他ごとをいろいろやってて、何となくWOWOWで観た『スラムドッグ$ミリオネア(Slumdog Millionaire)』。全然ストーリーについていけずRedfordの『クイズ・ショウ(Quiz Show)』みたいなものくらいしか記憶に残らなかったので、機会があればまた観たいと思います。でもまあ、いちばん驚いたのは最後のダンスシーン:-) さすがインドが設定だけあるなあと感心した。 今更『クイズ$ミリオネア(Who Wants to be a Millionaire?)』に触れる事もないと思うけれど、でも1999年にアメリカで初めて放送されたのを当時観た僕はすごく興奮した。緊張感、正解はわかっているけれど本当にそうなのか自信がどこか持てない不安感、そして四択という数の選択肢と画期的なライフラインというシステム、そういうものがそれまでのクイズショーとは違ってて、非常におもしろかった記憶がある。当初連夜放送されていたと思うんだけれど、その間は話題にも上がる事が多かったし、今考えてもTV史上に残る番組だったんじゃないのかな。現在はどうかわからないけれど、当時はショーに参加したい視聴者は有料ダイヤルの番号にかけなくてはいけなくて、それで賞金を集めたらしい。これもなかなか頭がいいね。
ところでずっと前からABBAの「Thank You for the Music」って曲のタイトルについて思うところがあるんだけれど、これって「音楽(の存在とか、あるひとつの曲)に感謝」って歌詞の流れになってますが、でも実際のところ間違ってますよね。音楽が好きだからとメールアドレスにThank You for the Musicというフレーズを入れている知り合いがいるけれど、これだと音楽に感謝せずYouに感謝していると思うんですが、まあ、もうこれはThank youが「サンキュー」という一つの単語化されて誤認識されている事に理由は尽きるような。