2009-04-29

水族館に行ってきました。[マタマタは危険です]

出張から帰ってきて休みだったうちの奥さんと娘を連れて地元の小さな水族館へ。ちょうど連休企画という事でドクターフィッシュ体験をやっていたのでうちの奥さんが体験、くすぐったいという事でした。皮膚の角質をドクターフィッシュは食べてくれて皮膚病の治療に海外では使われているそうだけれど、娘は怖がってやらず。この水族館には大きめな魚が多めだから娘は恐がりつつも、まあ、楽しんでいる雰囲気です。そういえば彼女が2歳くらいの時に連れて来て、この水族館の中が暗くて全然入って行かなかったっけ。で、そんな娘が飛び上がるほどビックリしたのがマタマタの餌やり。いろいろ観ている最中に係の人がマタマタに餌をあげまーすと言うので行ってみたら、体長50センチほどの大きなマタマタ(亀)が水槽の中にじっとしています。餌にチカをあげますが一瞬なのでよく観て下さいと言うから娘は水槽近くに寄って行くと、それまでほとんど動かなかったマタマタがものすごい早さと大きな音を立てて喰いついたので娘は本当に飛び上がってビックリ:-) それからしばらく彼女の心臓はドキドキしていました。それでも楽しかったみたいで、休みらしい1日でよかった。

2009-04-23

演奏家としてのルグラン。[またはエンターテイナーとして]

今日は映画の話ではなく、久しぶりにJazzの話。先日いつだったか何となく夜中近くにリモコンでいろいろCSの番組をサーフしてたら、ミシェル・ルグランのライブが音楽チャンネルのMUSIC AIRでやっていました。どこかのジャズフェスみたいな感じで観た時ちょうど"シェルブールの雨傘(Les parapluies de Cherbourg)"をバンドと一緒に演奏してて、ルグランのかけ声と共にいろんなジャンルの音楽調に変化し、観ててなかなか楽しい1曲になっていました。それからしばらく忘れていたのだけれど今日調べてみると映像としてリリースはされていないらしく、でもひょっとすると『ルグランのすべて!〜ライブ・イン・ブリュッセル』というDVDに入っているのかも。MUSIC AIRでは繰り返し放送するみたいなので次回録っておこう。

ミシェル・ルグランは60〜70年代を代表する映画音楽家というイメージが強いけれど、自作作品のセルフアレンジのセンスは秀逸だと思う。彼自身の作品以外の演奏というのを僕は聴いた事がないし、ピアニストとしてのルグランというのはわからない事が多いので何とも言えないが、でも彼自身が手がけた作品自体がスタンダードになってて、そこを自分で触れてアレンジできるというのはすごく楽しそう。実際いろんなジャズミュージシャンと競演もしたし、彼がいちばん活躍していた頃のフランスという背景も演奏家としての彼を大きくさせたのかも。ところで先月発売したばかりのダイアナ・クラールの新作『Quiet Nights』、まだ聴いておりません。こちらも聴いたらぜひまた触れたいと思います。

2009-04-22

それでもボクはやっていない。[スパムだという誤解]

ちょっと過去の記事のラベル(タグ)を大量に修正していると、突然スパム避けに画像として表示された文字を入力しなければ更新出来なくなってしまいました。たくさんの記事を連続で更新していたのでどうやらGoogleの自動分別機能によってこの僕のBlogがスパムブログだと認識されてしまったようで、Gmailのアカウントには画像のようなメールが届き、指定されたURLにあるフォームに記入して解除しなければならないようです。と、言う事で早速そのURLに飛んでみたものの、普通に記事を投稿する部分にしか移動せず、フォームが見当たりません。可能性として考えられるのは、修正した記事を投稿する際に画像として表示された文字を入力して正当なものである事を証明した事くらいなもので、特別他に何も行っていません。ただ自動分類機能でスパムブログだと認識されている間は投稿用のページが表示されずロックされている状態のようなので、僕のようにこうやって記事を投稿出来ているという事はロックを解除された事だと考えてよさそうです。でもなあ、、、指示された解除方法をスキップしているので不安なんですよね。20日以内にブログの確認をしなければ削除するなんて言ってるしなあ。突然消えてしまったらごめんなさい。

2009-04-20

画像で見る休日。[北海道っていい]

昨日はそんな緊張した時間が続いたので今日はオフ、天気もよかったのでひとりクルマを走らせて網走まで来ました。ちょっと知り合いのところに顔を出したら お昼食べに行こうという話になって、美味しいお寿司屋さんでランチ。その後やってきたのが二ツ岩のあたりの砂浜、今日は天気がいいので海の向こうに知床岳 や斜里岳が見えます。画像をクリックすると大きくなりますので、ぜひ。今日はクルマの中でAORを中心に聴いてました。


身体がリラックスを求めているようで、自然に走るクルマのスピードも今日は緩やか。ハンドルの上で指を音楽に合わせて動かし、ゆっくりとクルージング。森の木々が作る編み模様の影がうつる道を進むと能取岬に到着。ここは360℃パノラマが広がるものすごくキレイな場所。やっぱり海っていいなあ、、、。


その能取岬までの道がこんな感じでまるでロケ地ですね。滑走路みたいだ。


その道に停めて久しぶりに自分のクルマを撮影。VWに乗っててよかったと思う瞬間:-)


こちらは海から離れ、網走市と大空町の間くらいにある場所。『北の国から』みたい?

2009-04-19

久しぶりに講演してきました。[Keynote, Interlink, and friend]

今日は数年振りに大人数(約100名)の前で講演をしてきたのですが、本当に緊張しました、、、。普段はもっと少人数の前でお話させていただく事が多いのですが、久しぶりの大人数です。途中から慣れて来て冗談も交えながら話す事ができたけれど、最初は手が震えてて先日この講演のために購入したInterlinkのリモートポイント・ナビゲーターが発射するレーザーポイントが小刻みに揺れてたっけ:-) 内容は自分の専門分野になりつつある部分で、自分で理解していなかった部分が多いから余計に緊張したのだけれど、でも結果的には自分がわからない事には話にならないので勉強させてもらいました。今回初めてKeynoteを使って講演をしたのですが、Keynoteを使ったプレゼンテーションってAppleのスティーブ・ジョブにしろ、映画『不都合な真実(An Incovenient Truth)』のアル・ゴアにしろ、とても立派なお手本があるので参考にできて本当に助かった上、何しろこのお二方は「Keynoteのお手本」というより「プレゼンテーションの達人」なので、そういう部分でも非常に参考にさせてもらいました。中途半端な気持ちで適当にやるのは許せないし、でも上手くいったらこういう仕事が増えるのもやっかいだというジレンマもあったのですが、まあ、生半可な気持ちでは出来ないのでそれはそれで自分のためだと思うしかないですね。ところでInterlinkのリモートポイント・ナビゲーターは非常に使いやすくて、僕はすっかり気に入ってしまいました。モデルはVP4170-54-85744というマウス機能がついていないシンプルな方で、非常に快適にKeynoteを進められます。よく講演なんかで助手を用意してスライドを進める方もいるけど、あれは自分のペースで進められないので絶対自分でやろうと思ってリモートのものを探していたのですが、これはオススメです。


で、今回この講演に参加していただいた方の中にひとり、僕と非常に仲が良かったんだけれど仕事の都合で3年ほどお会い出来ない方と会う事が出来、土曜日の夜は美味しいものを食べながら美味しいお酒を飲んで来ました。彼とは本当に気が合うところがあって仕事の話なんてした事がないくらいなんですが、ちょっとお互いビックリしたのはふたりともケータイが同じSO905iCSだった事:-) ソニー・エリクソンは本当にマイナーなので滅多に同じケータイを持っている人とお会いする事はないから、我々ふたりともビックリでした。やっぱり気があうって事なんだなあ。ところで世の中やっぱり不景気で我々が訪れた店は数年前まで満員で入れない人気の小料理屋さんだったのだけれど、10時の段階で我々の他に2組がいるだけでした。クルマで移動してて道も以前に比べて空いてるし、ね。ゴールデンウィーク前でみなさん外出を控えているのかな。

2009-04-17

新しいGolfが登場。[欲しいのはHistory]

新しいVW Golf、出たようですね。数日前にディーラーからDMが届いていたのですが、すっかり忘れてて、昨日イトコの美容室へ髪を切りに行った時に同じくクルマ好きのイトコから聞いて思い出しました。すっかり日本車並みのリリース時期となってしまいましたが、ニーズはどうなんだろう。何となくVが定着しないまま、今回新しいモデルが出たくらいの感覚があるのだけれど、でもまあ、Golf Variantの発売が最近だったのでイメージとして時間の感覚が余計に短いのかも知れない。そのイトコと最近のクルマ事情をいろいろ話してて、今どんなクルマが欲しいかと訊かれた時に浮かんだのは、、、VW New Beetle:-) あれこそVWの極みであり、頂点ですよね。もちろん色はレモンイエロー。いいな、欲しいな。

2009-04-11

普段おかしいと思わない不自然さ。[医療制度に思う]

先日やっと観たのはマイケル・ムーア監督の『シッコ(SiCKO)』、地元の医師会が上映していた時があったのに行けなくて、やっと観る事が出来ました。ちょうど叔母が入院していたりといろいろ医療について考える事があったタイミングだったので、ものすごく奥が深かったです。マイケル・ムーア監督の作品と言えば突撃インタビューが特色なんだけれど、今回は本当にシンプルな出来具合になっていると言うか、問題提起的な雰囲気でした。ご存知の方も多いと思うがアメリカには一般的な国民健康保険制度というのがなくて、勤務先が提供する保険か保険会社が提供する商品に加入している訳で、高くて払えない事などを理由にしている人々はなーんと約5千万人いるそうです。この人たちは病気になったらどうするのかと言えば病院にかかると当然10割負担、保険に入っている人だって中には保険会社が経営する病院における治療しかカバーしなかったり、そんな状況になっている。一方で医療費が全くかからない国の実情を紹介したりしているんだけれど、本当に住みやすい国というのは教育と医療にお金がかからない国なのかも知れないなあとつくづく思ってしまいました。それに日本の何割負担という制度もおかしいし、ね。「かつてアメリカ人はボランティア精神に溢れ、困っている人がいれば助けの手を伸ばすすばらしい国だと思っていた」という監督のナレーションが耳に残る。医療制度がどう変わっていくかは別としても、でも予防医学のあり方や大切さもよーく身に染みました。でも仕事中に指を2本誤って切断した人が医療費が高くなるので1本諦めた話はひどい話だったな、、、。マイケル・ムーアは911の時にボランティア救助活動をしていて病気になってしまった人たちを、映画の最後である場所に連れて行きます。これはなかなか彼らしい。

2009-04-05

虹の彼方に。[Happy Little Bluebirds Fly]

今日、叔母が亡くなった。去年から免疫系の難病と戦ってきたものの、家族に囲まれながら逝ってしまった。亡くなる数時間前に少し容態がそれまでより安定したので叔父は一度帰ったのだが、血圧も酸素飽和度も落ちて来たので呼び戻され、病室に戻って来たところで叔母は最後に一度だけ目を開いてから閉じたのだ。それよりちょっと前、叔母の容態が一段と悪くなった頃に雲が広がってきて、病室の空気に耐えきれなくなった僕が病院の外に出てぼんやりしている時、誰かのお見舞いに来た10歳くらいの男の子が外に出たとたん「雨の匂いがする」と一緒に歩いていた彼のおばあちゃんらしき人に言った彼のその言葉が頭に残っている。"うん、するね"と僕は目を瞑って心の中で相づちを打った。それからすぐに雨が降って来て、叔母の病室があるフロアに戻った時にかなりの降り方に変わっていた。そんな雨を見ながら僕は娘を窓辺へ連れて行き、人間の死というものがどういうものなのか話してみた。治る病気もあれば治らない病気もある事、時間は無限ではない事、そして死は生の対極ではなく生の中に存在している事も。もちろん娘は4歳と9ヶ月なので難しい事はわからないけれど、僕が真剣に何かを伝えようとしている事はわかってくれている様子だった。それから僕たちはふたりで虹を眺めた。虹が消えようとしている頃、叔母は長年連れ添った彼女の夫のために目を一度だけ開いて、そしてそっと静かに目を閉じたのだ。

2009-04-03

Touran the "KITT"! [自動で駐車してくれます]


昨日アドマン(って表現も古いな)であるBlog友達のシタマチさんがハンディカムのサイト」を教えてくれたのですが、これがなかなか感動できます。カメラだとかビデオだとか持っていない僕のようなパパは欲しくなりますね、、、。で、ちょうど最近僕も気に入っているCFがあったので今回それをご紹介。VW Golf TouranのTVCFなんですが海外で放送されているものでして、なーんとこのCFに出て来る「Park Assist」は自動でTouranが縦列駐車をしてくれる機能です。これはスゴい。同じくYouTube内にて"Park Assist"で検索してみるとLexusやBMW(こっちは縦列駐車じゃなくてガレージにまで入れてくれる)のPark Assist機能の動画が出てきますので、ぜひご覧ください。日本に輸入されているものにはこの機能がついていないのだけれど、これはたぶん公道では運転手自らが運転しなければいけないという道交法があるのかな。又は日本の道路事情もあるのかも知れない。娘の送り迎えでよく僕は保育園の前で縦列駐車をするのであったら便利だなあと思うのだけれど。

2009-04-02

新年度に思う事。[New Class, New Life]

先週の金曜日に東京から義姉が帰って来て、土曜日は日帰りで札幌出張、日曜日は法事、月曜日に一休みして火曜日に娘の担任の先生が異動になったから送別会、水曜日に娘の新学期が始まって夜に義姉を送るという少しバタバタした日を過ごしていました。4月という事で新年度がスタートしましたが、今年ほど新年度というものを意識した年は今までなかったような。メインで今携わっている同業者の団体の新年度は5月スタートなんだけれど、娘の新学期を始めとして何となく気持ち落ち着かないような感じがしています。と言う事で昨日は保育園へ娘と一緒に行って入園式に参加、進級なんだけれどいろいろと話もあるので毎年一緒に行っていますが、今年からは父母の会の副会長をする事になり、僕も娘と同様いろんな期待でいっぱいだったり。大好きだった担任の先生が異動になって娘が上手く通ってくれるか心配ですが、副担任もお友達も変わらないのできっと大丈夫かな。保育園というシステムは決して教育の場ではなく、働くパパやママの代わりで看てくれる場所だけれど、決してそれだけじゃないと思うんですよ。いろんな事を子どもは学んで成長する大切な場所であり、確かに行ける子どもも行けない子どももいるのだけれど、ここでの成長はとてもとても大きいと思う。人とのつながり方、様々な学習、そして時間は無限ではない事を娘は学んでいます。順応する能力も、ですね。そういう姿を見ながら親も成長している(のかな?)のですが、その保育園のシステムを看てくれる場所と考えるか教育の場でもあると考えるのか、同じクラスのパパママを見ていると様々なんだなあって思うんですよね。単なる看てくれる場所と考えているであろう彼らの本心というのを僕はわからないので一言では言えないですが、なんかもったいないなあって思うんですよ。でも保育園という場所を通じて子どもと触れ合うのも親子のつながりのひとつであると思うし、出来るだけ積極的にコミットしていきたいと僕は思っています。画像は新しいおたより帳、さくら組になりました。保育園も残すところあと2年、その後はもう小学生だ、、、。