバムのリリース前から楽しみにする事って全くなかったからね。昔から僕は音楽ジャンルに波があって、よく聴く類いのジャンルって突然全く聴きたくなくなったりして、現在のところロックは波としては大きくなりつつある中、最近はJazzを聴こうという気が全然起きません。短い時は数ヶ月、長い時なら1年くらいこういう波が来たり去ったり、そういえば今回のJazzの波っていつ去って行ったきりなんだろうなあ、、、。先日同じくJazz好きの父親がDavid Sanbornの『Closer』というアルバムを貸してくれたので聴いてみたけど、これは受け付けたというか嫌にならず聴けました。と言うよりSanbornは正確な意味ではJazzミュージシャンという位置づけにならないとは思うんだけれど、でも類いとしてはいいのか。でもそれきり全然聴く事もなく、今はEaglesの新作を待っております。そういえばThe Policeも新作を作るような話があるし、現時点では「部屋の中で象と一緒に生活するくらい難しい」とメンバーのAndy Summersは言っているようだけれど、こちらも楽しみです。



今日もついついNHK-BSで映画を観てしまう。今夜は『エデンの東(The East of Eden)』、またまた偶然にもEaglesの新作『Long Road Out of Eden』のEdenと同じですね。原作はスタインベック、アメリカの高校でだいたいスタインベックを読む事が多くてこの『エデンの東』や『怒りの葡萄(The Grapes of Wrath)』あたりが定番でして、僕も両方を授業で読まされ、さらに読んだ後にクラスで映画を観るというのが定番でした。と、言う事で『エデンの東』も当時観たきり、本当に久しぶりです。でも改めて観るとJames Dean演じる主人公キャルとお父さんの関係がリアルに感じますね。僕と父親は決して仲が悪い訳じゃないけど、映画の中にある対立感のようなものは---少なくても高校時代よりは---わかるようになったように思います。映画の中で父親のアダムはレタスの新たな出荷方法に失敗して損失をこうむり、その後キャルが大豆でもうけた5000ドルを損失分を取り返したと父親にプレゼントするシーンで、本来台本は5000ドルを拒否された後にキャルはすぐ外に飛び出す事になっていたのに、James Deanのアドリブで泣きついた後に飛び出すんですよね。すごい。観ててふと思ったのはBrad PittってJames Deanに似てますよね、演技とか雰囲気とか。顔は似てないけど、でも話し方まで似てるような気がします。

2007-10-09

本を読む少年と雨に唄えば。[雨が降っても紙じゃなくても]

今日早めに仕事が終わったので夕食の後に家族と温泉に入りに行きました。こうやって温泉に行く事がここ1年ほど増えたのですが、これは娘がお風呂上がりにソフトクリームを食べたいために行きたいと言う事もあってよく行くんだけれど、まあ、それと同じくらい僕もお風呂上がりのビールが飲みたいからよく行く訳です:-) で、お風呂から上がってビールを飲んでたら、高校生くらいの男の子が近くでイヤホンを耳に突っ込んで、サイダー(サイダー!)を飲みながらハードカバーを真剣に読んでいました。そういえばこうやって真剣に本を読む高校生や中学生って最近全然見かけませんよね。僕が公共の交通機関を利用しないせいもあると思うんですが、こういう姿を見るのは久しぶりで、更にかつて同類だった僕としては嬉しくなってしまいました。彼らはどこに行ったのかと考えてみたんだけれど、まあ、携帯電話の普及のせいもあって時間潰しとしての読書が追いやられてしまった事もあるのでしょう。高校生や中学生がケータイで何を実際やっているのか知らないけれど、僕もふとした時にPCメールのチェックなどしてたりするので、まあ、やっている事は別としてもこういう感覚なんだろうなあ、、、。よく若い世代の読書離れについて新聞等の記事を見かけますが、本を読むという時間つぶし的行為が他の事にシフトした事も結果していると思うんですよね。本が読みたいと思う気持ちをメインに読んでいる人たちって世代に関係なく昔も現在もいるし、ふとした時間にやる事が増えただけで単純に読書離れという風にはおおまかに言えないのでは。ニンテンドーDSで名作が読めたり、ケータイ小説が流行っていたりするけれど、読みたいと思う人はメディアが本(紙)であろうと何であろうと読むんですよね。そういう僕はちょっと本以外で何かを読みたいとは思わないのだけれど、、、。で、その高校生らしき男の子が何を読んでいるのか気になって、なんとなく見ていたら『いま、会いにゆきます』だったのにはちょっと残念というか、ううむ、ねえ、まあ、何だっていいんだけどさ(笑)情景的にはチャンドラー辺り読んで欲しかったのに:-) 温泉上がりにフィリップ・マロウ。

ところで温泉には天井からお湯が落ちて来る打たせ湯があるんですが、これが好きで今日も肩にあてながら"Singin' in the Rain"を鼻歌で歌っていたのだけれど、自宅に帰ってNHK-BSを何となく観ると映画『雨に唄えば(Singin' in the Rain)』が。おお、偶然。ミュージカルはあまり観ないけど、今日の画像にあるGene Kellyの"Singin' in the Rain"はしっかりチェック。名シーンですね。温泉に行って風呂上がりにビールを飲み、読書少年を見かけた今宵はWhat a glorious feeling, I'm happy again.

2007-10-08

数年振りに帰郷。[そんなに口が悪いの?]

このBlogの愛読者でもある昔からの友達が旦那さんを連れて今日職場に遊びに来てくれました。彼女の旦那さんはスコットランド出身、数年前に仕事で北海道に来ていた際、僕の友達と知り合って結婚し、そのままスコットランドへと引っ越して今回約2年振りに帰郷したところです。たぶん20分くらいしか居なかったと思うんだけれど、ずいぶんスコットランドの悪口を言っていたような:-) ちょっとビックリしたのは旦那さんは小学校の先生をしており、とにかく子ども達(と言うか国民みんなって言ってたかな)の口が非常に悪いという事でした。所謂「F-word(Fで始まるアノ悪い言葉)」を学校で先生の前で使う事も頻繁らしく、親が使うから悪いよと旦那さんは嘆いておりました。ううむ、さすがに「F-word」満載のアメリカでも子ども達が学校で使う事はほとんどないし、それにこういうスラングに関して言うと種類は日本語よりたくさんあるけど、日本の方が平然と汚い言葉を言う人が多いと思う。旦那さんが言う事を聞く限り、こんなスラングを使う国民もめずらしいんじゃないのかなあ:-) ひょっとするとショーン・コネリー氏も普段どんな話し方をしているのかわかったもんじゃない。ところでスコットランドといえばショートブレッドという事で、お土産にいただきました。今回の帰郷で会う人は僕以外にたくさんいただろうに、わざわざ荷物になっただろうし、本当にすみません。美味しくいただきました。

2007-10-05

10月なのに雹が降りました。[やっぱり異常気象?]

夕方近く、何となくドッと雨が降りそうな空模様になってきたと思っていると、やっぱり雷と共に大雨が降って来ました。しかしよ−く見るとどうやら音からすると雹の様子、1センチほどのものが降りつけています。普通なら割とすぐに雹は止むのですけど今回は20分ほど降り続き、場所によっては真っ白く地面を積雪のようにカバーし、画像の僕のゴルフの周りが白く見えるのも雹が積もったところです。しかし今年はこれで雹が降るのも数回目でして、やっぱり地球環境が変わって来ているせいなのかなあ。子どもの頃に雹が降ったなんていう記憶は数回しかないのに。しかも10月に入ってからまるで真夏の夕立のような降り方をしているし、かと思ったら先日通った峠道の頂上付近では4℃ほど、なんだか秋なのかよくわからない天気です。でも高い山は既に真っ白になっているし、確実に冬へと近づいている事は確かなようです。