
実技でJAMEYさんの元へ駆けて行って例の一連の動作を行うんだけれど、当然一度やるだけではスムースに流れるわけもなく、何度も繰り返しやって覚えたいところです。で、AEDの方ですが、利用するのはトレーニング用のAEDで電流も流れませんし、インストラクター(救急救命士)の方が離れたところからリモコン(トレーニング用で実際用のAEDには付いていない)でAEDの反応動作を操作してくれます。誰もこのBlogを参照してAEDの使い方を学ばないと思うんだけれど、素人の僕が説明する事でもないので、詳しい使い方などはどこか別のサイトでも見てください。既にTVなどで見た事はあると思うんだけれど、実際に使用対象へ電流を流すべきかどうかは機械が判断しますので、いつでもスイッチを押せば簡単に電流が流れるという訳ではありません。心臓が心室細動をおこしているかどうか(つまりショックが必要かどうか)なんて素人じゃわからないし、そもそもAEDは停まった心臓にショックを与えて動かす機械でもないのです。インストラクターの方もおっしゃっていましたが、この辺りを誤解されている方がたくさんいるそうで、本当に心臓が動いていない状態になるとショックをいくら与えても動かないわけでして、あくまで心室細動を起こしている心臓に対してのみ有効であり、そのインストラクターの先生いわく「動いたら儲けもの程度」という話でした:-) 意外と設置が多くなってきているけど、ないよりある方がいい程度、でしょうか、、、。この辺りの考え方というのは昔と違って来ているらしく、従来は蘇生する事に意義があったけれど、今はもっとその後の事である社会復帰を意識しているようです。障害が残る事なく生活出来るようにしてあげるためには従来の心肺蘇生に加えてAEDがあった方がいいという事みたいですね。
世の中には3機種ほどのAEDが流通しているそうでして、今回は2機種のトレーニングAEDを使ってみましたが、けっこう詳しくガイダンスが流れる機種もあれば、おおまかなガイダンスのみしか流れない機種もあり、実際使ってみると実はおおまかな方が使いやすかったです。いろいろ細かく言われるとややこしいというか、混乱しちゃいそうでした。「ショックを与えます。離れてください」というガイダンスの方が「退避してください」と言われるよりわかりやすいし、ね。必要かどうかの判断までは機械がやってくれるものの、どのAEDも最終的にショックを流すスイッチを押すのは人間です。これはショックを流した時に周りの人が使用対象者と接触していると感電してしまうので、人が触れていないかどうかまでは機械では確認出来ないから。なるほど。でも50センチも離れれば十分という話でした。救急車に搭載してあるAEDのコネクターと使用したAEDのコネクターに互換性があるのもあれば、ないのもあるらしく、いろいろ大人の事情もあるんだろうけど出来れば全て同じに出来たらいいのに。あとカミソリが入っているAEDキットもあるようでして、これは毛深い人だとパッドが上手く貼れないので胸を剃毛するためのものだそうです、、、。でもいちいち剃ってられないので一度パッドを貼ってビリッと思いっきり剥がして脱毛し、予備パッドを出して改めて本使用した方がいいですとインストラクターの方も言ってました。電気ショックよりも効果的かも:-)
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