2009-11-29

結婚生活、8年目に入る。[今だから思う事]

ちょっと前の話になるけれど、24日は結婚記念日でした。毎年決まった場所で食事をするのがお決まり、ですが、今年は定休日に当たってしまって行けず、仕方がないのでうちの奥さんお気に入りの居酒屋で美味しいものを食べながらちびちびと飲み、その後でいつも行くバーで11時くらいまで画像のゆずの日本酒を飲んでおしまい。地味な結婚記念日ですね、、、。8年目に突入した訳ですが、本当にあっと言う間です。3年目とか7年目とかいろいろ世間では悪いジンクスを聞きますけど、でも無事に7年が終わってもこういうのは別に関係ないというか、北まくらのようなものであって、あまり僕は気にしておりません。もちろん危機的な状況は我々夫婦の間にはなかった一方、それでも辛い事はありました。あまり僕は普段Blogでは書かない事にしているけれど、実を言うと結婚してすぐに子どもが出来たんですよね。残念な事にその時は上手くいかず、言葉にならないほど落ち込んだし、もちろん僕以上にうちの奥さんの方が辛かったと思う。運が良かった事に上手く1年後にうちの奥さんのお腹に再び子どもが戻ってきてくれて、これはもう、何と言うか、同じ子が戻って来てくれたと考えなければ救われなかったですよ。そんな事もあったりして結婚した当時は無条件で楽しかったけれど、そういう事もあって辛かったのも事実。いつかレイラが大人になって大変な思いをして苦しい時には、何かのヒントとしてこの話を夫婦でしてあげられたらなと思ってます。今はまだ好物の薫製をクリント・イーストウッドみたくクールにくちゃくちゃと食べている5歳児ですが:-)

2009-11-23

ちょっと期待はずれ。[ビールは美味しかった]

土曜日の夜に出張先の札幌にて、仕事の傍らソムリエを目指しているという同業者の方と飲む機会があり、今年のボジョレーの話になりました。まあ、飲んで損は無いよという事で出張帰りに買って飲んでみたのですが、まあ、確かに損はない感じ。彼にそう言われないと買って飲む事はなかったのだけれど、でも数年前いつだったか飲んだボジョレーより良くなかったような感じ。今年はずいぶん美味しいという話を聞いていたものの、ちょっと期待した割りには良くなかったかな。

こちらはサッポロ★ビールが初めて缶ビールを発売した時のリバイバル商品、デザインはもちろん内容も当時に近いらしい。サッポロらしさたっぷりで美味しかったのだけれど、今年はこのリバイバル品と赤星缶の限定発売があるせいなのか、冬物語が出ていないようです。あれは好きなのに残念だ、、、。何か経営的な事情でもあるのかなあ。発泡酒や第三のビールで冬物語を出すくらいなら出さない方がいいけど。

2009-11-17

娘は発熱したものの。[ヒトラー、Oasis解散に怒る]

月曜日の朝、娘をいつものように保育園へ連れて行くと先生が今日はクラス全員で20人中5人しか出席していないという事、、、。新型インフルエンザだったり風邪だったり、ついにこの時が来たなあという感じ。で、昼くらいにうちの奥さんから電話があって保育園から連休明けまで閉園すると連絡があり、しかも娘が38℃の熱を出しているらしい、、、。でもいろいろ彼女には飲ませているので感染の可能性よりも単なる風邪だよなあと思っていましたが、火曜日に病院へ連れて行くと思った通り結果は陰性でした。その話を聞いてホッとして力が抜けてしまいましたが、これからの十分過ぎるほど感染する可能性はある訳で、全然気が抜けないし体力が落ちている今こそ気をつけなくちゃ。でも熱はどんどん上がって40℃近くにもなって、さすがにいつもは元気な彼女は今回ダウンです。同じくらい辛い思いをするなら新型の方が今後の事を思うとよかったような、、、。でも現在は復活しつつあります。よかった、よかった。画像は週末遊びに行った先でカプラで一緒に作った家とか。



全然関係ないけど、これは先日観た映画『ヒトラー 〜最期の12日間〜』の1シーンを使い、適当な字幕を入れてヒトラーのOasis解散に対するリアクションを描いたクリップ:-) 字幕は英語なんですけど、言ってる内容と実際の演技が非常に上手く組み合わさってて笑えます。ヒトラーがOasisの大ファンという設定で、ラジオの懸賞にてやっと欲しかったライヴのチケットを入手できたのに解散してしまって行けなくなったというストーリーでして、ものすごく悔しがってます:-) 他にボルトが世界新記録を作った時のヒトラーの反応、マイケル・ジャクソンの死去に対するヒトラーの反応などあって、どれも上手く出来てて大笑いしてしまう。昔好きだったホットペッパーのTVCFのようなものですね。

2009-11-09

ベルリンの壁崩壊から20年。[観た映画と思い出した女性の事]

ベルリンの壁が崩壊してから20年、movie plusチャンネルで『ヒトラー 〜最期の12日間〜(Der Untergang)』。と言うよりもこの映画はよく繰り返し放送しているので崩壊の日に合わせたという感じも別にしないけれど、でもまあ、あれから20年です。タイトル通りヒトラーが自殺して戦争が終わるまでの十数日間を描いた映画でして、なかなか興味深いものでした。映画の終わりでヒトラーが最期まで過ごした地下要塞にて彼と同じように過ごした側近が戦争後どうなったか紹介されるのですが、意外と近年まで生きている方々って多く、壁が崩壊した20年前においてはかなりの数の元ナチス兵が生きていた訳で、彼らが崩壊をどう見たのだろうと思う。大きな壁で取り囲んで人の行き来を塞ぐというのは、最近よく報道されているロシアのプーチン氏の言葉で言うと、「(万里の長城は守るものであったのに対して)不自然なもの」であり、たしかにその通りだと思う。第二次世界大戦が終わったのは平和に過ごす現在において遠い昔の出来事に感じられるけれど、現実に残った物が壊されて20年しか過ぎていないと思うと、それは決してそれほど遠い出来事でもないんだなあと思ったり。

先日Milkaチョコレートの事を書いた時に触れたヨーロッパ旅行の中で、僕は残念ながらベルリンの壁を見て触れる機会はなかった。でもミュンヘン郊外にある強制収容所は訪れ、そこにあるガスチェンバーやらを観た時に感じた重くじっとりした感覚を僕は忘れる事が出来ない。別にハイパースピリチュアルな話ではなく、あまりにもスケールが違うせいなのか、そこに染み付いて取り払う事の出来ない重い空気を感じる事しか出来なかったのだ。その数年後に僕はあるドイツ人と知り合った。とても人当たりがよく、誰もが好感的に思えるであろう五十代の女性で、アメリカ人と結婚した彼女はオレゴン州に住み、そして地元にあるヒューレット・パッカードで働いていた。数人で昼食を楽しんで別れた後、彼女に会わせてくれた僕の知り合いが彼女は今でもヒトラーが偉大だと思っているんだと言った。我々のイメージとしてヒトラーは狂人としてあるんだけれど、ドイツの事を思ってこその事だと彼女は言うらしい。直接僕は彼女の言葉として聞いてはいないので、言葉の重みがどれぐらいなものなのかわからない。僕はその時彼女はなんて時代遅れな考え方をしているんだろうと思ったものの、そういう考え方でヒトラーが行った事を考えた事はなかったから僕にとってはショックだった。決してナチズム(あるいはヒトラーの政治的ポリシー)とホロコーストを別に考える訳にはいかないけれど、でもそこには彼らの考え方があったのは事実だ。この映画を観ていると僕が昔会った事があるあのドイツ人女性を思い出し、そしてあの強制収容所で感じたじっとりとした重い空気を感じた。おそらく、これからもあの重い空気は永遠に取り払う事のできないのだろうと思う。

2009-11-06

イッヒ・モヒテ・ドイチショコラーゼ。[癖のように買うチョコ]

先日の出張の帰りに寄ったKaldiにて相変わらずいろいろ買ってしまった物のひとつ、Milka。数年前までは大手が流通させていたのでスーパーにも並んでいた事があったのだけれど、いつの間にか消えてしまい、今ではKaldiなどの輸入食品店とかSONY PLAZA(今はPLAZAって言うんだっけ?)にあるだけ。普段甘いものは滅多に食べないのですが、どうもMilkaだけは買ってしまう。と言うのも今から16年ほど前(16年ほど前!)に2週間ほどかけてヨーロッパを巡った時、同時はまだ甘いものが今ほど嫌いじゃなく、Milkaを見かけたら買って食べて旅の疲れを癒した味な訳です。食べると記憶がいろいろ甦ってくるので不思議。うちの奥さんは「また買ってきたの?」と飽きれながら毎回冷凍庫に保存される運命にあるMilkaに同情するんだけれど、どうも僕は買える時に買おうと思うところがあるようです、、、。娘も甘いものが好きじゃないし、板チョコなんて「えーっ」なんて言って露骨に嫌な顔をする。No Macy, Milka. ところでパッケージに「Reclosable - Enjoy Longer」とあってよく見てみたら、再度くっつくシール式のパッケージ包装になったようで、確かに再び閉じる事が出来ました。