2010-05-07
絡んだ毛糸、そこにやってきた一匹のネコと深い井戸。
Blogを本格的にスタートさせたのは2004年の2月15日、それから6年ちょっとですか、最初の3、4年は毎日アップするのが生活の一部でした。それからBloggerに引っ越して来て数日に1回というペースになり、段々とそのペースが落ちてきましたが、それでも僕の中では---今も変わらず---Blogをアップしようという気持ちは変わらずあります。あるんだけれど、今後ある日突然全てが億劫になって何も情報がないまま放置して電子クズになるなら、そこに一言あってもいいと思って一応休止宣言(と言うか休憩宣言)させていただきました。
開始した年の夏に生まれた娘も来年の春になると小学生、そう思うと自分の人生の中で特に価値ある数年をこうして記録に残せたというのは決して後から出来ない事であり、本当にBlogをやっててよかったと思います。
そしてBlogを通じて知り合ったたくさんの方々、実際に会って飲んで友達になった方々、まだ見ぬ方々、全ての方々に感謝したいと思います。皆さんのおかげで続けて来れたと言っても過言ではないし、元々の友達でここに来てくれている方々にも言うまでもなく支えられて来ました。
そりゃあ、まあ、僕は確かに何か立派なものを残した訳では決してありません。貴重な情報源となる事もなく、単に極めて僕の個人的な記録であって他には何の意味もありません。ここで僕が休憩宣言をしてもしなくても、放置されて電子クズである事にも変わらないし、僕が更新をストップするからと言って誰かの生活に影響を及ぼす事は皆無です。
でもね、6年間続けて来た事をとりあえず休憩すると言うのには、それなりの理由があるんです。今は言えないけれど、その辺りをひとつづつ経過をBlogでアップする気にはならないし、今後物事を進めて行く上でBlogに僕の生活を記録し続けていくという事は絶対に僕は億劫になると思うんですよね。たぶん今僕が必要としているのはリズムだと思うし、それを重用視した結果が休憩でもあります。
なんだか大げさになってきたけれど、自分が出来る事と言えば読まれている皆さんに出来るところまで事情を説明する事だと思うし、それは---個人的な意見だけれど---マナーでもあるかなと思って、一応区切りをつける事をこうして自分なりに説明した次第です。
また帰ってきまーす!
「さて、」と僕は思う。
ぐるりと一周して、その後で僕はここに戻って来るべきなのだ。それは十分に理解しているし、その決意は冷凍庫に長年放置された哀れな霜のようにカチカチであり、それが固まっているうちは僕も前に進める。僕にはそれがわかる。でも何かの加減でいつか溶けてしまい、手で掬ってもどんどん指の間から流れ落ちてしまう日が来るかも知れない。そうならない為にも僕は動き続け、そして一周しなければいけない。
「にゃあ」とネコが小さな声で鳴き、毛糸に忍び寄って来る。動き続けないとネコはすぐに追いついてくるのだ。鋭い爪は屠殺場の天井から吊るされた冷たい金属製のフックを僕に想像させる。僕はネコを威嚇した後で絡まった毛糸をほどこうと試みるが、今はまだほどく事が出来ない。
そもそも最初から絡んだ毛糸もネコも、おまけに深い井戸も存在しないのかも知れない。僕にさえそれはわからない。たぶん、おそらく。
「ねえ」誰かが僕を呼ぶ声が聞こえる。僕にははっきりと聞こえる。でもそれが誰のものなのかわからない。今自分に必要なのは、そこに何があるのか、誰の声なのかをしっかりと見極める事なのだ。
しばらく。一人で。ちゃんと。
そう。「シバラク。ヒトリデ。チャント。」全てを解決してくれる魔法の呪文。そっと心の中で僕はそれを唱えてみる。実際に声に出してもみる。少しの沈黙の後でどこか遠くからネコがにゃあと小さく泣いた声が聞こえた気がした。
2010-05-06
ちょっとお休みします。[Keep on Growing]

※上の画像で一緒に写っている小さな子は「娘の弟か妹??」と、第二子が生まれたのか問い合わせのメールが来たので補足。触れていませんでしたが、行った先の小さな遊園地で偶然会った娘と同じクラスの子の妹です:-) 誤解させるような画像で申し訳ありません、、、。
さて、2004年から続けているBlog、2回の引っ越しをして現在に至るけれど、ちょっとこの辺りで無期限の活動停止をしたいと思います。理由は忙しくなってTwitterでアップする事が増えたほか、ちょっといろいろ自分の中でもあってアップ出来ないかなと思います。何か変化があればアップしますが、気分次第という事で。よくもまあ、どうでもいい事を6年2ヶ月も書き続けたものだなと自分で飽きれてしまう一方、遠方に住む友人には近況報告のような役割を果たしていたし、そして自分の事や娘の成長記録を残せた事も含めて、そこには極めて個人的ではあるものの意味を見出す事は出来たものでした。そしてBlogを通じて出来た友達の方々も僕の貴重な財産のひとつでもあります。ひとつ明確にしたいのは、決して物事をなかった事としてやり過ごそうとしている訳ではなく、これからもそういう財産をしっかり大切にしていきたいとも思うし、「自分で決めた事」を達成できたら、いつかきちんと報告したいとも思っています。何かあったの?と訊かれれば否定はしないし、でも現実的には何もありません。今のところは。
"The show and life must go on."
Lay Daddy
2010-04-25
23万キロ達成。[相変わらず出張の週末]
2010-04-20
娘、初めての留守番をする。[教育とはきっと見守る事]

ちなみに海外では子どもひとり残して留守番させたり、車に残す事さえも違法。でも最近子ども達だけで居た時の火事で亡くなっている事故も多いから、近い将来日本でも違法になるかもなあ。こういうのは法律うんぬんよりも、常識だとか教育だとか、ちょっとそういう親の考え方になると思う。僕個人としては小さいうちから自立させる事は大事な事だと思っているし、実際こうしてひとりで過ごさせるのも大切な事である一方、言うまでもなくそこには子ども一人で居る時にやってはいけない事をしっかり教えるフォローがいちばん大切であって、そこが抜けて親の都合になってしまってはちょっと違う。一人で出来る事と出来ない事の差(いい意味でも悪い意味でも)を見抜く事が親には必要であって、前回問題なく出来たからと言って今回も出来るとは限らない。初心を忘れずというところでしょうか。
2010-04-14
沈黙の抵抗。[No One Gets Left Behind]
ソマリアのラジオ局、音楽を禁止され動物の鳴き声を放送 アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオで13日、ラジオから流れていた音楽が止まり、代わりに動物の鳴き声や足音が放送された。市内の大半を実効支配するイスラム武装勢力の1つが、ラジオ局による音楽放送を禁止したためだ。
同国のジャーナリスト団体によると、武装勢力ヒズブル・イスラムは、音楽が「イスラム教に反する」として、放送禁止を通告。一部のラジオ局に対し、10日間以内に従わなければ処罰すると警告した。
これを受けて、市内14社の民間ラジオ局はすべて音楽の放送を停止した。このうち3社は音楽に代えて馬のひづめや波の音を放送し、抗議の意を示した。
あるラジオディレクターは、禁止令に不満はあるとしたうえで、「われわれの命にかかわる恐れがあるので従うしかない」と話した。ソマリア人ジャーナリスト の1人は、「独立系メディアを沈黙させようとする武装勢力側の作戦が始まったのではないか」「次は女性ジャーナリストらが標的となるかもしれない」と懸念を示した。両者とも安全上の理由から、匿名を条件に語った。
同国では1991年から事実上の無政府状態が続き、ヒズブル・イスラムは国際テロ組織アルカイダ系の反政府武装勢力アルシャバブとともに、モガディシオを含む南部一帯を実効支配している。
http://www.cnn.co.jp/world/AIC201004140009.html
すごい抵抗だなあ、、、音楽がダメなら…という発想の転換がすばらしい:-) 地道なレジスタンス活動が実を結ぶはず。でも軍靴の足音が響くとはこの事かも知れない。動画はそのモガディシオの戦いを描いた『ブラックホーク・ダウン(Black Hawk Down)』、オペレーション・アイリーンです。
2010-04-07
めずらしくGere映画を観る。[海苔って美味しい]


2010-04-05
ママ、宇宙へ行く。[やっぱり宇宙は壮大なロマンに満ちている]
ミッションSTS-131、打ち上げ成功ですね。何と言っても今回はクルーの山崎直子さんと夫の山崎大地さんが、準備から打ち上げまでTwitterで様子をずっとつぶやいていたのをフォローさせてもらっていたので、僕もこれほど親近感がある打ち上げを観たのは初めてでした。約2週間のフライトを経て、無事に帰ってきてくださーい!応援してます!
打ち上げの様子はNHKでの中継、あとウェブのNASA tvでも娘に観させました。以前、ディスカバリーが上空を通過した時にわざわざ丘の上へ連れて行って娘に見せた事もあって、僕の影響もあって飛行機やら飛ぶもの好きだったし、まあ、打ち上げも堪能した様子。どうやったらシャトルに乗れるのか訊いてきた娘には(スペースシャトルの運用はもう終了するけど、まあ、ロケットで宇宙に行くという意味で)、いっぱい勉強すれば乗れるよと言うと難しい顔をしていましたが:-)
ところでNHK-FMで先日毛利衛さんがゲストに出てた番組をたまたま聴いていたら、今ISSに滞在している野口さんが毛利さんの携帯電話へ電話してきたりするらしいですね。毛利さんもすごい時代になったと言ってたけど、本当にすごい、、、。
2010-04-02
ぐるぐるの先に続く道。[世界のどこにもこういうのはないはず]

2010-03-30
相変わらず中途半端な映画鑑賞。[TV史上に残るクイズ番組]

今更『クイズ$ミリオネア(Who Wants to be a Millionaire?)』に触れる事もないと思うけれど、でも1999年にアメリカで初めて放送されたのを当時観た僕はすごく興奮した。緊張感、正解はわかっているけれど本当にそうなのか自信がどこか持てない不安感、そして四択という数の選択肢と画期的なライフラインというシステム、そういうものがそれまでのクイズショーとは違ってて、非常におもしろかった記憶がある。当初連夜放送されていたと思うんだけれど、その間は話題にも上がる事が多かったし、今考えてもTV史上に残る番組だったんじゃないのかな。現在はどうかわからないけれど、当時はショーに参加したい視聴者は有料ダイヤルの番号にかけなくてはいけなくて、それで賞金を集めたらしい。これもなかなか頭がいいね。
2010-03-23
ミニチュアに見る心理状態。[休日ののんびりから心理学まで]


2010-03-19
春休みの工作です。[自分で作るiPhone名刺]

でも片面は日本語で片面は英語にしたから、なかなかぴったり裏表合わせてプリントアウトするのが難しい、、、。でも、まあ、とにかく完成です。携帯電話番号を僕は名刺に載せているので、そこはAppleマークにしておきました:-) Apple好きの方やiPhone好きな方限定でお渡しします。
2010-03-18
誤訳や誤解の雨はバスストップに降り続く。[Youって誰?]
ABBAやジェネシスがロックの殿堂入り、NYで授賞式
音楽界に大きく貢献したアーティストを表彰する「ロックの殿堂」授賞式が15日夜、米ニューヨークで開かれ、スウェーデンのポップグループABBA(アバ)などが殿堂入りを果たした。
ABBAは1970年代—80年代後半にかけて「ダンシング・クイーン」など数々のヒット曲を生み出したグループ。今年はこのほかにジャマイカ人レゲエ歌 手ジミー・クリフ、プログレッシブからポップに転じた英ジェネシス、英ロックバンドのザ・ホリーズ、パンクロックのジャンルを確立した米ザ・ストゥージズ が殿堂入りした。
殿堂入りするアーティストは毎年、殿堂財団の委員会投票で選ばれる。デビューから25年以上たっていることが条件。
オハイオ州クリーブランドにあるロックの殿堂博物館では同日から、受賞アーティストのステージ衣装、楽器、手書きの歌詞、写真などを展示する特別展が始まった。2011年3月14日まで開催されている。
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN201003160020.html
ヘッドラインのABBAやGenesisではなく、Jimmy CliffとThe Holliesが殿堂入りかと思って読んだ記事でした。The Holliesと言えばオールディーズの定番とも言える「Bus Stop」が有名ですが、これは僕も大好きな1曲なんだけれど、実は作詞作曲が10ccのGraham Gouldmanである事を知った時はすごく驚いた。The Holliesと10ccって時代的に全然違うような気がしていたけれど、でも両方マンチェスター出身のバンドだし、イメージ的に違うだけで流れは同じなんだなあと再発見。
ところでずっと前からABBAの「Thank You for the Music」って曲のタイトルについて思うところがあるんだけれど、これって「音楽(の存在とか、あるひとつの曲)に感謝」って歌詞の流れになってますが、でも実際のところ間違ってますよね。音楽が好きだからとメールアドレスにThank You for the Musicというフレーズを入れている知り合いがいるけれど、これだと音楽に感謝せずYouに感謝していると思うんですが、まあ、もうこれはThank youが「サンキュー」という一つの単語化されて誤認識されている事に理由は尽きるような。
2010-03-14
ついに歯が抜ける。[最近の子どもは成長が早いらしい]
2010-03-09
感覚の違いというのは恐ろしい。[アカデミー賞受賞のあの作品について]

米アカデミー賞、「ハート・ロッカー」が女性初の監督賞含む6冠(CNN) 第82回米アカデミー賞授賞式が7日夜、米ロサンゼルス市内のコダック・シアターで開催され、最多9部門にノミネートされていたイラク駐留米 軍爆弾処理班の人間ドラマ「ハート・ロッカー」が作品賞と監督賞(キャスリン・ビグロー)、脚本賞、編集賞、録音賞、音響編集賞の6部門を制した。
ビグローは女性として初めて監督賞を受賞。「アバター」を手がけた元夫ジェームズ・キャメロンと、作品賞および監督賞を含む最多9部門のノミネートで並び注目を集めたが、「元夫婦対決」は女性側に軍配が上がった。 「アバター」は美術賞と撮影賞、視覚効果賞の3冠。
主演女優賞は、身寄りのない黒人少年を引き取り育てた母親の実話の映画化「しあわせの隠れ場所」のサンドラ・ブロック。ブロックは6日、この1年で 最悪の映画や出演者を選ぶ第30回ゴールデン・ラズベリー(ラジー)賞でも主演女優賞を「受賞」したが、この日のアカデミー賞で名誉を挽回した。主演男優賞は「Crazy Heart」(原題)でカントリー歌手を演じたジェフ・ブリッジス。 「Crazy Heart」はオリジナル歌曲賞もさらった。
助演女優賞は「プレシャス」で娘を虐待する母親を演じたモニーク、助演男優賞は「イングロリアス・バスターズ」でナチスの大佐に扮したクリストフ・ヴァルツ。 「プレシャス」は脚色賞と併せて2部門で受賞した。
長編ドキュメンタリー賞は和歌山県太地町のイルカ漁に反対姿勢を示した「ザ・コーヴ」。外国語映画賞はアルゼンチンの「瞳の奥の秘密」だった。長編アニメ賞はピクサー製作の「カールじいさんの空飛ぶ家」で、作曲賞も獲得した。
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN201003080004.html
今年のアカデミー賞、WOWOWで夜に再放送されていたのを仕事しながらチラチラと観ていましたが、何となく盛り上がりが欠けたような。どことなくパッとしないように思えるんですが、どうなんでしょうね。で、長編ドキュメンタリー賞を受賞した『ザ・コーヴ(The Cove)』ですが、事実とは違うだとかいろいろ議論を呼んでいるようだけれど、もうずいぶん前にカナダ人の友達に言われた事を思い出した。我々日本人にしてみると海に住んでいれば海産物的な存在になるんだけれど、クジラやらイルカなどの食文化がないところからしてみると、彼らにとって犬や猫を食べる感覚と一緒のようですね。彼らは友達、だとの事。そう言われると確かにそうなんだけれど、日本人だって確かにアジアで哺乳類を食べる文化を批判というか、ちょっとなあと思うところがある一方、感覚的には彼らにとって同じようなものなんだろうな。そういえば昔よく昼飯を食べに行った渋谷の小さな洋食屋の隣にクジラ料理を出す店があったけど、まだやってるのだろうか。時々外国人旅行者がその店の前で写真を撮ってたっけ。
2010-03-03
いつかきっとオールスター。[増加傾向にある寿司]
2010-03-02
新しいケースを購入。[なかなか頼れるグリップ感]

ちなみにiPhoneのOSを3.1にアップデートしました。iTunesでアプリケーションを整理できるようになったとあるけど、今まで出来なかったんですね。出来るかと勝手に思ってた:-)
2010-03-01
何でもない日曜日。[鴨の集合体に見る性格の差いろいろ]


さて、今月はどれぐらいBlogをアップする事でしょう:-) Twitterに傾き過ぎだな、、、。
2010-02-24
アカデミー賞、近し![リメイクが難しい事はいい事]

で、来月7日に開催される第82回アカデミー賞授賞式ですが、ノミネート作品リストを見た
けど全然わかんないな、、、。日本で公開されるのは受賞式が終わってからという場合がほとんどなので仕方ない。例の『アバター(Avatar)』も僕は観てないけど9部門でノミネートされてるみたいです。あ、でもMorgan Freemanがネルソン・マンデラを演じた『インビクタス-負けざる者たち(Invictus)』は主演男優賞で入るかもねー。こちらも観てないけど、、、。
2010-02-16
100億曲を目の前に思う。[音楽について偏狭的な意識]

2010-02-02
全然観なかった今年のグラミー賞。[まあ、こんな感じでしょう]
第52回グラミー賞、今年はあまり注目していたミュージシャンも居なかったし、全くと言っていいほど観ませんでした、、、。ハイライトというか、注目のポイントだけニュースやサイトで観たんですけど、Leon Russellがライヴパフォーマーとして出演したんですね(ここだけはしっかり観た)。これはちょっとビックリ、、、。僕にとってLeon Russellと言えばもう神の域に達しているような人で、こういうのには出て来ないタイプだと思い込んでいた。音楽好きのうちの叔母(あのザ・ビートルズ日本公演にも行った)が昔彼のコンサートに行った事があるらしく、それはもう神様のような雰囲気だったと言っていたけど、風貌だけではなく感じ取れる何かがあるのだろうと思う。でも今回のグラミーでのパフォーマンスを観ると、ちょっと昔のようなそれこそ「神の域」的な雰囲気でもなく、少し親しみが持てるような感じですね。そんな「神の域」的な雰囲気ってミュージシャンとして得だよなあ:-)
アワードは圧倒的にBeyonce、これはもう仕方がないというか彼女の実力としか言いようがなく、僕も昨年はFMで彼女の曲をたくさん聴いたし、不思議ではない結果なのでは。アルバムを買ってまで聴かないけど嫌いじゃないし、実を言うとDestiny's Childならアルバムを僕は持ってたりする:-) 他はJason Mraz、Black Eyed Peas、Lady Gaga等々ここ最近のシーンを代表する方々で賑わっていた一方、Booker T. JonesがBest Pop Instrumental Albumで受賞、AC/DCやJudas Priest、Jeff Beckなんかも受賞しており、ちょっとホッとします。Best Contemporary Blues AlbumにはThe Derek Trucks Band、あとBest Contemporary Folk AlbumにSteve Earle、これは嬉しい!
2010-01-31
これはおもしろくない。[サリンジャー、死去]


『ライ麦畑でつかまえて』のサリンジャー氏、91歳で死去僕はずっとサリンジャーは既に死んでいるのだと思っていた。つまり、報道される事なくひっそりと葬られ、その後しばらく時間が経ってから報じられるかと思っていたのだ。でもこうして死去した直後に報道されたのを聞いて僕はちょっと驚いた。たぶん報道される事は本人は好んでなかったのではないのだろうかと思う。そして有名過ぎる(そして数奇とも言える運命を辿る)『ライ麦畑でつかまえて』に関して僕は書くべき事はなく、ただただサリンジャーの冥福を祈るのみである。しかし昨年のアップダイクや、先日のパーカーや、作家が多くなくなるなあ、、、。(CNN) 1951年に出版されたロングセラー小説「ライ麦畑でつかまえて」で知られる米作家、J・D・サリンジャー氏が27日、老衰で死去した。91歳だった。遺族が同氏の代理人を通して発表した。
発表によると、同氏は昨年5月に腰を骨折したが、その後の健康状態は非常に良好だった。年明けから急に衰弱していたものの、苦しむことなく死を迎えたという。プライバシーを主張した生前の姿勢を尊重し、葬儀は予定されていない。
サリンジャー氏は1919年1月1日、裕福な食肉輸入業者の息子としてニューヨーク市内で生まれた。ペンシルベニア州の陸軍学校を卒業後、3カ所の大学で 学び、42年に米軍に入隊。第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦にも参加したが、精神に異常をきたし、軍病院に入院した。
40年から執筆活動を始め、短編小説を中心に30余りの作品を発表。これらは米誌ニューヨーカーなどに掲載されたほか、「ナイン・ストーリー ズ」(53年)などの短編集にまとめられた。長編の代表作「ライ麦畑でつかまえて」は若者らから熱狂的な支持を獲得。「フラニーとゾーイ」(61年)をは じめ、「グラース家」という一家を描いた連作を相次いで発表したが、65年を最後に沈黙していた。
公の場で発言することはまれで、プライバシーにこだわり、伝記作家らを相手取って訴訟を起こしたこともある。生涯で3人の女性と結婚し、2人目の妻との間に息子と娘がいる。
CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN201001290002.html
2010-01-28
意外なアノ人が第1位に。[商品化への道は厳しい]

クリント・イーストウッド、アメリカで最も人気の映画スター第1位に
[シネマトゥデイ映画ニュース] クリント・イーストウッドが、2009年の「アメリカで最も人気のスター」ランキングで第1位に輝いた。調査会社 ハリスが行ったオンライン投票で、現在79歳のイーストウッドは、第2位のジョニー・デップ、第3位のデンゼル・ワシントンら40代、50代の人気スター たちを押さえ、堂々の第1位となった。女優の中でトップとなったのは、「最も稼げるハリウッド俳優」にも選ばれたサンドラ・ブロックで、第4位にランクイン。サンドラはゴールデン・グ ローブ賞も受賞し、オスカーへの期待も大きいだけに、2009年は素晴らしい年となったよう。そのほか、第5位にトム・ハンクス、第6位にジョージ・ク ルーニー、第7位にジョン・ウェイン、第8位にメリル・ストリープ、第9位はモーガン・フリーマン、そして第10位はジュリア・ロバーツというラインアッ プ。10位以内に選ばれた俳優たちはいずれも40歳以上で、俳優たちの人気に若さは関係ないようだ。
クリント・イーストウッド、アメリカで最も人気の映画スター第1位に - シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0022095
ちょっとびっくりしたと言うか、この記事を読んだ時にBlogに書こうと思って、後日記事を探す時に「あれ?あのニュースはひょっとして夢だったっけ?」と思ったほど意外なニュース:-) ここ最近は監督業に徹している彼ですが、先日観た『チェンジリング(Changeling)』も彼の作品だし、やっぱり『グラン・トリノ(Gran Trino)』の影響も大きいのでしょうか。若い頃のEastwoodは好きじゃないという人はいるかも知れない一方、ここ数年の彼を嫌う人は極めて少ないようにも思えます。僕は両方好きだけれど、ちょっとB級がかったアクション映画に出る彼のワイルドな雰囲気が好きで、言うまでもなく『ダーティ・ハリー』シリーズはもちろん、『ガントレット(The Gauntlet)』の彼がいちばん好きかも知れない。それなりにひねりもあるし、アクションシーンを前に出したB級的雰囲気が何とも言えないところがある。しかし上のバイクにまたがった荒い雰囲気の男、そして女という画像はまさしくB級の匂いが:-) 現在79歳という事ですが、もう派手なアクションは似合わなくても味のあって鉄の筋が通った頑固な役をもっと演じて欲しいところです。

2010-01-22
寒い夜に観た映画。[おもしろそうのまま観終わった]


2010-01-20
ファーストネームがない男。[Parkerの死に思う世の中]

2010-01-17
取り去られる事のない絶望感。[その後の彼女の人生は?]

一応、これはアンジーの最新作になるのかな、2008年という事で次の作品は今年公開というところで、結婚やら子育てもあったので昨年はちょっとおやすみというところだったのかも。『マイティ・ハート/愛と絆(A Mighty Heart)』で演じた誘拐された夫を待つ妻役に通じる部分があるんだけれど、こちらは子どもが居なくなる母親という事で、顔に浮かぶ疲労感や絶望感がより一層深いものでして、まあ、アカデミーの主演女優賞にノミネートされただけある。John Malkovichは久しぶりに観たような気がしますけど、イメージ的に今回はいちばんまともな人間の役柄だったような:-)
2010-01-15
おさらいしましょう。[iPhoneに電話帳を移す方法101]

僕のように既にDoCoMoを持ってて、2台目としてiPhoneを買った場合には基本的にショップは電話帳データの移行をさせてくれません。MNPでソフトバンクに乗り換えた方、もしくは既にソフトバンク携帯を利用でiPhoneに機種変更をした方は移行を「させてくれる」はずです。僕のようにDoCoMoを使いつつ、iPhoneにデータを移す事は「できない」との事。
さて、早速データを動かしてみましょう。まずお使いの携帯電話の電話帳を外部メモリにバックアップさせます。僕の場合はSO905iCSとSO902iを使っていますが、SO905のmicroSDでもSO902のMemoryStick Duoでもどちらでもイケるので、まあ、SDや他のメモリでもOKなのかな。問題はバックアップさせたデータをMacで立ち上げる部分ですけど、これは単純に外部メモリをカードリーダーに入れてUSBでMacにつなげます。安いカードリーダーで十分なはずだし、ここを参照すればいいかと。ちなみにカードリーダーがあれば簡単に外部メモリでバックアップをMacに出来るし、あると便利かも。
Macにつなげて外部メモリが認識されるとデスクトップにマウントされるので、クリックしていってファイルを開き、Vcardを探します。これが電話帳になるのですが、これをクリックしたらアドレスブックが立ち上がって開くはず。あとはiPhoneをiTunesにつなげてデータを入れるか、もしくはMobileMeでシンクロさせるとiPhoneに入ります。
が、しかし当然ながら「携帯電話」や「自宅」、「勤務先FAX」という細かい設定までは移行しません。これはもう、手作業で修正するしかないので頑張りましょう、、、。
幸運を。
2010-01-11
呆阿津怒哀声![達郎さんとLennyの組み合わせで]
また動画を入れてすみません、、、。先日の日曜日、山下達郎さんのJACCS CARD サンデーソングブックを聴きながらクルマで移動してると、例によって毎年恒例の大瀧詠一氏との新春放談だった訳ですが、久しぶりに『呆阿津怒哀声音頭』を耳にし、ついつい聴き入ってしまった:-) その作りは秀逸だよなと思うんだけれど、確かに達郎さんと大瀧氏が言ってた「音楽での遊び」ってこういうのであって、こういうセンスを持つ人ってうらやましく思えます。この『呆阿津怒哀声音頭』は極論的存在であるものの、でもアレンジやライブでのアドリブとか、そういう部分における遊び心のようなものこそが音楽の楽しみのひとつだと思うんですよね。僕は普段あまり達郎さんも大瀧氏も聴かない一方、達郎さんの音楽に対するスタンスというのは本当に素晴らしいと思う。そしてあまり同意してくれる人って少ないのも承知ですが、僕個人的には音を作るという部分において達郎さんとLenny Kravitzって近いものを感じるのですよ。ぜひお二人で数曲演奏するか作って欲しい:-)
2010-01-07
シーズン7、観終えました。[ネタより話術のコメディ]
『24 シーズン7』を観終わりました。シーズン6よりも出来はよくなってるものの、少しチープ感が残るような。どこにチープ感を感じるかと言えば、シーズン1にあったようなドキドキ感はある一方でストーリー展開に強引さが感じられます。シリーズ全体にも言える事だけれど、いかにチープ感なく緊迫したプロットを作るかがシリーズのおもしろさであって、それこそ24にしか出来ない事なのに、イマイチどこか仕上がりに満足がいかないような。メイキングを観てみると脚本を作るのに大変な苦労があったようで、でもどうもそれもエクスキューズにしかなっていないようにも思えます。シーズン8に期待したいと思います。このチープ感があるまま終了してしまうと、それは本当に残念な事だと思う。シーズン8が今月17日にアメリカでは始まるようで、またDVDになるまでの1年間、気長に待つか、、、。
動画ばかりで申し訳ないのだけれど、最近寝る時にiPhoneでFMのコメディチャンネルを聴きながら寝てるんですが、昨日の夜スタンダップコメディをしてたMargarett Cho(マーガレット・チョー)という女性が非常におもしろくて調べてみると、あー、この人かと。映画『フェイス/オフ(Face/Off)』でFBI捜査官役で出てた女優さんで、実はコメディアンだったんですね。早口の割には聴きやすくて、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルジョークがキツくて下ネタも多く、あまり人にはオススメ出来ない一方で話の展開が非常に上手。ネタの内容よりも彼女の話術に聴き入ってしまった:-) 彼女はコリアン・アメリカンで、そのせいなのか笑いのセンスも日本人に近いところもあり、日本ではスタンダップコメディが受け入れられないけど、彼女ならウケるかも知れない。しかし、、、寝る前にコメディを聴くというのは、まるで年寄りが落語を寝る前に聴くみたいだな、、、。
2010-01-05
今年もよろしくお願いします。[楽しかったクラス会]

お正月は例年通りという感じでしたが、4日の夜に中学校の同窓会(というか同級生での飲み会)があって行ってきました。Twitterでもつぶやきましたが、非常に盛り上がって本当に楽しかった。前回の同窓会は7年ほど前で、この時は「意外とみんな結局は仲良かったんだなあ」と思ったけれど、今回はより一層みんな仲良くなった感じ。田舎の小学校と中学校だったからみんな9年ほど顔を合わせていた訳でして、そりゃ元々実は仲良くなれる要素はたっぷりあるんですよね。みんな顔が輝いてたのが印象的で、本当に本当に楽しかったし、翌日になってもうちの奥さんに「昨日は本当に楽しかったなあ」と繰り返し言ってました:-) 次回は夏に正午集合で夜中に終了予定という超ロング同窓会をやろうと企画中、、、どれだけ時間あっても足りない感じです。数年前に亡くなった友達のためにもグラスを置いてビールを注いでやったけど、不思議な事にグラスからビールが少しづつ減ってるのも不思議でした。あいつも来てくれてよかった、よかった。