今年も今日でおしまい、1年間ご愛読ありがとうございました。今年1年を振り返ると非生産的だったと言うか、何か特別やり遂げたわけでもなく、ひたすらクルマを運転して移動した事が多い年だったような。それでも今年は3回結婚式に出たし、周りに幸せになった人は多かったですね。あと新しいTVを買ってチャンネルが増えた事で映画はよく観た気がしますし、逆に新しい本と音楽にはあまり巡り会わなかったかな。考えてみれば不幸な事もなかったし、大きな怪我や病気もなかったかなと思ったのですが、実は昨日からうちの奥さんと娘が高熱を出してまして、それまでも風邪の熱が出てたのだけれど落ち着いたような感じを迎えたのに昨晩は39℃近く出ており、これひょっとするとインフルエンザなのかなあ、、、。この時期どうしても休めない僕は必死にいろいろやって免疫力を高めています。どうなる事やら、、、。
世間ではたくさんの出来事がありましたね。アメリカでは初めてのアフリカ系アメリカ人が大統領選挙で勝利を納め、世界的には人間が地球環境に今まで以上に注目した年だったような。そういう意味でも僕の個人的なベストムービーは『不都合な真実(An Convenient Truth)』でした。公開は数年前だけれど僕が今年に観た映画なので今年のベスト、中には事実と違うところもあるようですが、まあ、必ず地球の事を考えるきっかけになる作品です。お正月休みがある方はぜひご覧ください。
音楽のベストを考えると思い浮かぶのはJason Mrazの『We Sing. We Dance. We Steal Things』、めずらしく邦楽でいいなと思ったCaravanの『Yellow Morning』、SASの30周年記念ライブ、Steve Earleの『Washington Square Serenade』あとはBrian Wilsonの『That Lucky Old Sun』、この辺りです。ポッドキャストは目新しいものがなくて残念、ポッドキャストよりも出張中のホテルではひたすらアメリカのFMステーションを聴いていたような。
来年はどういう年になるでしょう。皆さまにとって幸せな1年となりますよう、0と1の世界を通して願っております。来年もよろしくお願い致します。
最後にMilestoneを。RIP.
Roy Scheider 2月10日
市川 崑 2月13日
Jeff Healey 3月2日
Sir Arther C. Clarke 3月19日
Bo Diddly 6月2日
赤塚 不二夫 8月2日
Bernie Mac 8月9日
Paul Newman 9月26日
Michael Crichton 11月4日
Mitch Mitchell 11月12日
2008-12-31
2008-12-27
表情が変わっていく姿がよかった。[アフリカな夜]

2008-12-26
ブエノスアイレスから愛をこめて。[年賀状も完成!]


2008-12-24
Jeopardy Birthday. [もの忘れが最近、、、]

2008-12-23
寒い、、、。[今シーズンは何度まで下がるのだろう]
2008-12-21
ケーキやらワインやら。[顔が真剣な娘]
2008-12-19
Fly, Bus, Fly. [かつて近所だったところ]

Buses crash through I-5 barrier
A couple of charter buses with dozens of people aboard slid down the snow-covered cobblestones of Thomas Street on Capitol Hill and crashed into each other Friday morning, crashing through a guardrail on Melrose Street 20 to 30 feet above Interstate 5.毎朝のニュースチェックで見つけたアメリカ北西部に襲った冬の嵐の記事のひとつ、シアトルで大型バス2台が凍った路面でスリップして停まれず、坂を下ったところにあるハイウェイ5のガードレールを突き破り、危うく下を走るハイウェイに落ちそうになったという記事。3台で走っていたようですが、1台は無事だったようです。写真では1台のバスしかガードレールを突き抜けていないように見えますが、実はもう1台後ろで同じように突き抜けて落ちそうになっています。この記事に出ている事故のあったThomas Streetというのはハイウェイに向けてかなりの急斜面になっており、路面がテカテカに凍ったらまず停まれないほどの角度でして、実を言うと僕はこの事故現場から3ブロックほど坂を上がったところ、まさにThomas Streetと別な通りの交差点の角に住んでいました。あまり冬に雪が降る事がないシアトルですが、サンフランシスコほどではないけど坂が多いので路面が凍ってしまうとあちこちで立ち往生してしまうクルマがたくさん出て、住んでいた当時のある日に10センチほど積もった時には学校閉鎖や交通機関のマヒはもちろん、FMラジオ局まで沈黙してしまう事がありました(たぶんみんな帰ってしまったのか仕事に出てこられないかのどっちか)。今年は雪が少ない北海道ですが僕も運転には気をつけなくちゃ。Two of three buses caravanning students with the Columbia Basin Job Corps in Moses Lake home on Christmas break from Moses Lake, all bound for Seattle's Greyhound bus station, slid down the icy street near Denny Way, coming to rest with their front ends hanging over the Interstate 5 freeway.
All passengers have been taken off the bus with mainly minor injuries and rattled nerves, though a few were taken to hospitals as a precaution, according to the Seattle Fire Department.
Firefighters believe the buses, which continued to rest above the freeway, onto which some debris fell, are stable.
The third bus in the caravan escaped the crash.
Seattle Post-Intelligencer December 19, 2008.
http://seattlepi.nwsource.com/local/392969_bus20.html
2008-12-16
映画ばかり観ているこの頃。[意外とシリアス演技]

2008-12-12
夕食はジンギスカンでした。[牡蠣も美味しかったでした]

で、話は変わって今朝FMで聞いた話で再確認したというか、ああ、そういえばそうなんだよなと思った話。その今朝のFM番組で将来に残したい北海道の魅力というようなトピックでリスナーからメッセージを集めていたのですが、方言の話になった際に北海道弁と文章の過去形について触れていました。これは北海道だけではなく東北辺りも同様になるらしいのだけれど、物事が現在進行していて過去ではない事でも過去形が使われるという現象について。電話の受け答えなんかがいちばん非ネイティブ北海道弁スピーカーに驚かれるというか、違和感を感じるらしく、電話をして受けた相手がいきなり「鈴木でした」と過去形で名乗る事には辻斬りレベルほど驚くらしい。「ああ、そうでしたか」と電話をそのまま切りたくなるほどだと数年前に北海道へ来たばかりの方が言ってましたが、そういう環境で育ったから別にそれほど不自然には僕は感じられない。それに挨拶だって過去形になる。「こんばんは」の方言である「おばんです」、例え挨拶の対象が目の前に存在していても「おばんでした」と過去形になったりもするし(年配の方に多いかな)、うちの祖父がある役職に就いてて僕の小学校の朝礼でたまたま挨拶する事になった時なんて、「おい、お前の学校での挨拶を考えたから、今から読んでみるので聞いて変だと思ったら言ってくれ」と祖父が言うから僕が聞こうとすると、いきなり「みなさん、おはようございました」としょっぱなから言うものだから注意する間もなく唖然とした記憶さえある。さすがにおはようございましたレベルは普段あまり耳にする事も少ないけれど、まあ、完全に間違いではない。口頭で言うくらいで、年賀状に「明けましておめでとうございました」と書くのはレアなケースかも。
なぜ過去形になるのか、今朝のFMでは過去形現在文法は北海道において丁寧語とソフトな言い方の意味となっていると言ってました。アクセントや言い方にもよるだろうけれど、まあ、丁寧かどうかは別としてソフトになるのはわからないでもない。全国レベルで過去形質問が一般的になっているものもあって、例えば飲食業マニュアルでよく耳にする「○○でよかったですか?」という質問の仕方。コーヒーを注文した時の「ホットでよかったですか?」みたいにね。これも決して今では不自然ではない接客マニュアルの一部になっているけど、勝手な憶測ながら元々は外国レストランチェーンが日本で展開を始めた時の英語で書かれた接客マニュアルにおける直訳ではないのだろうか。つまりDo youよりもWould youで訊く方が丁寧である事をベースとし、そのまま何となく受け継がれているような感じさえします。でも何となくソフトに「なっているような雰囲気」に流されているだけなような。
2008-12-06
(たぶん)今年最後の出張![今回は恐かった]

で、昨年10月下旬時点でクルマの走行距離は141,000kmでしたが今の時点で184,000kmなので13ヶ月で43,000kmも走った事にもなっていました、、、。営業車でもないのに異常なペースだ、、、。以前冬は飛行機で移動という事が多かったのですけど、すっかり慣れてきてこの時期もクルマで移動するのですが、今日は久しぶりに恐い思いをしました。順調に走っていたけど高速道路が途中で路面凍結によって通行止め、仕方がないので45kmほど下道の国道を走っていたら、旭川を抜けたあたりから路面が本当のアイスバーン。いや、本当に見事なツルツルでスケートリンクの上を走っているようでした、、、。スケートリンクなら真っ平らだからまだいいけど、微妙な段差がクルマの方向を変える上に上り坂も下り坂もあるので、車列は時速30〜40kmで進み異常に時間がかかってしまった。少しの上り坂でも途中で停止すれば再発進できなくなる恐怖もあったし、数台前を走っているバスが滑りながら対向車線にはみ出しそうになっている姿を見るのもなかなかのもの、、、。前方で事故があっても急停止できないからね。まあ、無事に今回が終わって来年1月末まで出張もなく、やっとこれで気分的にも12月を迎えられそうです。画像はカナダの凍った湖の上を走って物資を運ぶトラックのドキュメンタリーで、History Channelで放送していた『アイスロード・トラッカーズ〜北極圏を走れ!〜(Ice Road Truckers)』より。まさか同様の氷上を走るような天気に自分が見舞われるとは、、、。
2008-12-01
ただいま出張中。[お酒とのつきあい方を考えました]

で、数えてみると1年365日の中で30日程度はどこか出張に出てる事になるのですけど、ここ最近ちょっと出先でのアルコールが多くなって、その飲み方もちょっと良くないなと反省しております。記憶が飛ぶ、飲みながら愚痴を言ったり、横柄になったり、翌日に影響したり、こういう事は極々当たり前のようになっていたのも事実でして、ふと冷静に考えた時にそういうのって異常な事、健全じゃないんですよね。精神的にも身体的にもよくないし、依存している訳じゃないけど少し外で飲む事に疲れを感じています。アルコール依存症の人だって先天的なはずがなく、段々と量が増えていって問題が生じていくプロセスがあると思うんだけれど、ひょっとすると僕もそのプロセスの初期の初期あたりに当てはまっているんじゃないかと思うと、やっぱりこれはちょっと考え直さなければいけない。後悔するような飲み方が多くなってきたという事はどう考えたってよくないし、逆に言えば今どうにかしようと思えた事はものすごくラッキーな事なんじゃないのかなと思ったり。と、言う事で見返りが大きくなる前にしばらくお酒からは離れようと今回の出張で思いました。そんな話をうちの奥さんに電話でしたら、止められるなら止めたらと笑っておられたましたけど、まあ、おうちだけで楽しく飲もうと言ってくれたし、お酒との考え方を変えてみます。ちなみに自宅では以前からビール350ml缶をひとつだけと決めてます。なぜならそれ以上飲むとエンジンがスタートしてしまうから:-)
<追記>
そうそう、ちょっとビックリした事があったので書き加えます。札幌を出て時間もあったので高速道路を使わず国道を走って旭川まで移動したのだけれど、岩見沢手前の河川公園らしきところの駐車場にパトカーが数台停まっていてねずみ取りでもやっているのかなあと近づいて行ったら、何やら若い兄ちゃんがお巡りさんに囲まれてうずくまっています。何かと思って見ているとそのお兄ちゃんがお巡りさんになーんと土下座を始めました、、、。交通機動隊じゃなくて普通のお巡りさんだったので交通取り締まりではないと思われるわけですが、ちょっとスゴい光景でした。許されたとは思わないけど、いったいなんだったんだろう、、、。
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