2010-04-14

沈黙の抵抗。[No One Gets Left Behind]



ソマリアのラジオ局、音楽を禁止され動物の鳴き声を放送 アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオで13日、ラジオから流れていた音楽が止まり、代わりに動物の鳴き声や足音が放送された。市内の大半を実効支配するイスラム武装勢力の1つが、ラジオ局による音楽放送を禁止したためだ。

同国のジャーナリスト団体によると、武装勢力ヒズブル・イスラムは、音楽が「イスラム教に反する」として、放送禁止を通告。一部のラジオ局に対し、10日間以内に従わなければ処罰すると警告した。

これを受けて、市内14社の民間ラジオ局はすべて音楽の放送を停止した。このうち3社は音楽に代えて馬のひづめや波の音を放送し、抗議の意を示した。

あるラジオディレクターは、禁止令に不満はあるとしたうえで、「われわれの命にかかわる恐れがあるので従うしかない」と話した。ソマリア人ジャーナリスト の1人は、「独立系メディアを沈黙させようとする武装勢力側の作戦が始まったのではないか」「次は女性ジャーナリストらが標的となるかもしれない」と懸念を示した。両者とも安全上の理由から、匿名を条件に語った。

同国では1991年から事実上の無政府状態が続き、ヒズブル・イスラムは国際テロ組織アルカイダ系の反政府武装勢力アルシャバブとともに、モガディシオを含む南部一帯を実効支配している。

http://www.cnn.co.jp/world/AIC201004140009.html

すごい抵抗だなあ、、、音楽がダメなら…という発想の転換がすばらしい:-) 地道なレジスタンス活動が実を結ぶはず。でも軍靴の足音が響くとはこの事かも知れない。動画はそのモガディシオの戦いを描いた『ブラックホーク・ダウン(Black Hawk Down)』、オペレーション・アイリーンです。

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