2010-02-24

アカデミー賞、近し![リメイクが難しい事はいい事]

今月は全くBlogをアップしていないなと思いつつ、またまたmovilog。アカデミー賞授賞式が近いという事でNHKではアカデミー賞受賞作品を特集して毎晩放送してて、先日観たのは『アパートの鍵貸します(The Apartment)』でした。前回観たのはかれこれ10年ほど前、なのかな。今観てもおもしろいなあとつくづく思うし、今観るとWalter Mattauが出て来ないのが不思議にさえ感じるけれど、まあ、これは別としても、何と言ってもJack Lemmonがいいですね。監督のBilly Wilderの作品の中でもおそらくいちばんかと思う(順位を争うなら『麗しのサブリナ』)。今回観てリメイク版とか出てもいいような気がしたけど、でもこれはあの時代であるべき映画であって、複雑になってしまった現代で設定するのはちょっとリメイクは無理かも知れない。

で、来月7日に開催される第82回アカデミー賞授賞式ですが、ノミネート作品リストを見た
けど全然わかんないな、、、。日本で公開されるのは受賞式が終わってからという場合がほとんどなので仕方ない。例の『アバター(Avatar)』も僕は観てないけど9部門でノミネートされてるみたいです。あ、でもMorgan Freemanがネルソン・マンデラを演じた『インビクタス-負けざる者たち(Invictus)』は主演男優賞で入るかもねー。こちらも観てないけど、、、。

2010-02-16

100億曲を目の前に思う。[音楽について偏狭的な意識]

2週間ほどが過ぎてしまいました、、、。書くネタも少なかったのでBlog離れしていたのだけれど、今日何となくAppleのサイトをのぞいたらもうすぐiTunesにてダウンロードされた曲数が100億曲に達するとの事。100億曲と言っても想像がつかないというか、ピンと来ない。いや、違う。同じ楽曲が多数の人によってダウンロードされているのだから、iTunesは100億曲も揃えている訳ではない。と言う訳でCD何枚分なのかという換算は無意味なものになってしまう。でね、自分が初めて買ったレコードとかCDとか意外と覚えているんだけれど、初めてダウンロードした曲って記憶にないんですよね。電子書籍はどうも僕は好きになれないと前に書いたけど、やっぱり音楽だって物理的に手にとってプレイヤーで再生するという一連の作業がないとどことなく寂しいような。ジャケットだってダウンロードできるけど、でも何となく、ね。とは言っても最後にCDを買ったのはいつの事だったのか、、、。僕の場合は長距離をクルマで移動する事が多いので、数千曲入っているiPod1つでそれまで整理のつかなかった車内のCDやらMDがさっぱりしただけで十分なんだけど、ダウンロード購入もする一方、どこかまだ携帯する音楽というのは親があって子がある関係のようなものだと思っているところがある。つまり物理的に存在しているアルバムがあってテンポラリーにポータブルの存在があると思っているので、こういうのは頭が古いと言われればそこまでなのかなあ、、、。

2010-02-02

全然観なかった今年のグラミー賞。[まあ、こんな感じでしょう]



第52回グラミー賞、今年はあまり注目していたミュージシャンも居なかったし、全くと言っていいほど観ませんでした、、、。ハイライトというか、注目のポイントだけニュースやサイトで観たんですけど、Leon Russellがライヴパフォーマーとして出演したんですね(ここだけはしっかり観た)。これはちょっとビックリ、、、。僕にとってLeon Russellと言えばもう神の域に達しているような人で、こういうのには出て来ないタイプだと思い込んでいた。音楽好きのうちの叔母(あのザ・ビートルズ日本公演にも行った)が昔彼のコンサートに行った事があるらしく、それはもう神様のような雰囲気だったと言っていたけど、風貌だけではなく感じ取れる何かがあるのだろうと思う。でも今回のグラミーでのパフォーマンスを観ると、ちょっと昔のようなそれこそ「神の域」的な雰囲気でもなく、少し親しみが持てるような感じですね。そんな「神の域」的な雰囲気ってミュージシャンとして得だよなあ:-)

アワードは圧倒的にBeyonce、これはもう仕方がないというか彼女の実力としか言いようがなく、僕も昨年はFMで彼女の曲をたくさん聴いたし、不思議ではない結果なのでは。アルバムを買ってまで聴かないけど嫌いじゃないし、実を言うとDestiny's Childならアルバムを僕は持ってたりする:-) 他はJason Mraz、Black Eyed Peas、Lady Gaga等々ここ最近のシーンを代表する方々で賑わっていた一方、Booker T. JonesがBest Pop Instrumental Albumで受賞、AC/DCやJudas Priest、Jeff Beckなんかも受賞しており、ちょっとホッとします。Best Contemporary Blues AlbumにはThe Derek Trucks Band、あとBest Contemporary Folk AlbumにSteve Earle、これは嬉しい!