2009-09-07

8人による8つの視点と1つの事実。[おもしろかった!]

また映画の話でmovilogになってますね。WOWOWで放送していた事に途中から気がついたのが『バンテージ・ポイント(Vantage Point)』、ずっと観たいと思っていたけど途中からで非常に残念、、、。それでも率直に言って非常におもしろいと言ってもいいと思います。ストーリーとその展開がよく出来ているし、最後まで観ている方をドキドキさせてくれて楽しませてくれる。スペインで合衆国大統領が暗殺され、それに関わったり目撃した8人の視点で話が進んで行って、こういうのが好きな人はいいとしても、嫌いな人は観るのに疲れるかも。僕は言うまでもなく好きでした。細かいところで言えば大統領のリムジンが上手く出来てなかったり(ドアの装甲が全く違う)、シークレット・サービスのフォーメーションが滅茶苦茶だったりするけれど、まあ、この辺りは映画という事で。大統領の暗殺やらシークレット・サービスの活躍を描いた映画はいろいろあって、この辺りは好きな部類だからほとんど観てますが、今回デニス・クエイドがエージェント役はなかなかサマになっているのでは。いいパパ役とか年老いてからメジャーリーグデビューする教師役などのイメージが強いけど、こういうアクションも悪くない。やっぱり好きだなあ。彼を初めて観たのは『第5惑星(Enemy Mine)』でストーリーも強烈だったわけですが、でも現実の世界の役柄に落ち着けて本当によかったと思う。フォレスト・ウィテカーも『ER』でコバッチュと争ったような悪役柄とは正反対のいい役で、これもいいキャスティングですね。監督はピート・トラヴィス、僕の知らない人だったので調べてみるとイギリスのTV脚本家だったらしく、映画はまだ数本しか監督してないようだけど、これからなかなかおもしろいスリリングな作品を撮ると思うので期待してます。

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