2009-02-25

情熱を持って生きる事って大切。[Positive, Power, and Progress]

週末は相変わらず出張、今回はJALのマイルが少しだけ期限をむかえそうになっていたので使ってしまおうと飛行機の予定でしたが、金曜日の夜遅くから北海道は低気圧の攻撃を受け、僕のフライトは日曜日で天気は回復していたのにも関わらず、除雪が間に合わなかったのか始発便が欠航、、、と言う事で急遽クルマで行ってきました。今回は金沢から講師を迎えての研修会だったのだけれど、彼は非常にパワフルでポジティブな方でして、一緒に居てものすごくパワーをもらえる方です。数年前から1年に2回ほど顔を合わせる事があってずっと彼の講演を聴きたいなあと思っていたので、今回はぜひ行きたいところでした。そのパワーに圧倒されてしまい、天気もよくなかった事から日帰りの予定を宿泊にして彼と飲みに行き、本当に有意義な時間を過ごさせていただいた週末です。5時間半も同じ居酒屋で飲んでしまった、、、。その後せっかく札幌に来たのだからとラーメンへお連れしようという話になり、僕は地元ではないのでよくわからず、「けやき」に僕も初めて行ってみたのですが、寒い中およそ30分待ち、、、:-) すごいよなあ。ラーメンは好みがあるので何とも言えないけれど、少なくても僕の好みではなかったです。でも本当に素敵な時間を日曜日は過ごさせていただきました。話を聞くと金沢は非常に良さそうなところで、Blog友達のLONGHILLSさんもお住まいだし、ぜひぜひ行ってみたいと思います。それにしても4月末まで毎週どこかに出張、、、ちょっとパワー切れしてたけれど今回パワーチャージされ、月曜日の夜に行われた娘の保育園の役員会にてついついその勢いが続いていたので来期の父母の会副会長にまでなってしまった:-) どーするんだ、僕?

でも情熱を持って生きるという事がいかに大切な事なのか、今回再認識です。僕はたぶんそういうパワフルな人と出逢う運にすごく恵まれていると思います。いくら忙しくてもどんなに困難でも今までいろんなパワフルでポジティブな方にパワーをもらって救われてきたし、いつもその度に自分も同じようにパワフルでいられたらいいな。残念ながら人間って記憶した事を失うので感動をいくら大切にしても、新鮮さやその瞬間に感じた事は時間が経つにつれてどんどんこぼれていってしまう。でもその分だけ新しく感動を得る事が出来たならいつも心はマンタンのままでいられるはずなんだけれど、普通に生活しているだけではフルの状態ってキープできないので刺激を求めるわけで、だからこそ僕はいろんな事を経験したいと思う。

最近よく「人生って短い」って思うんですよね。いや、そんな事を言う年齢でもないんだけれど、平均寿命を2で割った折り返し地点が視界に入ってきた事自体で、ものすごくいろいろ考えてしまう。いくらパワフルにポジティブに生きたって過ごす時間の量は一緒なわけだけれど、でもだからこそ精一杯いろんな事をやってみたい。と、ポジティブになってみたものの、いつまで続くのでしょうか:-) 次々どんどんパワーを補充できたらいいな。

2009-02-19

Things What They "Supporsed" to Be. [Osborne Swings]

いつも仕事から帰る時にはNHK-FMを聴きながら帰るのですが、ちょうど時間的にいつもだいたい『ベストオブクラシック』が流れてて、真剣に聴き入るのでもなく何となく聴いてます。時々サントリーホールからのN響定期公演がライブで中継されてたりしてるのですけど、昨日は第1642回の定期公演という事で何となく聴いてたら前半が終了し、会場であるサントリーホールが拍手で包まれた後に演奏者であるピアニストとトランペット、あと指揮者が挨拶している雰囲気が伝えられたのですが、前半終了時としてはめずらしくピアニストがアンコールに応えるような雰囲気になり、そこで流れて来たのはなーんとスローなBlues!"Things What They Used to Be"のBluesアレンジなのかな。クラシックのコンサートにしては非常にめずらしいと思うんですけれど、まあ、ピアニストの好みというか、アンコールだからいいかという雰囲気だったのかも。なかなかこういうのもいいですね。さすがはサントリーホールでのN響コンサート、拍手のみで誰も口笛を吹いているのは聞こえませんでした:-) ちなみに演奏したのはスコットランド出身のピアニストであるスティーヴン・オズボーンという方らしく、年間のコンサートを40から50回に制限して普段は静かに湖の近くの家で過ごし、読書やら散歩を楽しんでいるという方だそうです。いいなあ、そんな生活。

※スティーヴン・オズボーンがアンコールで演奏したのはオスカー・ピータソンの"(Back Home Again in) Indiana"だったようです。後述までに。

ところで思い出した事がひとつ、気がついたらBlogを始めて5年が過ぎていました。ちょっとしたものですね、、、。

2009-02-18

ワーゲンはどこに進むのか。[トヨタの方と話して思う事]

188,888km、達成です。昨年の年末に184,000kmだった事をBlogに書いているので、1ヶ月半ほどで4,888km走った事になりますね、、、。先日オイル交換をした時にディーラーのメカニックの方と話した際、今年11月の車検の時はタイミングベルトを交換した方がいいかも知れませんねえとの事。確か購入して初めての車検の時に交換しているので今年交換すると3年半に1回というペースで交換しているという事になるけれど、まあ、走るから仕方ないね。でも意外なほどここ2年ほどはトラブルもなく走ってくれており、これは以前の状態から考えると異常なくらい平穏です。先日仙台の友達からVW Touranを買おうか悩んでいるんだけれどどう思う?とメールが来て、トラブルがあるけれど"ワーゲン"だから乗るというつもりなら買って正解だと思うと返信し、その数日後にGolf Variantに試乗したらヤラれてしまってVariantを買ったとメールが来ました。

ワーゲン仲間が増えてくれるのは本当に嬉しい事だけれど、でも最近は世の中車が売れなくなってきて、今後VWはどのような戦略で行くのかなあと思ったり。ちょっと高級感を出して来た辺りを見てるとハイクラスになりつつあるのかも知れませんが、でも、、、たかがワーゲンじゃないですか。ちょっと遊び心に満ちた大衆車というかつてのポジションをぜひ今後もキープしていただきたいと思っているし、そう思う人も多いんじゃないのかなと思う。先日いつも行くバーに行ったらトヨタの販売店のセールスをされている方がいて、いろいろ世間話をした後にプリウスの技術に関する話になったのだけれど、トヨタプリウスのハイブリット技術がいかに優れているのか語ってくれました。ホンダがインサイトを発売したタイミングもあってトヨタプリウスの技術を改めて勉強されたのか、聞いていると技術はもちろんだけれどその情熱を持って語る姿はなかなかすばらしいものがあって非常におもしろかったです。自動車業界どこも大変な時代ですが、オリジナリティを育てて行く事は当たり前になったので、これからこそもっと大変な時代になるんじゃないのかなあ。

2009-02-14

バレンタインデーにはケーキを。[世間は何となく盛り上がらず?]

バレンタインデーに娘とうちの奥さんから手作りケーキをいただきました。誕生日の時に作ってもらったチーズケーキが美味しくて今回もリクエスト、チョコレートはたくさん食べられないのでこういう方が嬉しい。しかし、、、食べ過ぎたな、、、。今年は不況のせいか世の中のチョコ市場を動かそうと「逆チョコ」も提案されているようですが、パッケージの印刷が逆になっているチョコレートも売られていたりして、なかなかこういうのは見ていておもしろいんだけれど、例年よりも何となく静かなような気がします。恵方巻きの時も同じような事を思ったのですが、まあ、僕があまりTVなど観ないせいなのかな。

2009-02-13

非常にあやうい映画。[Lucky to be Alive.]

ずっと観たかったんだけれど観る機会がなく、CSで今日やっと観る事が出来ました。先日から観続けているキューブリック作品、彼の遺作となった『アイズ・ワイド・シャット(Eyes Wide Shut)』です。キューブリック本人は公開当初に最高傑作だと言っていたようですが、後に駄作であると言ったり、撮影期間が400日というギネスにも載るほどの長期におよぶ撮影、夫婦の嫉妬をテーマにして当時実際の夫婦だったトム・クルーズとニコール・キッドマンをキャスティングするなど、何か話題になった作品ですが既に10年ほど前の作品なんですね。なんだかもっと最近の映画だったような気もしますが、よく考えたら公開当時僕はまだアメリカに居たのでそれくらいか。観た後で思ったのは「非常にあやうい」と言う事。夫婦の関係、人間の張りつめた神経、クルーズ演じる主人公ビルが立たされる危機、どれも人間対人間のつながりを元にしているんだけれど、全てが非常に「あやういまま」結末を迎え、一見全てが解決されたように見える一方で、あやうい感じはきっとこのまま続くんだろうなと思わせるようなエンディングです。キューブリックは音楽(特にクラシック)を効果的に使いますが、この映画でも使われてて特に単調なピアノの音が印象的で耳から離れないですね("ジョニーが凱旋する時"ほどではないけれど)。あとそのキューブリック本人もニックがたまたま演奏しているバーで少しだけ出てたりもしてて、こういう「ちょっとした事」がこっそり込められているのはわかるけれど、でも尾行に気がついたビルがカフェで読む新聞のヘッドラインが「LUCKY TO BE ALIVE」なのはわざとらし過ぎるんじゃないのかなあ、、、。そこは別としても確かにわざとらしさが出てて、キューブリックが駄作だと言うのがわからないでもない。原作は小説なんだけれど映像化してコンパクト化してしまうと、結果として大味になっちゃったのかな。そんな風に思いました。

2009-02-10

今年のグラミー。[Cassandra Wilson Revival]

今年はすっかり忘れていた、と言うか、あまり観る気になれなかったグラミーですが、先日発表になりました。予想していた通りColdplay、あとRobert Plant & Alison Kraussがメインで受賞したという感じで、John Mayerもいくつか、あとEaglesの受賞も嬉しかったけれど、1996年に受賞したきりになっていたCassandra WilsonがBest Jazz Vocal Albumで受賞したのは嬉しい。その前のアルバム『Thunderbird』の出来があまり僕としては納得できないような仕上がりだったので、今回ちょっとトラディショナルな雰囲気に戻ったというところでしょうか。昔書いたけれど1990年代におけるBlue Noteの最高傑作は彼女の『New Moon Daughter』だと思っており今回同様グラミーを受賞していたのだけれど、今回の受賞を勢いにまた良いものが出来てくれる事を願っています。しかし、、、何となくパッとしないグラミー結果のような。授賞式を観ていないので何とも言えないのだけれど、音楽業界とその周りのシステムが変わったせいなのかな。

2009-02-09

日本を代表する食べ物。[あくまでスープ路線で]

先日寿司は日本を代表するファストフードだと言ったけれど、今日はお茶漬けの話。今日娘がふりかけをかけてご飯を食べている姿を見て、お茶漬け食べたいなと思って久しぶりに食べたのですが、いやあ、ハマりそうなくらい美味しい:-) 本当に久しぶりに食べた訳ですが、この永谷園の梅干茶づけは秀逸だと思う。今日は焼き鳥をツマミにビールやら日本酒を飲みながら夕食を食べてて、さてご飯を食べようかなと思った時に普通のお米ご飯だと重いからこういうものが食べたくなっちゃいますね。このお茶漬けの元に入っている梅干のドライチップだけじゃなくて本当の梅干を入れ、あとわさびも少し入れて食べるとインスタントらしさが軽減されて非常に美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまう。これは日本を代表する食べ物のひとつと言ってもいいと思うし、「Tea-Riced Soup」として海外で売り出してもイケるんじゃないのだろうか。ご飯目的じゃなくてスープとしてじゃないと売れなさそうだけれど、Tofuも入れたりして非純日本的にしたらどうでしょうか。Green Tea好きな方なら好みそうだと思うんだけれどなあ。

2009-02-06

カーター先生に似てると思う。[観たいと思ってたら既に観てた]

ずっと観たいと思っていた1作品、『モーターサイクル・ダイアリーズ(Diarios de motocicleta)』を今夜やっと観ました。たぶんBenicio del Toroが演じた2本のゲバラの映画が公開されているからだと思うんだけれど、そっちは観るかどうかわからないとしてもこの1本は観たいと思っていたので楽しみだったのですが、観て1時間弱で「あれ??」と思い始め、ハンセン病の病院が出て来る辺りで過去に観ている事を思い出しました:-) でも前回は全部観ていなかったようで最後に近づくと全部観ていないことに気がついて少しホッとした、、、。なぜゲバラがああいう人生を送る事になったのか、この映画でそこが描かれていて(どれだけ事実と相違しているのかは別として)観ててなるほどなあとつくづく思う映画です。でね、彼の姿を映画の中で観てて誰かに似てるなあと思っていたのだけれど、きっと『ER』のカーター先生に似てるんだと思う。同じ医者であるから似てるように見えて当たり前かも知れませんが、それにしたってカーター先生がアフリカに行くという辺りも似てると思うし、このふたりはたぶん話が合うんじゃないのかなあ。で、この若い頃のゲバラは後にゲリラとなるようには思えないんだけれど、旅が終わる頃には信念が彼の中で確立してて立派に成長する姿が観られます。旅って本当に人を成長させてくれるんですよね。いいなあ、、、とつくづく思う1本ですね、と今これを書いているのは出張先のホテル、、、。最近の旅って出張ばっかりだなあ、、、。こういう事を書くとおじさん臭いけれど、10〜20代って旅ばかりしてていいと思う。このBlogには該当する年代の読者はなかなかおりませんが、ぜひこの映画を観て旅に出て下さい。

2009-02-05

I shouted out, Who killed the Kennedys? [ザプルーダーフィルム]

Abraham Zapruder(エイブラハム・ザプルーダー)という名前を聞いて誰かわかる人は割りと多いのかも知れない。ロシア系ユダヤ人の家族の元にウクライナで生まれた彼は1920年にアメリカへ移住、その後彼は洋服会社を経営するのだが、1963年11月22日に歴史上いちばん有名と言える残虐なシーンを偶然撮影する事になる。彼がBell & Howell社製の414 PD式のカメラで撮影してしまったフィルムは"ザプルーダーフィルム"と呼ばれるが、その出来事は撮影した彼本人に二度とカメラを買う事ができないほどのトラウマとして残り続ける事になってしまった。その彼によって撮影されたザプルーダーフィルムとはケネディ大統領がダラスにて暗殺された瞬間を収めたものである。

なんでこんな話をするのかと言えば最近Discovery Channelでやってる特集「暗殺とテロと拷問」というスゴいタイトルのシリーズを観たせいでして、この特集は連日何かしろ暗殺とテロと拷問に関する番組を放送しており、拷問の歴史を知るロンドン塔への旅やらギロチンビールが当たるキャンペーンまでやっているようです。ペルーの日本大使館人質事件、エールフランス8969便ハイジャック事件などを取り上げたドキュメンタリーもあって事件を深く知れるんだけれど、今日はケネディ大統領暗殺事件に関する番組だった訳です。いろんな人がいろんな説を言ってるんだなあとあらためて実感したのですが、ザプルーダーフィルムを観る限りやっぱりオズワルドの単独ではないように思えますね。ただ今日の番組ではオズワルドには十分な動機があって、それを知ると単独犯のように思えて来る。ううむ、本当にナゾだ。ところで大統領暗殺事件の"真相"とした著作はかなりの数の人によって書かれ発行され、中でも"興味深い"のは大統領本人がKGBのスパイだとした説(大統領のスパイ作戦のノロさにうんざりしたKGBによる暗殺)や、宇宙人犯人説(アポロ計画に反対する行動らしい)まであるようですね:-)

2009-02-03

娘の恵方巻はこんな感じ。[そんな彼女に幸あれ]

今日は節分でしたね。恵方巻が全国に広まってから10年ほど経ったでしょうか、今年はあまり例年よりも盛り上がりがないような気がしてて、何て言うか僕はホッとしていたようなところもあったのですけれど、まあ、とにかく節分です。今日職場近くのパン屋さんでパンを1斤買って持って帰ったところ、娘はそれを見て「食べるー!」と言ってそのパンに丸かじり:-) 彼女にとってはパンが恵方巻になった節分でした:-) しかしすごい贅沢な食べ方だよなあ、、、。

2009-02-01

ぜひぜひ行ってみたい立ち食い寿司。[手軽さがよさそう]


今日は久しぶりに髪を切りにイトコの美容室へ行きました。ボサボサになってきたうちの娘も一緒に連れて行ったのですが、しっかり短く切りたいとの事、しかし彼女の中で自分の髪が短くなったのを上手くイメージできていないかも知れないので、まあ、縛れるくらいは残してもらう。小さいうちはおかっぱ頭、ちょうどクレラップのTVCMくらいになってもかわいいとは思うんですけど、出来た髪型はずいぶん軽くなってシャギー入り:-) 今回で美容室に連れて行くのは3回目かな、大人しくじっとしててくれました。


で、美容室で隣のお客さんがパーマをかけてて切ってくれていたイトコが少し僕の頭を離れたのですが、たまたま雑誌があったので久しぶりに手にしてみました。普段雑誌って業界誌意外は読まないからね。なんとなくパラパラとめくっていたDIMEに「立ち食いすし屋さん」の記事が出てて、あー、これはいいなあと思いました。回転寿司でもいいじゃんと思うかも知れませんが、パッと入ってビールを注文し、おなかいっぱいになる手前くらいの少量を食べ、さて…という感じで出て来るのが良さそう。手軽さでしょうか。以前から寿司って日本を代表するファストフードだよなと思っていたのだけれど、ぜひこの「立ち食いすし屋」って行ってみたいです。上の画像が表紙のDIMEにお店名など出てましたので、興味がある方はぜひどうぞ。