2009-09-28

リスとか、ワーゲンとか。[「私の宝物」で思った事]

月曜日に代休、うちの奥さんも休み、娘もお昼帰りにして3人で外出。もうすぐ寒くなると娘が好きなリスに餌をあげられるところでもリスが冬眠してしまうため、今回が今期最後。途中地元の空港の横を走ったら、ちょうどエアバスが頭上を通過しました。プラット&ホイットニー製ジェットエンジンの音に娘も大興奮:-)

ここのリスは非常に人慣れしてて、こうやって膝の上にも上がってきます。直接人の手から餌を取るし、背中や肩にも普通に上がってくるし、そっと撫でても全然恐がらない。器用にひまわりの種の殻を向いて中身だけ上手に食べます。

娘の前にはリス溜まり:-) 今日は全然人が居なかったので、我々のところだけによく集まってきました。でもネズミ嫌いな人にはダメな人も多いのか、悲鳴をあげている男の人も居たので、まあ、かわいいけれど小動物が苦手なら無理かもね。

午前中ちょっと探し物をしていたら出て来たアルバム、この1枚は僕の小さい時に撮られた物の中でいちばんのお気に入り。僕が大好きだった父のレモンイエローのVWビートルの前にて、僕があと2ヶ月で4歳になる頃ですね。日付は某年10月30日とあり、撮影は写真が好きだった亡き祖父だと思う。この日にこのビートルは売られてしまい、それがとても悲しかった事を今でも覚えています。このビートルがなければ僕のクルマ好き人生もVW好き人生もなかったと思う。将来ニュービートルのレモンイエローを買って、ナンバーも同じにして、この時の僕と同じポーズで写真撮影するのが夢:-) それにしてもこの赤い帽子も紺色の上着も好きだった事など、意外と覚えてるなあ。


週末行った帯広出張で僕の大好きな先輩が講演をされて、それにすごく感動して聴きながら大泣きしたんだけれど、その中で「私の宝物を紹介します」と言ってPowerPointで出したのが先輩のご家族の写真。存在は当たり前に思えてしまう日々ですが、僕にも宝物が彼と同じようにあるんだと思い直しました。いろいろ毎日大変ですが、家族の事を思ってがんばりまっす。

2009-09-27

めずらしく帯広出張。[ビールとか豚丼とか海の顔とか]

週末はめずらしく帯広出張。はっきり言えば僕の管轄じゃないので仕事で行く事もないけど、今回は久しぶりに行ってきました。到着してから時間があったので、同行していた同じ職場の僕の弟と一緒に帯広の地ビールである十勝ビールのレストランへ。ここは店内も明るくて、アメリカの地ビールレストランみたいな雰囲気がある場所です。時間は午後4時半くらい、土曜日なのに誰も居ない。

頼んだのがラガー、味わい的にはキリンに似てる。キリン好きなうちの弟も同意。地ビールはとんでもなくマズいものもあるけれど、十勝ビールは美味しいですね。フライドポテトも頼んで食べてみたけど美味しい。ちょっと昼食が遅かったので、なかなかお腹に入らず。それでも仕事前に2杯も飲んだ:-) 5時半スタートの会議が参加者集まったから今からやろうと電話が入って、焦りつつ2杯目を胃の中へ。

会合も終わって翌日の昼には解散。帯広と言えば豚丼なのでどこかで食べようという話になり、行ったのはJR帯広駅内にある「ぶたはげ」。正直言えばねえ、、、どこでも同じようなものですね。今まで「ぱんちょう」も「はげてん」も行ったけれど、タレに余程特徴がないと差別化は難しいのかも。美味しい事は美味しいですが、長い列を作っているお店にわざわざ並ぶ必要はないように思えます。

帰りは釧路の方を抜けてロングドライブ、白糠の道の駅で撮影。ここはきれいな砂浜が広がっていて、道の反対側が丘になっているので、ここにログハウスみたいな家を建てて1日中ビールを飲みながら海をぼんやりと眺めるような、そんな老後を過ごしたいとつくづく思う:-) でね、オホーツク海にしても太平洋にしても日本海にしても、それぞれ「顔」がありますよね。太平洋がやっぱり一番海らしい雰囲気を持ってて、日本海はシラッとしてるような感じであり、オホーツク海は人懐っこいけれどあか抜けてはいない:-) 

2009-09-25

今更ザ・ビートルズについて。[根本的なもの、進化したもの]

先日アップした記事の最後に最近どうしてザ・ビートルズがよく流れているのかと書きましたが、デジタル・リマスターのセットが発売されていたみたいですね。洋楽が好きだと言うとあまり洋楽に詳しくない人の中では、「洋楽好き=ザ・ビートルズ好き」であるという直結型イメージがあるように思うんですが、そんな事はない。たしかに嫌いじゃないし聴いたけれど、ザ・ビートルズはひとつのジャンルとして世間にも僕の中にも存在してて、しかもそう言われるようになってから数十年も経つのに今更ザ・ビートルズはひとつのジャンル化したと言ってるヒョーロンカの方の感覚がどうもよくわからない。でも、まあ、リマスターの音質と現代における彼らの音楽の価値というのは別な問題でもあると思うので、その辺りは今日は触れず。

で、前期と後期に分けると僕はやっぱり後期の作品の方がずっといいと思います。アイドルグループじゃなくてミュージシャンとしてのザ・ビートルズですね。アルバムで言うと『リボルバー』か『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』、初期ならアルバムじゃなくて楽曲だけれど「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」でしょうか。不思議なものでカバーしてるミュージシャンの楽曲は好きというパターンが多く、今日の画像の『A GRP ARTISTS' CELEBRATION OF THE SONG OF THE BEATLES』というアルバムが僕はすごく気に入ってます。何度かBlogでも書いた事があるし、それこそ今更感が拭えないですが、何と言ってもこのアルバムを知ったおかげで僕はダイアナ・クラールを知る事が出来たし、青春時代よく聴いたアルバムトップ10には入るほど聴きました。チック・コリアの「エリナー・リグビー」も渋くて好きだし、ジョージ・ベンソンの『ザ・ロング・アンド・ザ・ワインディング・ロード』も美しい。でもカバーが好きだという事は原曲も好きだという事なんだろうな。

彼らの曲を聴いていると世の中って本当にややこしくなったんだなあと思うんですよね。つまり---かつて当時はそうではなかったけれど---単純な音楽のストラクチャーと現代の複雑な作りを考えると、音楽だけではなく世の中の仕組みだとか、そういう辺りまで考えが広がってしまい、後天的で極めて個人的ではあるものの、音楽とは別なところで純粋にどこか完全に楽しめないような気がします。もちろんそれは僕が偏狭なだけだと思うし、決してそれは彼らの音楽に限って言える事でもない。別に僕は音楽に単純さを求めて聴いている訳ではないし(確かにそういう傾向は否定できないにしろ)、複雑なストラクチャーというのもバロック音楽などを始めとして昔から存在していた上、そんなストラクチャーがあるからこそ楽曲が素晴らしく完成しているとも思います。ある意味、ザ・ビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』はまさしくストラクチャーが素晴らしいとも思うし(ザ・ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』も同様)、この頃から音楽がひと味もふた味も変化したのだと思う。いや、進化か。そういう意味でも彼らの存在というのは大きいのかも。あー、そういえば余談だけど、中学の時の担任の先生は『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を授業中によく褒めてたっけ。

2009-09-23

レターマンショーに大統領が登場。[医療保険制度をPR]



オバマ大統領が深夜番組に出演、ユーモア交え政策を語る

オバマ米大統領は21日午後に収録されたCBSテレビの人気トーク番組「レイトショー・ウィズ・デービッド・レターマン」に出演し、医療保険制度改革などの政策や私生活についてリラックスした様子で語った。

CBSによれば、現職の大統領が同番組にゲスト出演するのは初めて。自分のスケジュールに出演予定が入っているのを見て驚いたという大統領は、開口一番「『誰がこんなことをしたんだ?』と側近に尋ねるのはこういう時だ」とぼやいてみせ、笑いを誘った。

2人の娘の夏休みの様子を聞かれて「怠けてばかりいる」と答えた大統領が、自分にはできないことだと付け加えると、司会のレターマン氏がすかさず「いや、やっていますよ」と応じ、大統領本人と聴衆の爆笑を誘う一幕も。

政策面では論議が紛糾している医療保険制度改革をめぐり、批判の背景に人種差別があるとの見方をオバマ大統領は否定。「私は大統領になる前から黒人だっ た」と冗談めかして述べ、「大統領が重大な変化をもたらそうとする時は常にこうしたことが起きるのだと思う。時に経済が不安定な時は、特定の層が大きく動 揺するものだ」と指摘。ルーズベルト、ケネディ、レーガンといった歴代大統領に対しても感情的な批判はあったと述べた。

アフガニスタンへの増派については、まず明確な戦略が必要だとの認識を示し、最優先すべきは2001年9月11日の事件を引き起こしたテロリストが二度と米国を攻撃できないようにすることだと強調した。

http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200909220004.html

早速YouTubeで探してみると、CBSのオフィシャルビデオがアップされていました。記事にもある「私は大統領になる前から黒人だった」という部分ですね。このレターマン・ショーは僕も大好きでアメリカに住んでいた頃はずっと観てて、ニューヨークに行った時にはCBSストアにショーのTシャツを買ったほどファンでした。でも今こうして観ると驚くのはデジタル化が進んで、YouTubeに上がっていても画像がきれいな事。時代は変わるんだなあと非白人の大統領を観ながら思ったり。このショーの見所のひとつに「Top Ten List」というのがあって、強いて言えばビートたけしの「こんな○○は嫌だ」みたいな感覚なのかなあ。大統領が来たこの日のTop Ten Listは「オバマ大統領がレイトショーに来た理由」、2位の「考えずに了承した、ブッシュがイラクを訪れたようなものだ」というので大笑いしてしまった:-)

2009-09-21

連休の話。[1台にならないものか]

世間は長い連休、僕は日曜日と月曜日だけ休みでした。日曜日は以前にも何度か行ってる小さな水族館へ、月曜日は僕と娘ふたりだったのでプリキュアのショーがあったのでそっちへ。プリキュアショーに行ってみると保育園の同じクラスの子とそのイトコ達が居て、娘はその子たちと一緒に観てたから僕はひとりでプリキュアショーを観る羽目に:-) 終わってから施設内の小さな遊園地でたっぷり遊んだわけですが、コーヒーカップは辛かった、、、。ああいうのは苦手だけれど娘はさすがに楽しんでいました。それから僕の実家へ少し遊びに行き、昼寝もせずよく夜も遅くまで起きていたものです。しかし、、、髪を切って本当に男の子みたいに見えるな:-)

ところで画像も最近はiPhoneで撮影する事の方が多く、DoCoMoのSO905iCSは「一応持っている」程度になってしまったような。でも通話はDoCoMoでしてるけど、祝日なんて仕事の電話がかかってくる事はほぼないから、DoCoMo→iPhoneへ転送にしてしまい、持ち歩きは1台の方がいいかも。でもやっぱり画像の写り具合はSO905iCSの方がいいですね、一応CyberShotだし。それでもiPhoneで撮影する理由、だってカメラの立ち上がりや撮影後の保存が全然早いから:-)

2009-09-18

ケヴィン・スペイシー、大好き。[頭の回転が早いと思う]


以前、クレイグ・ガスがアル・パチーノのものまねをしたYouTubeを紹介したけど、今回久しぶりに観ていると俳優のケヴィン・スペイシーが『アクターズ・スタジオ・インタビュー(Inside the Actors Studio)』でアル・パチーノのまねをしている動画を発見。「Oh, funny!」と「No」しか言わないんですが、非常に似てる!このインタビューの時、他にもケヴィン・スペイシーはマーロン・ブランド、クリント・イーストウッド、あとクリストファー・ウォーケン等のまねもしてて、どれも似ててビックリ。NBCのSaturday Night Liveでもいろいろものまねをやった事があるみたいだし、得意なのでしょう。



これはアンドリュー・デントンという人がホストをしている「Enough Rope」というトークショー(なのかな)、こちらではビル・クリントンのまねをしてて似てる:-) 観てて思ったんだけれど、きっとケヴィン・スペイシーって頭がいいんですね。最後の部分で大笑いでした。ビル・クリントンについて訊かれた時に
ケヴィン・スペイシー:「(ビル・クリントンは)アメリカの政策の上で輝く光だったよ。正直に言うと、大統領がビル・クリントンだった事を毎日懐かしんでるよ(会場笑う)」
アンドリュー・デントン:「でも今は別の大統領(ブッシュ)がいるじゃないですか。問題でも?」
ケヴィン・スペイシー:「(音声が聞こえない振り)沈黙。(会場笑う)」
アンドリュー・デントン:「(音声を)直しておくよ」
ケヴィン・スペイシー:「そうしてくれるといいね(音声じゃなくてブッシュの方を意味して)」

 ケヴィン・スペイシーと言えば「セブン(Se7ven)」の怪奇的な殺人鬼を非常に上手く演じてから僕は知るようになって、確かに「交渉人(The Negotiator」では頭のいい人質解放担当の刑事を演じていたし、何と言っても「アメリカン・ビューティー(American Beauty)」でのレスターは彼以外に演じる事は出来ないのと思う。またひとり好きな俳優が増えた:-)

2009-09-16

多摩川梨が届きました。[秋らしい食生活]

川崎に住む友達から多摩川梨が届きました。毎年、ごちそうさまです。うちの奥さんと結婚する数ヶ月前にその川崎の友達のところへ行ったら梨の畑が広がってて、そこから直線距離で15kmくらい都内寄りのところにかつて僕は住んでいた事もあったのに、梨が名産だとは全然知らなかった。食べてみたら美味しくて毎年送っていただいています。お礼にやはり毎年じゃがいもを送っているのですが、今年は天気がよくなくて不作みたいだけれどどうなんだろう。普段ほとんど甘いものって食べないのですが、よく考えたら甘いもので食べるのはくだものくらいですねえ。僕の梨好きは娘にもしっかり遺伝したようで、丸1個食べたらしい。すごい。

収穫の秋も深まって、うちで食べる野菜も全て自家製という生活がまだまだ続いています。今夜は野菜の天ぷら、具は全て当然自家製。枝豆も美味しい季節で、アツアツのを食べながらビールが最高です。ま、言うまでもなくいつだってビールは最高なんだけれど。

2009-09-15

変な表情で写る髪の短い娘。[あるいは変な表情にシンプソナイズ]

変な表情になったけど、今日は久しぶりにオフだったので娘とイトコの美容室へ。ばっちり再びショートヘアにしました。彼女は自分で「耳くらいの長さにして、ここを切って、前髪も短くして」とおねえさんに説明して切ってもらったようですが、実はママと髪を伸ばそうと話をしてたようで切った彼女の髪を見てママはびっくり:-) でも保育園のクラスの女の子達の間で短くするのが流行りみたいだから、まあ、いいのか。



自分の顔をシンプソンズ風にしてくれるサイト「Simpsonize Me」で作った僕。顔のアップ画像じゃないと上手く取り込めないので、ぜひアップで撮影を。でも結局はいろいろ調整するので原画が必要なのかなあと思うけど、、、:-)

こっちはうちの奥さん:-) 娘のアップ画像が手元にないので、今度また。

2009-09-13

運動会なのに出張、、、。[初丘珠と初Youtube]

日曜日は娘の保育園の運動会でした、が、あいにく天気は大雨、、、。という事で近所の中学校の体育館を貸してもらっての運動会、二年前も同じように雨だったので室内でした。僕は役員なので準備もあって朝6時半には行っていろいろ準備していたのだけれど、なーんとせっかくの運動会の日にどうしても行かなくちゃいけない出張が重なってしまい、娘の競技はふたつしか見られず。いちばん娘が僕に観てもらいたかった競技を観られず、途中で抜けて出掛けなくてはいけなかったので残念、、、。

それでもギリギリまで居てあげようと思って今回は飛行機にしました。車の中で着替えて出発、今回は本当に朝から1分たりとも無駄にできない日程です。丘珠空港という札幌市内にある飛行場へ着陸、普段は千歳なのであっという間に市内に移動できるのは変な感じ。初めての丘珠空港でしたが見学する暇もなく移動、会議の開始時刻を15分くらい過ぎただけで到着出来ました。以前は地元の空港と丘珠の間にジェット機も飛んでいたんだけれど、数年前からボンバルディアだけになってしまいました。ボンバルディアに乗ったのは十年振りくらいになるでしょうか、昔シアトルに住んでいた頃はよくバンクーバーから日本行きの飛行機に乗ってたため、シアトル〜バンクーバー間はボンバルディアでしたが、久しぶりに乗ると古い爆撃機に乗ってる感じですね。

会議が終わった頃には地元まで帰るJRもバスもない時間で(夜行は別として)、仕方がないのでレンタカーを借りて帰ってきました。札幌駅近くのニッポンレンタカーに予約なしで飛び込みで入ったのだけれど、たまたまMAZDAデミオがあったのでラッキー。なかなかおもしろい走りをしてくれて、家までのドライブが楽しかったです。

アサインされたシートがプロペラのすぐ近くだったのでiPhoneで撮影したら、プロペラがゆっくりとしか回転しないように写ったのでYouTubeにアップ。初めてのYouTubeアップでしたが、これからいろいろ撮ってもっと増やしてみようかな。

2009-09-07

8人による8つの視点と1つの事実。[おもしろかった!]

また映画の話でmovilogになってますね。WOWOWで放送していた事に途中から気がついたのが『バンテージ・ポイント(Vantage Point)』、ずっと観たいと思っていたけど途中からで非常に残念、、、。それでも率直に言って非常におもしろいと言ってもいいと思います。ストーリーとその展開がよく出来ているし、最後まで観ている方をドキドキさせてくれて楽しませてくれる。スペインで合衆国大統領が暗殺され、それに関わったり目撃した8人の視点で話が進んで行って、こういうのが好きな人はいいとしても、嫌いな人は観るのに疲れるかも。僕は言うまでもなく好きでした。細かいところで言えば大統領のリムジンが上手く出来てなかったり(ドアの装甲が全く違う)、シークレット・サービスのフォーメーションが滅茶苦茶だったりするけれど、まあ、この辺りは映画という事で。大統領の暗殺やらシークレット・サービスの活躍を描いた映画はいろいろあって、この辺りは好きな部類だからほとんど観てますが、今回デニス・クエイドがエージェント役はなかなかサマになっているのでは。いいパパ役とか年老いてからメジャーリーグデビューする教師役などのイメージが強いけど、こういうアクションも悪くない。やっぱり好きだなあ。彼を初めて観たのは『第5惑星(Enemy Mine)』でストーリーも強烈だったわけですが、でも現実の世界の役柄に落ち着けて本当によかったと思う。フォレスト・ウィテカーも『ER』でコバッチュと争ったような悪役柄とは正反対のいい役で、これもいいキャスティングですね。監督はピート・トラヴィス、僕の知らない人だったので調べてみるとイギリスのTV脚本家だったらしく、映画はまだ数本しか監督してないようだけど、これからなかなかおもしろいスリリングな作品を撮ると思うので期待してます。

2009-09-06

日曜日観た映画。[娘の笑いのセンスも成長中]

CSのザ・ムービーチャンネルにて観たのは『クライシス・オブ・アメリカ(The Manchurian Candidate)』、軍服姿のデンゼル・ワシントンがカッコいいです。デンゼル・ワシントン演じる湾岸戦争に行っていた男率いるチームは洗脳されていて…という少しSFっぽい感じの映画で、もっと現実味がある内容かと思っていたからがっかりした感じもちょっと。でもそれは僕の勝手な憶測を元に観た感想でもあるので、何の知識や予測もなく観れば違う印象なのでしょう。それはそれとしたとしても、でももう少しどこか安っぽい感じがどうにかならなかったのかなあと思ったり。決してチープなCGな訳でもないけれど、雰囲気なのかなあ。


土曜日は仕事でしたが、日曜日は近所のインド料理屋までうちの奥さんと歩いてランチに行ったり、庭のポーチの修理をしたり、コーヒー豆屋さんに行ったり、あと先日うちの娘とぶつかって折れたメガネを持ってメガネ屋さんへ行き、レンズは平気だったから他のフレームに移してもらったり、スーパーに買い物行ったり、そんな感じで過ごしてました。メガネ屋さんへ引き取りに行く時「今度のパパのメガネは透明なフレームなんだよ」と娘に言ったら、「見えなくて無くしたらどうする?」とのジョーク。最近だいぶ言葉のおもしろさだけじゃなくて内容におもしろさがあるジョークがわかるようになってきて、この間NHKでフルハウスを観てた時にマペット人形が「僕は友達だろう、中身はスポンジだけど」と言ったのを聞いた娘は大笑いしてました。そういうジョークがわかるようになってきたのは嬉しいんだけれど、もう幼い子どもじゃないんだなあと思う気持ちもあって複雑:-)

2009-09-04

今年観た映画のトップ3には入る。[告発のとき]

WOWOWで『告発のとき(In the Valley of Elah)』を観ました。なかなかこれはおもしろくて今年観た映画の中では個人的トップ3に入るくらいだと思うし(と言いつつ別にたくさんの映画を観てる訳でもないんだけれど)、監督のポール・ハギスと言えばここ数年監督やら脚本やら仕事をする度にヒットしてて、観ていると確かに『クラッシュ(Crash)』っぽい雰囲気もあります。おおまかなプロットとしてはイラクに派兵されて戻ってきた息子が行方不明になり、脱走するはずがないと思った父親(トミー・リー・ジョーンズ)が探すんだけれど残念な事に息子は殺害されて見つかって、地元警察の刑事(シャーリーズ・セロン)と捜査していくと意外な事実がわかり…という感じ。イラク帰還兵の苦悩を描く作品は今後もいろいろ出て来ると思うし、もうすぐ9/11から8年後のこのタイミングで観ると奥が深いものがある。父親も昔は軍人で、当時と現在の違いというとシンプル過ぎるけど、昔ほど戦争がシンプルではない部分(シンプルな戦争という表現で申し訳ない)や付随してくる大きなうねりやらもあって、その辺りで父親も困惑するんだけれど、息子の死を受け入れつつ軍人であった事を誇りに物事を進めていくあたりも深い。そしてメタファーも多く、原題の直訳"エラの谷"は聖書でダビデとゴリアテが戦った地であり、ダビデとゴリアテの関係というのはイラクとアメリカという関係はもちろん、戦いの相手が本当は何なのかも考えさせられる。そしていちばん意味深なのは映画の始めでトミー・リー・ジョーンズが国旗を上下逆に掲揚した学校の前を通りかかり、「上下逆にする事がどういう意味か知っているのか?国家が非常事態にあって降参だっていう意味だぞ」と学校の用務員に教えて正しく掲揚しなおすシーン。実は全てが終わった映画の最後辺りで再度その学校を訪れ、やはり上下逆に掲揚して夜も降ろさなくていいと用務員に言うところが本当に感慨深いものがあります。どこか冷たくひんやりと湿っている感じが観ている間ずっと僕はしてて、独特な雰囲気があり、うまく出来てるなあとつくづく思う。ちなみに母親役はスーザン・サランドンなんだけれど、あんまり存在感がない感じ。それでも彼女が適役だと思わせるのがすごい。


あと最近観た映画のタイトルだけ。
・オーシャンズ11(観たのは数回目。まだ何となく初々しさがある)
・オーシャンズ12(数回目。ヒットしなかったのはどうしてなんだろう)
・イースタン・プロミス(初めて観た。これもじっとりしてる。ロシア版ゴッドファーザー)
・バック・トゥ・ザ・フューチャー2(たぶん冗談抜きに200回目くらい。シリーズでいちばん好きかも)
・バック・トゥ・ザ・フューチャー3(2より観てないけど150回は観てるはず。今観るとセリフが非常に表現豊かだと気がつく)

2009-09-03

海も今年最後かな。[天気のいい午後]

平日オフだった今日、娘も保育園をお昼で終わらせて天気もよかったので海へ。うちの奥さんも午後からお休みにしました。本当に雲一つない晴天で秋らしい雰囲気でしたが、気温は意外と26℃くらいまで上がって海に行っても涼し過ぎない感じ。娘も天気と高い気温にテンションが上がり、朝は「今日はビーチに行きたーい」と言ってたので来てみたけど、でもちょっと海に入るのには水が冷た過ぎるかな。と言う事できれいな貝殻を拾ったり、画像のように砂で山を作ってトンネルを掘ったり。

トイレに行きたいと娘が言うので場所を移動して、別な海岸へ。こっちには大きな貝殻がたくさんあって、せっせと娘は集めていました。暑過ぎずちょうどいいけど、でもやっぱり日焼けたなあ。こちらの画像はiPhone、中央で貝を探しているのがうちの奥さんですね。上の画像はSO905iCSのサイバーショットにて撮影。携帯2つ持ちにも慣れてきました:-)


ところでここ最近やたらとThe Beatlesの作品がFMで流れたり、Yahoo!で特集まで組まれたりしているのはどうしてなんだろう。解散して40年くらい経つから? 著作権を持つマイケルの死去によって使用が楽になったとか?:-)