2007-11-25

結婚記念日。[ホーマーより波平のように]

昨日11月24日は結婚記念日でした。しかし例によって週末は出張というパターンが多いため、今日25日にふたりで食事に出掛けてきまして、結婚パーティを開いたレストランで食事、その後に近所の居酒屋で飲んで帰るというのがここ数年の習わしのようなものになっています。結婚して丸5年が過ぎたわけですが、まあ、お互い大きな病気をする事もなく平穏に過ごせた事に感謝ですね。帰りに留守番してくれた義母と娘のためにドーナツでも買って帰ろうとミスタードーナツに寄ると、何やらザ・シンプソンズのプロモーション一色になっており、ドーナツを入れる紙袋から箱、それに4個モンブランを買うとカップかプレートと映画チケットをペアでもらえるセットもあって、ついついモンブラン4個を買ってカップをもらってしまいました:-) たまにYouTubeとかにアップされているザ・シンプソンズを観る事があるくらいですけど、なかなかブラックでおもしろいんですよね。アメリカで最長寿アニメ、最初の頃はブラックな内容なので子どもに見せたくないアニメナンバー1に選ばれていたりしたけど、いつの間にかサウスパークとか内容がよりブラックなものが始まったりして、この辺りの感覚も狂ってきているように思えます。ザ・シンプソンズにはゲスト出演者もたくさん出ており、有名俳優やミュージシャンが実際に吹き替えて登場したりしてるんですが、それも人気があるからこそ出てくれるのでしょう(しかもゲストによってはその相手を茶化すような内容もある)。以前その昔ある日本通のアメリカ人に「サザエさんはザ・シンプソンズのようなものか?」と聞かれたけれど、ううむ、ちょっと違うけど感覚的には似てるかも:-) 今のような平和なサザエさん一家よりも当初放送されていた内容のサザエさんは内容がブラックなので、そっちの方になら似てますね。シンプソンズ一家のような家庭よりもサザエさん一家のような家族になれればいいなと思う結婚記念日でした(あ、上手くまとまった:-))

2007-11-18

織田裕二のオススメは間違っていない。[しっかりグリップ]

いよいよ本格的に天気予報は冬を伝え始めた北海道です。天気がどうであれ出張は変わらない、と、言う事で今週末も出張。実は10月の終わりからずっと週末は地元に居る事がなく、福岡は別としてほとんど日帰りですが、でも朝7時半くらいに家を出て自宅に9時くらいに帰って来るというのは大して普段と変わらないのか。札幌に向かう時は峠道を通るのですが、上の方はすっかり雪景色でして、トンネルを抜けた瞬間に吹雪でホワイトアウトするような事もあったりと今日は悪天候です、、、。行きはまだいいんだけれど帰りは日が暮れてからの移動、高速はずっとシャーベット状態でどこが凍結しているのかどうかよくわからない感じ。でも今シーズンから履き始めたヨコハマタイヤのアイスガード、新しいせいもあるだろうけど性能はなかなかいいと思います。Blizzakよりもいいんじゃないかなあという使用感もあって、以前よくあった「ちょっと引っ張られるような軽いスリップ」が全然ないように感じられました。特に圧雪になっている上り坂なんてグングン登ってくれるし、タイヤがスリップすると補修しようとGolfのESPが働いて作動中はランプが光るんだけれど、それが一度もありません。以前なら冬道でESPが作動しない事なんてなかったけど、特に停止から発進する際の加速時に見せてくれるグリップ力はなかなかだと思います。ひょっとしたらESPが作動していないだけなんじゃないかと思って高速のSAで急発進させてみたけど、そんな尋常じゃない加速ではさすがに作動したので普段はタイヤがしっかりグリップしてくれているみたいですね。これは心強い。あとは圧雪じゃなくてブラックアイスバーンやテカテカの交差点でどれぐらいスリップしないかだなあ、、、。冬はこれから、嫌でもタイヤの性能を知る機会はあります、、、。

2007-11-15

今日は七五三。[衣類の襲来について]

11月15日は七五三という事で娘を僕の地元の神社へ連れて行って拝んでいただきました。昔は数え年で連れて行くものだったようですけど、最近は満で行う事も多いようです。たぶん僕は数えだったと思う。でも実を言うと数え年や実年齢の話を知ったのは今回がきっかけでして、去年連れて行かなくちゃなあと思っていたところ、神主さんに聞いてみると「神殿が来年には新築されるのでその時に来た方がいいですよ」という事だったので今年しただけでした。娘にとってはたまったもんじゃないかも知れないけど、我々両親はあまりその辺りを深く考えないタイプなのです:-) でも結果的にどっちでもよかったので、まあ、いいか。この着物ですが僕の親しい友達が昔実際に着たものを数年前にいただいていて、今回こうやって出番が来た訳です。でもその僕の親しい友達は僕の1歳下なので、よく考えたら親が小さい頃に着た着物を娘に着させているようなものなんですねえ。それに実際僕が小さい頃に着ていた服を娘が着た事もあったし、衣類の世襲なんて昔では考えられなかったように思えます。それほど昔に比べて質がよくなったという事なんだろうね。着物も足袋も不思議そうに思っていたような娘でしたが、神社での儀式は更に不思議そうでした。さて、次は7歳か。ところでこの日は寒くて、ちょうど神社から戻って来たら雪が降り始め、いよいよ冬の到来です。

2007-11-14

順調に15万キロ達成。[タイヤも新しく購入]

昨日の動物園の帰り、15万キロを達成です。やっぱり1年に3万キロというペースは変わらないようでして、単純に計算すると1日約82キロもどこを走っているんだ?という話になりますが、そんな訳もなく長距離を走る事が多いのでまとめて増える事がちょくちょくあるせいなのでしょう。今年の車検は思ったよりも修理箇所が本当に少なくて、昨日もその後どうですか?とお伺い電話をディーラーからいただいた際にも「適度に走っているからトラブルが少ないのでしょう」という事だったけど、でも走る走らないに関係なく相当ディーラーには持ち込んで細々と修理しているような:-) 燃費もここ最近悪くなくて、スタッドレスに交換したから落ちるかなと思っていたけど、案外夏タイヤと変わらないペースです。

と、言うのも今回スタッドレスタイヤを新品にしました。今までずっとBridgestoneのBlizzakだったけれど、今回は買ったところオススメのヨコハマタイヤ・アイスガードです。BlizzakはCMで北海道の2台に1台が装着していると言っているけど、まあ、確かにあまり他のメーカーのスタッドレスというのは見かけないかも知れない。で、乗った感じとしてはずいぶん柔らかいですね。夏タイヤからスタッドレスにしただけ以上に、なんだかグネグネしているような。ブレーキを踏んでから停止するまでの感覚にもやっと慣れて来たのですが、かなり差があるような。去年は厚雪アイスバーンの上に雨が降って上り坂を上がれなくなって途中で停まったしまった事があったけど、今年はこれでなんとか大丈夫かな。

2007-11-13

動物園は西にあるのか。[新譜と象徴に思う]

今日は久しぶりに旭川にある旭山動物園に行って来ました。ちょっと前からよく娘が動物園に行きたーい、ペンギンさんに会いたーいと言っていたので、天気がちょっと心配でしたが見事に晴れて寒くない最後の秋晴れの日に行く事が出来て非常にラッキー。でも普段は保育園で昼寝をしている時間に到着してしまったため、どうもちょっと娘はご機嫌ななめな感じ、同じ名前のレイラというライオンや何を見てもあまり興味がないというか、パッと見たら次に行こうという感じです。それでも楽しんでいたからいいのか。そういえば僕も昔友達数人でサンシャインの水族館に行った時、じっといろいろ見る事が出来ない僕はひとりでさっさと進んで出口でビールを飲んでいたっけ:-) どうも娘は僕のこういう部分も似たのかも知れません。旭山動物園と言えばペンギンが泳ぐところを水中トンネルを我々が歩きながら見られたりと工夫された特徴があるところなんだけれど、そういうものよりも娘はとにかく動物に触りたかったようでして、やっとモルモットを抱っこできるところに来て満足したご様子。画像がそうですね。冬時間の今は午後3時30分で閉園、やっぱり日が沈む時間が近づくと寒くなります。帰りのクルマの中で娘は熟睡でした。


ところで今回も動物園に行く途中、Eaglesの新アルバム『Long Road Out of Eden』を聴きました。なかなかいいです。ちょうど福岡に行く前の日にダウンロードしたので道中は頻繁に聴いてたし、タイミング良く千歳まで聴いていたFMのNorth-WaveではEaglesメンバーのインタビューも聴けて、全体像というのも見えました。中でも特にお気に入りになっているトラックは最初にシングルでリリースされた"How Long"はもちろん、Timothy Schmitのヴォーカルがいい"I Don't Want to Hear Any More"、アルバムタイトルにもなってて10分ちょっとの"Long Road Out of Eden"、雰囲気たっぷりでヴォーカルのない"I Dreamed There is No War"、Bob Dylanっぽい"Somebody"など。全体的に素晴らしい仕上がりになってて、まるでベストアルバムのような1枚(正確には2枚)なんですが、本当にいいですね。このアルバムに限らず他のEagles作品を聴いていて感じるのは、どこか非現実的というか、幻想的というか、本当にこういうバンドが存在するのかさえもわからないような、どこかミステリアスな雰囲気で、手を伸ばしても届かない向こう側という感じがこのバンドのいいところだと僕は思います。全ては"Hotel California"のイメージなんだろうと思うんだけれど、でもいい意味であの雰囲気を醸し続けているところも特徴なのだろうし、「アメリカの西」が持つイメージでもあるのではないのでしょうか。やっぱりアメリカの心にとって「西」というものは非常に大きいものなんだろうなと---アルバムの内容は別としても---聴いていて思いました。そもそも太陽が進む方向でもあるんだけれど、もっと具体的な象徴として見るならヨーロッパからアメリカへの移住、スタインベックの『怒りの葡萄』や『エデンの東』に見ると憧れの地の象徴だったり成功の舞台となっているんだけれど、同時にゴールや目標の象徴でもあるんですよね。このアルバムのタイトルである『Long Road Out of Eden』の行き先もたぶん西なのでしょう。そう思う。

2007-11-09

AED講習を受けてきました。[繰り返し覚えたい蘇生術]

AEDの電極パッドを貼られて横たわっているのはJAMEYさん、心肺蘇生術練習用のダミーです。今日は普通救命講習に行って、人工呼吸や胸骨圧迫、あとAEDの使用方法などを学んできました。毎月救急の日である9日に講習会が開催されているようでして、今月はちょうど119の日だった事もあって参加者が多いのかなと思っていたら、参加したのは僕、僕と同じ職場に居る弟、あと看護助手をされているという女性がひとり、この3人だけ。無料なんだからもっとたくさんの人に参加して欲しいと思うんだけれど、けっこう認知されていない実情もあるんだと思う。とにかくこの3人のみなので時間も本来は3時間かかるところ2時間で終了、終わると名前と生年月日が入った修了証カードがもらえます。大学の時に「First Aid(応急処置)」のクラスを取ったり、数年前に一度赤十字病院が主催する救急法一般講習を受けに行ったりしたけど、でもやっぱり細かいところでいろいろ忘れているものですねえ。前は心臓マッサージと言ったけど今は胸骨圧迫という表現に変わっていたり、その胸骨圧迫も15回やって人工呼吸は2回しっかり深く入れる→30回やって2回息を1秒程度入れるに変わっていたりと、いろいろ変化していました。弟がうつ伏せに倒れている人の起こし方も教えてくださいとインストラクター(救急救命士)の方に聞いてこれも教えてもらったんだけれど、意外と人は仰向けで倒れているものなのだそうです。普段この方は救急救命士として現場へ行っているのですが、事故などで挟まれてしまった人などは自然とうつ伏せになる場合もあるでしょうけど、病気で意識を失ったりする人にうつ伏せで倒れている方はまずいないとの事。みんな仰向けになるというのはなんか不思議ですね。

実技でJAMEYさんの元へ駆けて行って例の一連の動作を行うんだけれど、当然一度やるだけではスムースに流れるわけもなく、何度も繰り返しやって覚えたいところです。で、AEDの方ですが、利用するのはトレーニング用のAEDで電流も流れませんし、インストラクター(救急救命士)の方が離れたところからリモコン(トレーニング用で実際用のAEDには付いていない)でAEDの反応動作を操作してくれます。誰もこのBlogを参照してAEDの使い方を学ばないと思うんだけれど、素人の僕が説明する事でもないので、詳しい使い方などはどこか別のサイトでも見てください。既にTVなどで見た事はあると思うんだけれど、実際に使用対象へ電流を流すべきかどうかは機械が判断しますので、いつでもスイッチを押せば簡単に電流が流れるという訳ではありません。心臓が心室細動をおこしているかどうか(つまりショックが必要かどうか)なんて素人じゃわからないし、そもそもAEDは停まった心臓にショックを与えて動かす機械でもないのです。インストラクターの方もおっしゃっていましたが、この辺りを誤解されている方がたくさんいるそうで、本当に心臓が動いていない状態になるとショックをいくら与えても動かないわけでして、あくまで心室細動を起こしている心臓に対してのみ有効であり、そのインストラクターの先生いわく「動いたら儲けもの程度」という話でした:-) 意外と設置が多くなってきているけど、ないよりある方がいい程度、でしょうか、、、。この辺りの考え方というのは昔と違って来ているらしく、従来は蘇生する事に意義があったけれど、今はもっとその後の事である社会復帰を意識しているようです。障害が残る事なく生活出来るようにしてあげるためには従来の心肺蘇生に加えてAEDがあった方がいいという事みたいですね。

世の中には3機種ほどのAEDが流通しているそうでして、今回は2機種のトレーニングAEDを使ってみましたが、けっこう詳しくガイダンスが流れる機種もあれば、おおまかなガイダンスのみしか流れない機種もあり、実際使ってみると実はおおまかな方が使いやすかったです。いろいろ細かく言われるとややこしいというか、混乱しちゃいそうでした。「ショックを与えます。離れてください」というガイダンスの方が「退避してください」と言われるよりわかりやすいし、ね。必要かどうかの判断までは機械がやってくれるものの、どのAEDも最終的にショックを流すスイッチを押すのは人間です。これはショックを流した時に周りの人が使用対象者と接触していると感電してしまうので、人が触れていないかどうかまでは機械では確認出来ないから。なるほど。でも50センチも離れれば十分という話でした。救急車に搭載してあるAEDのコネクターと使用したAEDのコネクターに互換性があるのもあれば、ないのもあるらしく、いろいろ大人の事情もあるんだろうけど出来れば全て同じに出来たらいいのに。あとカミソリが入っているAEDキットもあるようでして、これは毛深い人だとパッドが上手く貼れないので胸を剃毛するためのものだそうです、、、。でもいちいち剃ってられないので一度パッドを貼ってビリッと思いっきり剥がして脱毛し、予備パッドを出して改めて本使用した方がいいですとインストラクターの方も言ってました。電気ショックよりも効果的かも:-)

2007-11-07

これじゃ試飲の意味がない。[作り方に問題が?]

朝、職場の前を近所の消防署に勤めている救急隊の方が透明なカップを持って歩いていました。セブンイレブンの買い物袋も持っていたので何か新しい商品なのかなあと思っていたところ、お昼休みにTVでセブンイレブンのCMでカセット式ホームバリスタシステムを紹介していました。ああ、これかと思い夕方ちょっと気になったので行ってみると、バックカウンターのところにマシンが置いてあります。どんな味があるんですか?と聞いてみると、「今ブラックの"カフェ ルンゴ"がなくなってしまって、"マキアート"のみなんです」とバイトの女の子が言うので、まあ、チョイスはそれしかないので頼んでみました。早速その女の子はカートリッジをマシンに付けてスイッチを入れるとカップにミルクが、その後に別なカートリッジに交換してコーヒーを入れ、その後の操作がちょうど影になってしまい見えなかったのですけど、手渡された時にはクリーミーなホイップが載せられていました。他の買い物があったので金額はその時気にしていませんでしたが、よくよくレジ周りにあるPOPやカートリッジ(カプセルと呼ぶらしい)が売られているのを見ると、どうやらこれは普段から店頭で1杯売りしているものではなく、マシンの購入促進のための試飲のようです。セブンイレブンの店舗によってはエスプレッソや普通のレギュラーをマシンで入れてくれるサービスを行っているところもあるのですけど、今回は完全に無料の試飲でした。ルンゴの方を飲んでみたかったのだけれど品切れなら仕方がない、職場でそのマキアートを飲んでみたところ、、、ううむ、、、これはマズい、、、。ホイップの部分は良しとしても、コーヒーとミルクの部分が分離してて上と下とでは味が違う、、、。たぶんねえ、、、バイトの女の子の作り方に問題があったのだろうと思うんだけれど、これじゃわざわざマシンを14,800円(店頭販売価格)で買って家で作ろうなんていう気にはならないよ。僕が思うにコーヒーを先に入れてからミルクを入れるんじゃないのかなあ。サイトを確認してみると作り方までは出ていませんけど、どうやらこれは北海道限定のようです。まあ、試験販売というところなのでしょう。そういえばうちのエスプレッソマシン、ここ最近全然動かしてない、、、。これをきっかけに上手なラテでも家で作ってみようかな。

ネスカフェ ドルチェ グスト

2007-11-05

パワーチャージされました! [2nd Half of Day 3]

再びニューげんかいで埠頭に戻って来てから今度は天神行きのバスに乗り、そこから西鉄天神大牟田線の急行で西鉄二日市駅へ。次に乗り換えて到着したのは太宰府天満宮です。お仕事が上手くいくようにと手を合わせてきたのだけれど、七五三の時期なのでドレスアップ(っていうのかな)した子ども達とお父さんお母さんをよく見かけました。聞こえてくる話によると天満宮への橋(池に渡してある)を渡る際、一休さんじゃないけど端だか真ん中を歩いちゃいけないという方々が居て、彼らも正確に把握していない感じだったのでよくわからなかったけれど、聞き耳を立てた話しながら僕の渡り方だとちょっと御利益がなくなるんじゃないのかなと恐る恐る思いつつ天満宮へ。


太宰府駅から天満宮までの間にはお土産屋さんが並んでて、ちょうど京都の銀閣寺手前のような雰囲気です。ここでどのお店もこぞって売っていたのは「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」どこのお店のが美味しいのかわからなかったので適当に買って食べてみました。どこも1つ105円(税込)。僕がホテルからもらってきた観光ガイドブックによると藤原道真が榎寺で不遇な生活を送っておられた時に浄明尼という老婆がそりゃあんまりだと、時折この餅を持参して慰めたらしく、その後道真が亡くなった時にこの餅に梅の枝を添えて送ったのが由来らしいです。僕は梅の味がするのかと思って食べたんだけど、中はあんだけでした。でも外側の焼き加減が香ばしくて甘ったるい感じはしません。しかし玄界島から来たせいか、妙に周りが栄えて見えました:-)


暗くなってきたので夕食にしようと思い、何を食べようかなあと天神まで戻る電車の中でいろいろ考えていたのですが、ここ最近和食とラーメンの繰り返しだったので何か洋食が食べたい頃です。そういえば来る時の飛行機の中でハードロック・カフェの広告に「Fukuoka」が入っていたなあと思い出し、ケータイで探してみるとYahoo! Japanドームがあるホークスタウンにある事がわかったので、天神で地下鉄に乗り換えてハードロック・カフェへ。福岡市内ってバスも地下鉄もわかりやすいし、中心街はコンパクトだから楽でいいですね。一度歩いてみるとだいたいどんな感じの作りになっているのかわかる。こういう街というのは非常に貴重だと思うし、訪れる側にしてみると本当に助かります。でもたぶん自分でクルマを運転すると大変なんだろうなあと思ったり。あと今回はよく普通の路線バスを利用したのですが、本当に信号のアイドリング時はエンジンを停止させるんですね。昔タモリさんが福岡はエンジンを切るからバスの中が異様に静まると言ってたんだけど、それまで乗客は会話しててもエンジンを切ると会話がストップして本当にシーンとなっていました。でも今なら福岡だけでもないのかも知れません。と、言うか僕が普通の路線バスを利用しないから他がどうなのかわからないなあ。ちなみにバスから見たセルフのガソリンスタンドでのレギュラーは148円だったかな。北海道とあまり変わらない感じです。


ハードロック・カフェで僕が食べたのはチーズバーガー。10代の後半はこういうものばかりだったから、どうしても食べたくなってしまう、、、。あとこんな風にしっかりとした本物のバーガーってなかなか田舎に住んでいると食べられないからね。混んでいるかなと思ったけれど全然ガラガラ、男ひとりはどうなんだろうと思ったけど同様に男ひとりが既にカウンターにして、男ふたり組みもカウンターにおり、やっぱり都会なんだなあと実感。田舎だと若い子しか来ないだろうし、ね。と、言う事で最後の夜はご当地ものではなく食べたいものを食べたわけですが、あー、満足満足。ビールはミラー、アメリカに住んでいた頃はたいていミラーを飲んでました。ハイネケンがあるならハイネケンを飲んでいたけど、ミラーもなかなか美味しいと思う。バーガーの後でポテトをつまみながら3本くらい飲み、大音量の音楽に浸って帰って来ました。帰りも当然バスです:-) なんか久しぶりにバスに乗るせいもあると思うんだけれど、ホテルが博多駅近くなのでとにかく難しく考えずに博多駅行きのバスに乗ればいいやという気楽さもあったんだと思う。そういえば初日の夜はタクシーで博多座あたりから帰って来たんだけれど、実に上手な運転(つまり合理的という事)をされる70過ぎたと思われるおじいさまが運転手さんでした。そんな運転に感心していたんだけれど、博多弁が強すぎて言ってる事がよくわからなかったのが残念、、、。

出張先ではついタクシーを使う事が多いんだけれど、沖縄で乗ったタクシーの運転手さんは比較的問題なく会話できた。最近で言うと静岡で乗った運転手さんはなかなか難しかったけれど、まあ、なんとかわかった。でも本当に何一つわからなかったのは意外にも東京で乗ったタクシー、それは先月会津若松から出て来たばかりの運転手さんだったから:-) これは本当に申し訳ないくらい理解できなかった。でも関西弁とまでは言わないけど、博多弁は割と全国的に周知されている言葉だと思うので、早口で喋ってこない限りはだいたいわかるような気がしていたのだけれど、街で聞こえて来る現地の方々の会話はちょっと聞き耳を立てても本格的な博多弁だったせいか、ちょっとわからなかったです。なかなか全国的な会合がたまたま福岡であっただけなので、現地と人と喋る機会が少なかったから大阪に行った時のような「言葉の感染」はありませんでした。そういえば街で道を聞いても親切に教えてくれる人ばかりだったし、なかなか居心地の良い街だと思ったし、福岡いいねえと同行者はずっと言ってました。なかなか福岡はよかとでした。って言うのかな、、、。さあて、帰ったら年末までびっしりいろいろ仕事が忙しいけど、今回の旅でパワーはチャージされたので頑張ります! 次の遠隔地出張はいつなんだろう。今から楽しみです。

2007-11-04

なぜか島に渡りました。[1st Half of DAY 3 ]

福岡と言えばBlog友達のとうこさん、あとshojiさんの出身地でもあって、行った事がないけれど親しみを感じるところでもありました。今回は残念ながらちょっととうこさんが体調を崩されてお会い出来なかったのだけれど、4日の午後からフリーになったので、じゃあちょっとあちこちに行ってやろうとホテルに荷物を置いてから、まずは普通の路線バスに乗って博多埠頭まで行ってみました。港街フェチの僕としてはせっかく福岡に来たのだからぜひ海辺がみたいと思い、さっさとまずは海です。ちょっと余談だけれど今回の会合というのは全国規模のものでして、あちこちから同業者が集まったのですが、たまたま小さなグループに分かれた時、横浜と神戸の方がいて、どちらも僕は大好きな港街だから両方の街のどことどこの辺りを歩くといいですよねえと話すと、なんでそんなに港に詳しいんですか?と笑われてしまった、、、。
だって港街が大好きだからね。


で、ベイサイドプレイス博多埠頭に行ってランチでもしようと思ったんだけれど、ちょうど玄界島へと向かう船が出港する5分前のところに僕は到着してしまったようで、ちょっと悩んだんだけれど、これから玄界島に行く事なんてないかも知れないと思ってダッシュで券売機へ走り往復切符を買い、この福岡市営のニューげんかいに乗り込んでしまいました。もちろん玄界島がどういう所かも知らないし、何があるのかも知らない。ただ乗客は僕以外に10名ほど居た上、時刻表を見ると1時間半後には島から戻って来られる船があったので乗ってしまったという訳です。船の中のシートに身を沈めると、ああ、こういう適当な旅をかつてはよくしていたんだよなあと深々思ってしまいました。いつの間にかこういう瞬間が出張の合間にあるだけになってしまったけれど、まあ、仕方がない。iPodのイヤホンを耳に突っ込んでBoz Scaggsを聴きながら港を満喫しつつ玄界島へ。で、どんな場所かちょっとは知る必要があるなと思って島までの途中にケータイでGoogle先生にお聞きしたところ、Wikipediaさんが2005年の3月に起きた福岡県西方沖地震について教えてくれました。



2005年3月20日午前10時53分に玄界灘で発生した地震の震度は最大で6弱、特に玄界島での被害が大きくて建物の大半が被害を受け、4月20日の余震によって半壊状態だった住宅が全壊する被害を受けたとの事です。この日の事を僕は覚えてて、たしか日曜日だったと思うんですよね。札幌出張があった日で、札幌に到着したら「すごい地震が九州であったみたいですよ」と取引先に言われ、テレビをつけるとヘリコプターが山の斜面に建っている住宅を映してて、これは余程大きな地震だったんだなあと感じたのを覚えています。たぶん山の斜面の住宅というのが玄界島だったのでしょう。と、言う事でそんな事を思い出していると船は島へと近づいてて、遠くからも島の丘の斜面を工事しているのがよく見えました。事情は乗り込む時に知らなかった、と言うか忘れてた訳でして、まあ、せっかくなので島を歩いてみようと思って船を降り、とりあえず道なりに進むと仮設住宅がたくさんありました。この辺りはさすがに撮影しようと言う気は起きなかったけれど、ぽつぽつとその仮設住宅の間に新しい家が出来ていたり、小学生の男の子達がキャッチボールをしていたり、復興は進んでいるのは感じられました。工事の音が妙に場違いのように聞こえたけれど、それがなければ本当に静かな島なんだと思う。


こんな感じに島そのものを改装するような雰囲気で工事が進められており、まるで島を作っているかのように見えました。以前はコンビニのようなお店だとかもあったようなんだけれど、今は漁業の施設と仮設住宅だけしか見かけません。みんな福岡まで買い物しに行ってるのかな。学校などはどうしているんだろう?歩けて行けるところは全部行ってみたけれど、漁業組合の建物、歯科診療所、あと診療所しか見かけませんでした。歩いてみると言っても20分ちょっとで終了、どうやら同じ船に乗った60代の男性と20代の女性(たぶん父娘)もとりあえず来てみたという雰囲気で、ふらふらとふたりで散歩していたけれど、行く場所が少なくて何度もすれ違い、その度に「ちょっと違うところに来ちゃったね」的な表情をお互い見せました。


歩いているとネコを2匹見かけました。1匹は真っ白なネコ、もう1匹はこのネコ。2匹とも非常にフレンドリーで、呼ぶとにゃあと鳴きながら寄って来て、頭をちょっと撫でてくださいねと言いたげでした。こっちは時間がたっぷりあるので船の待合所の近くにいたこの子をしばらく遊んでいました。たぶんフレンドリーなのは島には誰もネコを追い払ったりする人も居ないんだと思う。それにこの島に訪れる部外者は工事をしている人たちの他に---僕みたいな異邦人は別として---船に乗る前に時間がある釣り人たちなので、ついみんなネコにかまってしまい、ネコも心地いいんだと思う。一人の釣り人は釣った小さな魚をこの子に与えたんだけれど、非常に美味しそうに食べていました。だから余計に人に慣れてるんだろうね。そんなネコの姿を見てから待合所で時間をさらに潰し(もちろんさっきの父娘も一緒)、やっと船の出港時間になりました。もうきっとこのネコに会う事はないんだろうけれど、きっとこれからもたくましく器用に生活していくのだろうと思う。島とネコに幸あれ。

2007-11-03

まるでラーメンづくしの旅。[Day 1 & Day 2]

「今度の出張は中洲なんですねえ」とスタッフに言われたのが先月末、いや、中洲じゃなくて福岡だってば、、、。今回の出張が決まってからあっと言う間に当日が来たような気がしますが、2日から5日まで福岡に来ております。月末と月初めの忙しさにバタバタして、出発の朝まで職場に出て仕事を片付けてから出発したため、何か忘れているような、、、。なんだか最近はいつもそんな事を言っているような気もしますが、とにかく今回はクルマをまず走らせて千歳に向かいました。そこから直行便、今回はガラガラ空きなのに無駄に大きい747。JALがワンワールドに加盟したからタイ航空とのコードシェア便らしく、そういう訳でそのままタイに行くようです。福岡で降りずにそのまま乗っていたかったのだけれど、そうもいかずに福岡に無事到着。国内線で2時間半って長いフライトだよなあ。沖縄には2回行った事があるので大きな意味では九州に来た事があるんだけれど、九州本土(と言うのかな?)は初めてです。福岡空港で747を降りると何やら美味しそうな匂いが。これほど美味しそうな匂いがする空港って初めてかも知れない。そういえば千歳空港に入った時の匂いが僕は大好きです。すごく北海道らしいというか、昔学生だった頃に千歳経由で帰って来る事が多く、空港に入った時の匂いを僕は記憶しているらしく、あの匂いはすごくホッとするんですよね。話は福岡の話に戻るけれど、天神だとか中洲を歩いていると福岡空港と同じ匂いが!あとでこれはとんこつラーメンの匂いだと気がつきました。街中がとんこつの匂いがして、ラーメンはとんこつ好みの僕としては非常にたまらないのです。ひとつ目の画像は西大橋より。



で、今回の九州の旅で2回ラーメンを食べたのですが、2回とも一蘭でした、、、。数名と同行していたのだけれど、そのうちの1名が有名店のラーメンが食べたいという事で一蘭へ。もつ鍋を食べて少し街中をフラフラとしてからキャナルシティの地下にある一蘭に行ったのですが、カウンターしかないという表現は正確なんだけれど、座ると両側に仕切りがついていて正面にはカーテンがある「味集中カウンター(ちなみに特許を取得しているらしい)」との事でして、ちょっと怪しい雰囲気にも感じられます:-) 画像のような丸くなくて横に長四角いどんぶりで出て来て、替え玉の際にはカウンターに設置してあるセンサーの上に乗せると入るらしいんだけれど、僕はさすがに夜中12時に替え玉する勇気はなかった、、、。味はとんこつなんだけれど臭みもなくて意外とあっさりしてます。あ、にんにくは無しにして味は薄味にしました。ラーメンの善し悪しというのは食べる人の好みなんだと思うんだけれど、僕はこの味は好きですねえ。翌日もなぜ一蘭へ行ったかと言うと初日に居なかった新たな同行者が居て、行きたいというのでおつきあいしたのです。2回目は明治通りの一蘭に行きましたが、こちらは昨日ほど美味しくなかったような。キャナルシティの方は特別な秘伝のタレがあるそうですので、行くならぜひキャナルシティの方へどうぞ。本当は長浜にもラーメンを食べに行く予定だったんだけれど、けっこう酔った後にタクシーで行くのが面倒だったので一蘭が続いたという理由もあります、、、。これは太るな、、、。でも会合の後に開催された夕食懇親会で出て来た料理も美味しかったし、福岡には美味しいものが多いのではないのでしょうか。

その今回のラーメン屋→ 一蘭