2008-12-31

2008年を振り返る。[今年もお世話になりました]

今年も今日でおしまい、1年間ご愛読ありがとうございました。今年1年を振り返ると非生産的だったと言うか、何か特別やり遂げたわけでもなく、ひたすらクルマを運転して移動した事が多い年だったような。それでも今年は3回結婚式に出たし、周りに幸せになった人は多かったですね。あと新しいTVを買ってチャンネルが増えた事で映画はよく観た気がしますし、逆に新しい本と音楽にはあまり巡り会わなかったかな。考えてみれば不幸な事もなかったし、大きな怪我や病気もなかったかなと思ったのですが、実は昨日からうちの奥さんと娘が高熱を出してまして、それまでも風邪の熱が出てたのだけれど落ち着いたような感じを迎えたのに昨晩は39℃近く出ており、これひょっとするとインフルエンザなのかなあ、、、。この時期どうしても休めない僕は必死にいろいろやって免疫力を高めています。どうなる事やら、、、。

世間ではたくさんの出来事がありましたね。アメリカでは初めてのアフリカ系アメリカ人が大統領選挙で勝利を納め、世界的には人間が地球環境に今まで以上に注目した年だったような。そういう意味でも僕の個人的なベストムービーは『不都合な真実(An Convenient Truth)』でした。公開は数年前だけれど僕が今年に観た映画なので今年のベスト、中には事実と違うところもあるようですが、まあ、必ず地球の事を考えるきっかけになる作品です。お正月休みがある方はぜひご覧ください。

音楽のベストを考えると思い浮かぶのはJason Mrazの『We Sing. We Dance. We Steal Things』、めずらしく邦楽でいいなと思ったCaravanの『Yellow Morning』、SASの30周年記念ライブ、Steve Earleの『Washington Square Serenade』あとはBrian Wilsonの『That Lucky Old Sun』、この辺りです。ポッドキャストは目新しいものがなくて残念、ポッドキャストよりも出張中のホテルではひたすらアメリカのFMステーションを聴いていたような。

来年はどういう年になるでしょう。皆さまにとって幸せな1年となりますよう、0と1の世界を通して願っております。来年もよろしくお願い致します。

最後にMilestoneを。RIP.

Roy Scheider 2月10日
市川 崑 2月13日
Jeff Healey 3月2日
Sir Arther C. Clarke 3月19日
Bo Diddly 6月2日
赤塚 不二夫 8月2日
Bernie Mac 8月9日
Paul Newman 9月26日
Michael Crichton 11月4日
Mitch Mitchell 11月12日

2008-12-27

表情が変わっていく姿がよかった。[アフリカな夜]

CSで観た映画、『ツォツィ(Tsotsi)』。第78回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した2005年の作品だと後で知りましたが、さすがになかなかおもしろかったです。アパルトヘイト廃止から10年経った南アフリカのスラム街で生きる青年Tsotsiが高級車を盗むと中に赤ちゃんが乗っており、最初は置き去りにしようと思うんだけれど思い直して自分で育てようとするという内容で、赤ちゃんの世話に苦労するというよりもTsotsiがギャングから人間らしさを取り戻していくところが見所となっております。スラム街で生きて行く映画の代表作には『シティ・オブ・ゴッド(Cidade de Deus)』があるけれど、まあ、雰囲気的にはあんな感じ。最初に電車の中で乗客を殺して金を奪った時の顔と赤ちゃんを育てようとする顔が全然違っており、ここがなかなかよく出来てました。ジーンとするような感動はないけれど心に何か染み付くような感じで、かと言って決して悪い感じもしない。今年観る最後の映画になるのかな。それにしても、、、夜遅くにチャンネルサーフしちゃダメですね、ついつい何か映画がやってると観てしまって寝る時間が遅くなってしまう、、、。あ、ちなみにこの映画を観る前に『ホテル・ルワンダ(Hotel Rwanda)』も途中からだけど観てしまい、今夜はアフリカな夜でした。

2008-12-26

ブエノスアイレスから愛をこめて。[年賀状も完成!]

クリスマスの25日、大学時代に仲が良かった教授からクリスマスカードが届いていました。正確な意味で言うと宗教に関係のない"Happy Holiday Seasonカード"で、ポリティカリーコレクトなものでしたが、今年ブエノスアイレスを訪れた時に行った日本庭園で撮ったKIMONOの顔出し写真看板で撮影した写真があったので、カードにして日本人のあいつに送ってやろうという感じだったのでは:-) だいたい彼がカードを送ってくるなんて、9年前最後に会ってから初めてだし。たまにメールのやりとりはしていたけれど、今でも僕の事を覚えてくれてカードを送ってくれるのは---どんな意図であろうと、まあ、---嬉しいものです。ちょうど僕が大学生だった頃に彼がTenure(大学における終身就業権利)を取ったのだけれど、仲が良かった僕はその審議委員会の学生オブザーバーとしてお願いされ、そこから彼とは仲良くなって僕が大学を出てからも度々家に招かれたり、音楽や小説の話で盛り上がったりと仲良くさせていただきました。授業は本当に厳しかったけれど本当に自分の身になる内容だった。そう実感できる授業って滅多にないと思う。年賀状で返事を送ろう。



で、今年は少し遅くなりましたが年賀状もついに完成。仕事関係者とプライベートと分けて作ったので手間もかかって時間がかかってしまった、、、。画像は200枚以上買った方に差し上げていますというポスト形の印鑑ケースで蓋に朱肉がついているタイプです。これでヤマトや佐川の伝票にハンコを押そう:-)

2008-12-24

Jeopardy Birthday. [もの忘れが最近、、、]

今日は僕の誕生日、1年大きな怪我も病気もなく過ごす事が出来ました。クリスマスでもあるので仕事から帰ってきてプレゼントをそっと玄関に置いてドアベルを鳴らして黙って去り、その後しばらくクルマで待ってから自宅に入ると、娘がサンタさんが来たと喜んでいました。サンタさん見たの?と聞くと「見なかった。だって(サンタさんは)忙しいんもん」との事:-) まあ、忙しいよね。「HAPPY BIRTHDAY」のアルファベットキャンドルがあって、ちょうど「PAPA」が作れたから年齢の本数とは関係なく立てて吹き消しました。これからの1年、良い年になりますように。ケーキは僕のリクエストでチーズケーキです。誕生日という事は1歳年を取ったわけですが、最近もの忘れが気になりつつあります、、、:-) よくある「あの名前なんだっけ?」という類いでして、今日の記事のタイトルにした"Jeopardy"も全然出てこなかった、、、。インターネットで検索して見つけられる状況ならいいけど、普段"オフライン"の時だと本当に困ってしまう。年を取るという事はこういう事なんだなあと最近実感してますが、年齢ではなくアルコールの影響だったら嫌だな、、、。

2008-12-23

寒い、、、。[今シーズンは何度まで下がるのだろう]

夜7時頃に外の温度計を見たら既に−12℃くらいまで落ちており、自宅に帰ってガレージにクルマを入れると−13℃。雪が割と少ない今年でしたが積もってきたから気温もずいぶん下がる日が増えてきました。このクルマの外気温計で見たいちばん低い気温はたしか−24.5℃だったけれど、今シーズンも同じくらい下がるのかな、、、。それでも雪のおかげですっかり景色は冬、クリスマスらしい雰囲気にはなってきたのは少しだけ嬉しいかも。そういえばいつもの年ならサンタの衣装を着ながら仕事をするんだけれど、今年はまだ着てないな、、、。すっかり忘れてた、、、。

2008-12-21

ケーキやらワインやら。[顔が真剣な娘]

今日は僕の実家でクリスマスパーティ、10日後には再度お正月で集まるわけですが、まあ、飲むのに理由は特別いらない、のだけれど、ちょっと頭痛がして思ったよりも飲めませんでした、、、。娘にはふたりのイトコがいて、上は2歳と下が10ヶ月で、2歳の子ともよく遊べるようになってきたし、おたがい会うのを楽しみにしていたようです。本当に子どもの成長ってすごい。みんなで先日あった娘の発表会のビデオを観たり、のんびり過ごしました。画像の娘のポーズはその発表会でのキメのポーズ:-) 顔が真剣だな、、、。

2008-12-19

Fly, Bus, Fly. [かつて近所だったところ]

Buses crash through I-5 barrier
A couple of charter buses with dozens of people aboard slid down the snow-covered cobblestones of Thomas Street on Capitol Hill and crashed into each other Friday morning, crashing through a guardrail on Melrose Street 20 to 30 feet above Interstate 5.

Two of three buses caravanning students with the Columbia Basin Job Corps in Moses Lake home on Christmas break from Moses Lake, all bound for Seattle's Greyhound bus station, slid down the icy street near Denny Way, coming to rest with their front ends hanging over the Interstate 5 freeway.

All passengers have been taken off the bus with mainly minor injuries and rattled nerves, though a few were taken to hospitals as a precaution, according to the Seattle Fire Department.

Firefighters believe the buses, which continued to rest above the freeway, onto which some debris fell, are stable.

The third bus in the caravan escaped the crash.

Seattle Post-Intelligencer December 19, 2008.
http://seattlepi.nwsource.com/local/392969_bus20.html
毎朝のニュースチェックで見つけたアメリカ北西部に襲った冬の嵐の記事のひとつ、シアトルで大型バス2台が凍った路面でスリップして停まれず、坂を下ったところにあるハイウェイ5のガードレールを突き破り、危うく下を走るハイウェイに落ちそうになったという記事。3台で走っていたようですが、1台は無事だったようです。写真では1台のバスしかガードレールを突き抜けていないように見えますが、実はもう1台後ろで同じように突き抜けて落ちそうになっています。この記事に出ている事故のあったThomas Streetというのはハイウェイに向けてかなりの急斜面になっており、路面がテカテカに凍ったらまず停まれないほどの角度でして、実を言うと僕はこの事故現場から3ブロックほど坂を上がったところ、まさにThomas Streetと別な通りの交差点の角に住んでいました。あまり冬に雪が降る事がないシアトルですが、サンフランシスコほどではないけど坂が多いので路面が凍ってしまうとあちこちで立ち往生してしまうクルマがたくさん出て、住んでいた当時のある日に10センチほど積もった時には学校閉鎖や交通機関のマヒはもちろん、FMラジオ局まで沈黙してしまう事がありました(たぶんみんな帰ってしまったのか仕事に出てこられないかのどっちか)。今年は雪が少ない北海道ですが僕も運転には気をつけなくちゃ。

2008-12-16

映画ばかり観ているこの頃。[意外とシリアス演技]

平日休日あまり関係なく、夜は映画を観て過ごすというのがここ最近の日課になっています、と、言うか、今に始まった事でもないんだけれど、集中的にここ最近はよく観ているという話。とは言うものの自分でレンタルしてくるのではなく、CSの映画チャンネルでひたすらおもしろそうな映画を探して観るわけで、こっちの方が自分の好みにさほど傾かなくていいのかも知れません。特にここ最近は滅多に観る事がないようなジャンルの映画も観てて、先日は『絶対の愛』という韓国映画まで観てしまった。で、数本観た中でなかなかおもしろかったのは『ナンバー23(The Number 23)』というサスペンスになるのかな、Jim Carryが主演だけどコメディではなくてシリアスな役を演じています。あやうくB級映画になってしまいそうな感じもあるんだけれど、なんとか持ちこたえたようなところでしょうか。Jim Carry演じる男が出会った一冊の本に書かれていた23という数字に取り憑かれた男に共通点をたくさん見出し、やがてCarry本人も取り憑かれ、その謎を解いていくというのがあらすじですが、なかなか23という数字が上手く演出されてます。そもそも23という数字は666ほどではないにしろ、意味を持つ数字という存在でもあって、このあたりのトリックというか種的な事をよーく知っているとB級映画になってしまうのかも。この映画に出演したためなのか、Jim Carry本人のプロダクション会社の名前がJC 23 Entertainmentというらしい。

2008-12-12

夕食はジンギスカンでした。[牡蠣も美味しかったでした]

昨日の夕食はジンギスカン、北海道在住だからと言って夕食になる頻度が高いわけでもないんだけれど、娘が好きだから。娘はジンギスカンを初めて食べるまで肉を口にした事がなく、ある日たまたま口にしたジンギスカンから肉を食べるようになり、焼肉も好きになりました。話を聞いていると(と言っても2歳の女の子を娘に持つ弟との世間話程度だけど)肉というのは3歳頃までの子どもはあまり好まない傾向にあるような。たまたま昨夜はもらった牡蠣があったのでこれも一緒に食べて実に北海道らしい夕食でした。

で、話は変わって今朝FMで聞いた話で再確認したというか、ああ、そういえばそうなんだよなと思った話。その今朝のFM番組で将来に残したい北海道の魅力というようなトピックでリスナーからメッセージを集めていたのですが、方言の話になった際に北海道弁と文章の過去形について触れていました。これは北海道だけではなく東北辺りも同様になるらしいのだけれど、物事が現在進行していて過去ではない事でも過去形が使われるという現象について。電話の受け答えなんかがいちばん非ネイティブ北海道弁スピーカーに驚かれるというか、違和感を感じるらしく、電話をして受けた相手がいきなり「鈴木でした」と過去形で名乗る事には辻斬りレベルほど驚くらしい。「ああ、そうでしたか」と電話をそのまま切りたくなるほどだと数年前に北海道へ来たばかりの方が言ってましたが、そういう環境で育ったから別にそれほど不自然には僕は感じられない。それに挨拶だって過去形になる。「こんばんは」の方言である「おばんです」、例え挨拶の対象が目の前に存在していても「おばんでした」と過去形になったりもするし(年配の方に多いかな)、うちの祖父がある役職に就いてて僕の小学校の朝礼でたまたま挨拶する事になった時なんて、「おい、お前の学校での挨拶を考えたから、今から読んでみるので聞いて変だと思ったら言ってくれ」と祖父が言うから僕が聞こうとすると、いきなり「みなさん、おはようございました」としょっぱなから言うものだから注意する間もなく唖然とした記憶さえある。さすがにおはようございましたレベルは普段あまり耳にする事も少ないけれど、まあ、完全に間違いではない。口頭で言うくらいで、年賀状に「明けましておめでとうございました」と書くのはレアなケースかも。

なぜ過去形になるのか、今朝のFMでは過去形現在文法は北海道において丁寧語とソフトな言い方の意味となっていると言ってました。アクセントや言い方にもよるだろうけれど、まあ、丁寧かどうかは別としてソフトになるのはわからないでもない。全国レベルで過去形質問が一般的になっているものもあって、例えば飲食業マニュアルでよく耳にする「○○でよかったですか?」という質問の仕方。コーヒーを注文した時の「ホットでよかったですか?」みたいにね。これも決して今では不自然ではない接客マニュアルの一部になっているけど、勝手な憶測ながら元々は外国レストランチェーンが日本で展開を始めた時の英語で書かれた接客マニュアルにおける直訳ではないのだろうか。つまりDo youよりもWould youで訊く方が丁寧である事をベースとし、そのまま何となく受け継がれているような感じさえします。でも何となくソフトに「なっているような雰囲気」に流されているだけなような。

2008-12-06

(たぶん)今年最後の出張![今回は恐かった]

今日は今年最後の出張でした(と願いたい)。先週の出張で急遽今週末も出張が決まり、数日後には札幌に引き返すような感じで今週は過ぎましたが、まあ、うちの奥さんには「札幌に彼女が居るんだ」と冗談で言われたり、僕が冗談で一緒の団体の方に「ウィークリーでも借りようかな」と言うと「彼女でも作った方が安いぞ」と冷やかされたり。いつも同じホテルを使っているのでチェックインする時も何も言わずキーを出してくれるようになったし、なぜかここ数回ずっと同じ部屋がアサインされてて窓から向かいのマンションが見えるんだけど、見ようと思って見ているわけじゃなくカーテンを開けたら見えてしまうので、あーあの部屋はクリスマスツリーを飾ったんだなあと思ったり:-)

で、昨年10月下旬時点でクルマの走行距離は141,000kmでしたが今の時点で184,000kmなので13ヶ月で43,000kmも走った事にもなっていました、、、。営業車でもないのに異常なペースだ、、、。以前冬は飛行機で移動という事が多かったのですけど、すっかり慣れてきてこの時期もクルマで移動するのですが、今日は久しぶりに恐い思いをしました。順調に走っていたけど高速道路が途中で路面凍結によって通行止め、仕方がないので45kmほど下道の国道を走っていたら、旭川を抜けたあたりから路面が本当のアイスバーン。いや、本当に見事なツルツルでスケートリンクの上を走っているようでした、、、。スケートリンクなら真っ平らだからまだいいけど、微妙な段差がクルマの方向を変える上に上り坂も下り坂もあるので、車列は時速30〜40kmで進み異常に時間がかかってしまった。少しの上り坂でも途中で停止すれば再発進できなくなる恐怖もあったし、数台前を走っているバスが滑りながら対向車線にはみ出しそうになっている姿を見るのもなかなかのもの、、、。前方で事故があっても急停止できないからね。まあ、無事に今回が終わって来年1月末まで出張もなく、やっとこれで気分的にも12月を迎えられそうです。画像はカナダの凍った湖の上を走って物資を運ぶトラックのドキュメンタリーで、History Channelで放送していた『アイスロード・トラッカーズ〜北極圏を走れ!〜(Ice Road Truckers)』より。まさか同様の氷上を走るような天気に自分が見舞われるとは、、、。

2008-12-01

ただいま出張中。[お酒とのつきあい方を考えました]

先週の土曜日から札幌→旭川というルートで出張に出ています。今日は旭川で、会議が始まるまでホッと一息しているところです。僕の出張というと1泊2日や日帰りというケースが多いのですが、年に2、3回くらい3日ほどの着替えを持って出かける訳ですけど、ここ数週間ずっと週末は出張というパターンが多くてホテルのボディソープやらシャンプーの匂いにうんざりしてくる頃ですね。野菜も食べられないし、高速に乗る時どっち方向に行くのかわからなくなったり、まあ、いろいろ疲れも出てくる。

で、数えてみると1年365日の中で30日程度はどこか出張に出てる事になるのですけど、ここ最近ちょっと出先でのアルコールが多くなって、その飲み方もちょっと良くないなと反省しております。記憶が飛ぶ、飲みながら愚痴を言ったり、横柄になったり、翌日に影響したり、こういう事は極々当たり前のようになっていたのも事実でして、ふと冷静に考えた時にそういうのって異常な事、健全じゃないんですよね。精神的にも身体的にもよくないし、依存している訳じゃないけど少し外で飲む事に疲れを感じています。アルコール依存症の人だって先天的なはずがなく、段々と量が増えていって問題が生じていくプロセスがあると思うんだけれど、ひょっとすると僕もそのプロセスの初期の初期あたりに当てはまっているんじゃないかと思うと、やっぱりこれはちょっと考え直さなければいけない。後悔するような飲み方が多くなってきたという事はどう考えたってよくないし、逆に言えば今どうにかしようと思えた事はものすごくラッキーな事なんじゃないのかなと思ったり。と、言う事で見返りが大きくなる前にしばらくお酒からは離れようと今回の出張で思いました。そんな話をうちの奥さんに電話でしたら、止められるなら止めたらと笑っておられたましたけど、まあ、おうちだけで楽しく飲もうと言ってくれたし、お酒との考え方を変えてみます。ちなみに自宅では以前からビール350ml缶をひとつだけと決めてます。なぜならそれ以上飲むとエンジンがスタートしてしまうから:-)

<追記>
そうそう、ちょっとビックリした事があったので書き加えます。札幌を出て時間もあったので高速道路を使わず国道を走って旭川まで移動したのだけれど、岩見沢手前の河川公園らしきところの駐車場にパトカーが数台停まっていてねずみ取りでもやっているのかなあと近づいて行ったら、何やら若い兄ちゃんがお巡りさんに囲まれてうずくまっています。何かと思って見ているとそのお兄ちゃんがお巡りさんになーんと土下座を始めました、、、。交通機動隊じゃなくて普通のお巡りさんだったので交通取り締まりではないと思われるわけですが、ちょっとスゴい光景でした。許されたとは思わないけど、いったいなんだったんだろう、、、。

2008-11-27

裁判員に選ばれた方へ。[嫌いが好きになるかも]

インドのテロ事件に関していろいろ海外メディアのニュースサイトを観ていたらブチ当たった驚きのニュース、The New York Timesです。
Oh, Mandy: Law and Order (The New York Times November 27, 2008)

A Colorado judge who noticed that many of the people who showed up in his courtroom for violating noise ordinances were repeat offenders has decided to quit fooling around: new offenders may find themselves sentenced to an hour of listening to Barry Manilow or the theme tune from the children’s TV show “Barney and Friends.” The judge, Paul Sacco, told Reuters that the fines he doled out had had minimal effect. He reasoned that having repeat offenders listen to Barney or Barry for an hour at high volume might make more of an impact. Mr. Sacco, of Fort Lupton Municipal Court, told Reuters Television that the policy was cutting down on the number of repeaters. “This is a way, when I look back, of teaching manners to people,” he said.

http://www.nytimes.com/2008/11/28/arts/28arts-LAWANDORDER_BRF.html
The New York Times November 27, 2008

これは騒音を立てて迷惑をかけた男に対し、Barry Manilowや子ども向けTV番組"Barney and Friends"のテーマ曲を何時間も聴かせる刑にコロラド州の判事が課した実にめずらしいケース。Barry Manilowと言えば"Copacabana"を歌った人と言えばわかるかも知れませんが、まあ、たぶんこの刑が課された男は真逆なジャンルの音楽を大音量でかけて近隣に迷惑をかけたので、"その分"だけ処罰されたというところでしょうか。ひょっとすると男に聴いて苦痛になる音楽は何か聴いた上でBarry Manilowという名前が出てきたのかも知れませんが、でも僕だって自分が苦手なジャンルの音楽を延々と聴かされ続けられたら辛い、、、。目の前でBarryが画像のように歌ってくれたら、まあ、それはそれでおもしろいのかも:-)

と、ここまで書いて高校時代に住んでいた寮の2年目のルームメイトが朝から寝るまでBon JoviとDuran Duranをかけてて、本当に辛かった頃があったのを思い出した。もともとそれほど好きな類いではなかった上、始めの頃は多少我慢が共同生活には必要だなと思って我慢してたけど、ある日ついに僕は我慢できなくなって「これ以上大きな音で音楽をかけるのは止めてくれ」と言って問題は解決(さすがに音楽性を否定する事は言わなかったです:-) )。しかしそれから数年間は余計Bon JoviとDuran Duranに対して拒否反応を示すようになり、本当に苦痛だった。どこからか「リ、リ、リ、リーフレックス」とか「テールミー、テールミナウー」とか、「リビオンナプレイヤー」と、どこからともなく聴こえると本当に嫌な気持ちになった(なぜかよく聴こえるのだ)。それからしばらく時間が経ってそんな事も忘れていた今から数年前のある日にFMでDuran Duranの"Ornidary World"が流れた時、信じられない事に「悪くないじゃないか」と思ってしまった。そしてその数時間後に僕はiTunesストアでその1曲をダウンロードして自分のiPodに入れていたのだ。これは音楽性の善し悪しとは別に当時の思い出を引き出してくれるタイムマジック効果であると思うし、そう願いたい。と、言う事でこの「Barry Manilowの刑」を処された男が数年後に"Copacabana"を大音量でかけて近隣に迷惑をかけない事を願っている。

2008-11-26

彼女の好み。[She is trippin' out]

ここ数日、ちょっと事情があって娘と一緒に往復2時間ほどのドライブを毎日しています。最近は冗談を言い合えるようになってきたので理由なき反抗をする事もなく、大人しくクルマに乗っている事が多いのだけれど、それでもジュースやお菓子をこぼしたりというのは、まあ、仕方がない(おかげでパパのクルマはいつもパーティの後のようだぞ)。片道1時間なので当然彼女としては暇を持て余して車内でテレビを観たりしているのですが、電波が入りにくいところでは(まだクルマのTVはアナログです)何も映らなくなってしまい、そうなると音楽を聴く事しかなくなるわけで、最近の娘のお気に入りはCurtis Mayfieldの"Tripping Out"のようです。リズムもいいしMayfieldの声も気に入っておられるようでして、でも考えてみたら何がなんだかよくわかっていないけど好きというのは子どもであろうと大人であろうとあまり関係ない事に思えてくる。他に好きなのはThe Rolling Stonesの"Jumpin' Jack Flash"とかStevie Wonderの"Higher Ground"、同じ"Higher Ground"でもレッチリのカバーは好きではないらしい。いろいろこれからも聴かせたいと思いますが、自分の名前がレイラである理由はまだ知らず:-) 同じレイラなんだなあくらいしか曲を聴いても思わないよう。

2008-11-24

今年は娘も同行。[6年が経ちました]

今日は結婚記念日でした。と、言う事で我々夫婦がパーティを行ったレストランへ夕食を食べに行ったのですが、今年は娘も同行。今年初めて娘を連れて行ったのだけれど、なんだかちょっと不思議な感じ、と言うのも今までずっとこの日は夫婦ふたりで行ってたので、一緒に連れて行くと突然いつの間にか娘が現れたという感覚で、結婚して6年経って娘も生まれたのが本当にあっと言う間だったような。帰ろうとした時にオーナーさんが出てきて6年経ったと言うと本当に時間が流れるのが早いですねえと言う。いや、本当に早い。でも娘を食事に連れて行くという場所は今まで家族向けという場所ばっかりだったけど、今回初めて静かな感じの場所へ行って、それでも大人しくしてました。ちょっと少なめだったけど一人前のパスタをしっかり食べて満足のようでしたが、味がどうだったか聞いてみたら「美味しかったけど、ちょっとしょっぱかった」との事で、味の批評も大人っぽくなってきました:-) さて、いくつになったら気を使って「記念日なんだからふたりで行っておいでー」と言う事でしょうか。

2008-11-21

ハッピー手帳カバー。[見事にフィット]

僕が所属している組織で毎年配布している手帳、来年のが来て色を見て唖然。ちょっとこの色は持てないなあと思う明るいワインレッドに朱色を加えた感じで、どうも抵抗が、、、。でもこの手帳がないと困るしなあと思っていたところ、ちょうどANAからも毎年届くカレンダーと手帳が届きました。手帳は中身を取り出せるタイプでカバーと分離する事に気がついて、あ!これだ!と。地味なカバーですがANAのロゴも目立たなくていいし、欲を言えばステッチの色がもっと明るい感じがいいと思ったけど、まあ、無料でもらえるので贅沢は言えません。少しサイズが大きいけどしっかり手帳が収まるし、(たぶん)搭乗券が収まるポケットもついてるし、今まで使っていた組織手帳にはポケットがなかったのでバックアップの名刺が入らず困っていましたが、この問題も一気に解決しました。全然乗ってないけど、やるじゃん、ANA。しかしあと10日で今月も終わり、そしたらあっと言う間に年末ですね。早いなあ、、、。

2008-11-20

John Mayerの"Bold as Love". [自分の変化と共感覚]

John Mayerの新しいライブアルバム『Where the Light is』、この中の"Bold as Love"が最近のお気に入りです。"Bold as Love"と言えばJimi Hendrixがオリジナルで今までもいろんなミュージシャンがカバーしましたが、John Mayerバージョンがいちばんいいと思う。ライブバージョンではなくスタジオ録音は『Continuum』というアルバムに収録されてますが、どちらも悪くなくていかに彼がJimi HendrixとStevie Ray Vaughnに影響されているのかよくわかります。いいね、いいね。まだ彼は31歳、これから本当に楽しみです。僕が若さを理由に音楽を追う事なく視野を広げて(もしくは一歩引いて)音楽に触れる事が出来るようになったのか、ここ数年はわりといろんな視点から音楽を楽しめるようになってきたように思えるんですよね。そうすると今まで以上に音楽が楽しくなってきたのも事実だし、そう思うと年を取るという事が素敵な事だと思う。それは音楽の事だけじゃなくて映画だって小説だって心に触れるものなら同じであって、それに人間関係だってそう思えるようになってきた(良い事なのか悪い事なのかまではわからないけど)。そんな気がします。

2008-11-17

本人達が知らない結婚式。[Surprise! and I Do - or die]

日曜日は昔からの友達の結婚式でした、と言うか、本人達に内緒で仲の良い友達数名によりサプライズで祝ってやろうという話になって、いろいろ話しているうちに規模が大きくなり、当初話にはなかったチャペルでのセレモニーまで行う事に。参加者は30名ちょっとだったので結果的には何かあると本人達に少しリークしていたようですが、まさかここまで大きなものになるとは思っていなかったようで、僕が会場に連れて行ったんだけれどその時に驚いたふたりの顔は本当に忘れられません:-) 衣装のサイズもこっそり合わせなくちゃいけなかったのも、写真を撮りに行くという話を事前にキャッチし、企画側の知り合いで衣装屋さんをやっているところに行ってみろと強引に行かせてサイズをチェックし(ここのおばさんが「当日までここを留めておきますね」と言ってしまったので気がついたらしい:-) )、花嫁さんが当日仕事だったんだけれど、これは職場にこっそり電話してシフトを調整して休みにまでして早くから予定をブックしたり、前日までいろいろ準備を進めて本当に疲れた、、、けど本当に楽しかったです。午前中に花嫁に「無料エステがあるから行っておいで」と行かせたのも、今考えるとわざとらしかったか:-) 当人達が数年会っていなかった友達や家族も遠路はるばる駆けつけてくれたり、よろこんでもらえて本当によかったよかった。と、言う事で近々メイキングビデオをKeynoteとiMovieで作る予定、「まるで(映画の)『オーシャンズ11』みたいだな」と新郎は言って驚いていたので、あんなイメージで作りたいと思います。

2008-11-13

Bird Should Fly Higher. [映画『クラッシュ』のお気に入り]

ずっと気になっていたんだけれどしばらく忘れてしまってて、ふと思い出したので調べてみたのが映画『クラッシュ(Crash)』の挿入歌、映画の中の曲を調べられるサイトとかないかなあと検索してみたらtheSOUNDTRACKINFOprojectというサイトを見つけました。データベースというより「あの場面で流れていた曲は誰の曲?」と書き込むと知ってる誰かが書き込んで答えてくれるフォーラムのような感じになっており、さっそく『クラッシュ』を調べたら出てきました。で、その曲かどうかはYouTubeで確認すればいい訳でして、僕が気になっていたのはBird Yorkの"In the Deep"という曲だった事が発覚、ダウンロードして聴いてみたら映画を思い出して悲しい気持ちに:-) 結局はあるべきところにそれぞれが辿り着く映画なんだけれど、本当に心に染み込む作品で、僕のトップ10には必ず入る事でしょう。このtheSOUNDTRACKINFOprojectで僕の好きな映画を検索してみると、答えが返っていない質問がいくつかあったので答えておきました。話はそのBird Yorkに戻るけど、彼女の事は全然知らなかったから調べてみると別名Kathleen Yorkという名前で、今まで3枚のアルバムをリリースしているそうです。アカデミー賞のベストソング部門にもノミネートされた事があり、実際2006年のアカデミー賞授賞式でも歌った事があるとの事。アメリカのTVドラマの挿入歌として何度か彼女の曲が使われたほか、彼女自身も女優らしく、『ザ・ホワイトハウス(The West Wing)』のシーズン5と6に出てくるメリーランド州の下院議員であるAndrea Wyattが代表的な作品のよう。今度アルバムをじっくり聴いてみよう。

2008-11-10

Jodie Fosterは適役。[カッコいいジャケット]

日曜日に出張から戻ってきてWOWOWで観たのがJodie Foster主演の『ブレイブ ワン(The Brave One)』、もうちょっといい邦題をつけたらいいと思うんだけれど、「勇気ある者」という感じ。そのタイトル通り、結婚直前にFoster演じるラジオのパーソナリティが婚約者と一緒に暴漢に襲われて婚約者が殺されてしまい、復讐のために犯人を探しながら他の犯罪者も次々に殺していくというめずらしくFosterにすれば悪役のようなキャラクターです。悪役なんだけれど闇の正義であってFosterらしいというか、完全な悪役じゃない辺りもFosterが適役ですね。なかなかおもしろかったです。映画の中でTerrence Howard演じる刑事のMercerがFoster演じるErica Bainに「いいジャケットだね」と褒めるシーンがあるのですが、これが本当にカッコいいジャケットでJodie Fosterだから似合うのかも知れないけど、着られない男である僕でさえも欲しくなっちゃうものでした:-) 上のポスター画像はちょっと色が違うから同じものかわからないけど、Fosterの年齢でああいう感じのものを着こなせる女性というのはなかなかなものだと思う。

2008-11-09

年収1億円の男と飲む。[冬の洗礼もあったり]

タイヤを今シーズン交換したのが先月の終わりくらい、それから日帰りでちょっと出かけてシャーベットアイスバーンの洗礼は受けたものの、今週末の出張はしっかり吹雪に洗礼されてしまいました。地元を出発した時には特別天気が悪いわけでもなかったのですが、進むにつれて吹雪になって視界も悪いし高速もストップしているし、普段の倍くらいの時間をかけて札幌に到着、、、ついに冬です。で、札幌の常宿にチェックインしてから4名で懇親会。いやあ、今回は濃いメンバーでした。普段よく僕をかわいがってくれる方は年収1000万円ほど、しかし今回東京から講師としてお迎えした方は年収1億円! 専門職ではなく経営者で年収1億円の方ってなかなかお会いして飲む事はできないのでいろいろ話を聞いていたのですが、さすがに観察力がありますね、、、。僕はその方にお会いするのは数回目で今回はゆっくり一緒に飲ませていただきましたが、我々共通の知人の話になった時「あの人は○○ですよね」、「あいつの悪いところは○○だからだ」と人をよく見てて鋭く分析しており非常に感心してました。で、いろいろ話していて僕に突然「あなたはよく人の事を覚えているね、その人たちの長所とともに」と言われて緊張してしまった、、、。いや、僕が好きな人たちの事だから覚えているんだって:-) 夜遅くまでおつきあいさせていただき勉強させていただきましたが、いやあ、疲れた、、、。

2008-11-08

たくさん食べられるようになりました。[が、必要なのは持ち帰り]

既にぐちゃぐちゃになっているケーキにピントが合ってしまって娘がボケて写ってますが、シューマウンテンを食べて満足気な昨日の彼女。本来これには花火も刺さっていました:-) 今日は仕事から早く帰れたのでみんなで焼き肉に行ってきたわけですが、僕は昼のタイミングが上手くいかずあまり食べていなかったので夕食はたっぷり食べてしまった、、、。普段からなるべくなら炭水化物を摂取しないよう心がけてはいるものの、それとは別になるべく焼き肉の時は野菜を食べるようにしています。と、言う事で焼き肉の時はサラダ(大)ひとつをひとりで黙々と食べるのですが、それでも肉の量の割合と考えると野菜不足なんだろうな。しかしずいぶん顔が大きく写ってますねえ:-) 既に4歳と4ヶ月になろうとしている娘、最近はより集中力がアップしてきたように思えます。今日もちょっとじっくり黙ってドクターから話を聞かなくちゃいけない事があったのだけれど、腕を組んで難しい顔をしながら疾患を分析するように聞いていました:-)


ところで外食つながりでこんなニュースを見かけたのでついで書き。

広がる? 「ドギーバッグ」 海外では当然 食中毒恐れ、日本は消極的

レストランなど飲食店で、食べ残した料理の「持ち帰りサービス」を実施するところが増えてきた。9月には「ドギーバッグ」と呼ばれる専用容器も発売され、 食品廃棄物の削減に向けた取り組みとして注目が高まっている。海外では当たり前とされる「食べ残しの持ち帰り」だが、食中毒の恐れから日本では拒否する店も少なくない。果たして普及は進むのか?(後略)
産経ニュース 2008.11.7 07:58
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/081107/sty0811070807001-n1.htm

これは絶対に実施すべきだと僕は思います。日本人の心から考えるならもったいない精神で持って帰るというアイディアが古くに生まれててもいいと思うんだけれど、もともと残すほどの量を出すところが少ないのか、それとも根本的な考え方の違いなのか。残す事は料理が美味しくなかったというサインになるらしいけど、それがどれぐらい信憑性のあるサインなのかは別としても、でもサインというより食べる人の配慮というか気遣いですね。量が多くて2食分くらいある量がテーブルに運ばれてきたような時にでも焦らる事ないし、持って帰れるんだからとたくさんオーダーするケースもあってレストラン側へのメリットも多いのではないのでしょうか。確かに日本の場合は食中毒が心配ですが、テイクアウトの店だってたくさんあるんだし可能だと思うんですよね。特に子どもだと食べきれないケースもたくさんあるし。

2008-11-07

『ER』の父、逝く。[今後の方向は?]

アメリカ大統領選挙に隠れてしまったような感じもありますが、Micheal Crichtonが亡くなったとの事。もう66歳だったんですねえ。何となく癌で亡くなるなんて彼らしくないような気もしますけど、こればかりは運命なのかも知れません。ハーバード在学中に小説を執筆し、やがて『ER 救急救命室』の脚本も書く事になるのですが、私生活は意外と波瀾万丈というか、5回結婚して4回離婚しているようです。この辺りの体験が『ER』に通じているのでしょうか:-) 彼に対する僕のイメージはとにかく頭がいい人、そんな感じでした。小説を読んでいても描写が細かく(つまりきちんとした知識の上で書かれている、ジャンル的にはSFになるんだろうと思うけれど何だかノンフィクションを読んでいるような感覚にさせてくれる事が多くて、もちろんいい意味で現実と非現実の境目が上手く消せるタイプという印象があります。いつだったかめずらしく僕が朝の情報番組を観ていたら(これは本当にめずらしい事で僕は朝のTVが大嫌い)アメリカとの中継でたまたま出てきた事があり、彼は身長が206センチもあるのを知って驚いた事があります。彼一人で『ER』の脚本を書いている訳ではないにしろ、今後どうなっちゃうんだろうなあ。若干以前とは違う感触が出てくるかも。

2008-11-06

There's the United States of America. [歴史的な1日]

ずいぶん前の話ですが、アメリカの高校に入学した当時英語が全然出来なかった僕をフォローするため高校側が家庭教師を用意してくれました。家庭教師と言っても日本の家庭教師という感じじゃなく勉強の補助をしてくれる大学生のアルバイトの女の子で、ある日アメリカ史を勉強していた時に「いつか黒人の合衆国大統領が誕生するんだろうねー」というような話をしていたんだけれど、今回の大統領選挙を見ていてそんな会話をずいぶん久しぶりに思い出しました。遂に非白人の合衆国大統領の誕生です。アメリカ人には忘れる事が出来ない瞬間があると話していたのもアメリカ史の先生で、ケネディ暗殺とチャレンジャー爆発のニュースを耳にした時に自分がどこで何をしていたのか誰もが明確に思い出す事が出来るとの事だけど、それから更にシャトルの事故や911があり、そして今年の11月4日のElection Day。この日と就任式である来年の1月はアメリカ国民にとって、そして世界にとっても大きな歴史の1ページになる事だと思う。日本時間で5日、僕は日帰りで出張だったためあまりニュースを観る事が出来なかったのだけれど、自宅に戻ってきてからしばらくCNNで勝利の様子を観ていました。公民権運動指導者のJesse Jackson氏が目に涙を浮かべていた様子やら、息子のJesse Jackson Jr.氏は「たまたま黒人であっただけで、政策が指示されたのだ」というコメントを述べている姿など、今後どういう風に変革していくかわからないですが、とても大きなパワーと変わろうとしている姿を感じる事が出来、その時こうやってメディアを通してだけれど同じ時代に居合わせて目撃出来たのは非常に貴重な体験だと思います。数日前のSeattle P-I新聞のネット版に103歳のおばあちゃんが彼女にとって19番目の大統領を楽しみにしているという興味深い記事が出ており、投票日前に書かれたその記事の中でそのおばあちゃんは「黒人の大統領なんて思いも出来なかった」とコメント、彼女にとっても驚きだった事でしょう。しかし彼は本当にスピーチが非常に上手いですね。シカゴでの"Victory Speech"、聞いていてジーンとしてしまいました。ケネディの就任演説(「祖国が自分に何をしてくれるのかではなく、あなたが祖国に何が出来るのか考えなさい」っていうやつね)は最も偉大な就任演説だと言われてますが、それに勝る演説を彼はしてしまうのではないのでしょうか。今から1月が本当に楽しみです。

2008-10-30

誰が大統領にふさわしいのか。[フィクショナルな話]

毎朝時間が出来るとあちこちのニュースサイトをチェックするのが日課ですが、その中でシアトルのSeatlle Post-Intelligencerという新聞社があります。同じシアトルのThe Seattle Timesの方がメジャーなのだけれど、The Seattle Timesの共和党寄りな雰囲気が好きになれず、読む時は未だにSeattle P-Iを選んでしまいますが、それは別として今日出てた特集がなかなか深い企画だったので掲載。記事をお借りしました。大統領選挙も間近とあっての企画のようです。

Who's the best TV/movie president? (seattlepi.com Friday, Octorber 24, 2008)

If TV and movie presidents actually ran for office, which one would you vote for?
Here are 10 who readily come to mind. We'll reveal the results on Election Day.

映画やテレビの大統領でベストなのは?

もしテレビや映画の中の大統領が立候補したら誰に投票します?
すぐに思い浮かぶ10人がこちら、(本当の大統領選挙日の)Election Dayに結果を発表します。

と、言う事でその10人というのが出ているんですけど、一応参考までにリストアップ。
Geena Davis, "Commander in Chief" ジーナ・デイビス『コマンダー・イン・チーフ(TV)』
Michael Douglas, "The American President" マイケル・ダグラス『アメリカン・プレジデント(映画)』
Harrison Ford, "Air Force One" ハリソン・フォード『エアフォース・ワン(映画)』
Morgan Freeman, "Deep Impact" モーガン・フリーマン『ディープ・インパクト(映画)』
Dennis Haysbert, "24" デニス・ヘイズバート『24(TV)』
Kevin Kline, "Dave" ケヴィン・クライン『デーヴ(映画)』
Mary McDonnell, "Battlestar Galactica" メリー・マクドネル『GALACTICA/ギャラクティカ(TV)』
Bill Pullman, "Independence Day" ビル・プルマン『インデペンデンス・デイ(映画)』
Chris Rock, "Head of State" クリス・ロック『ヘッド・オブ・ステイト(映画)』
Martin Sheen, "The West Wing" マーティン・シーン『ザ・ホワイトハウス(TV)』

うーん、誰に投票しようか迷いますね。と、言いつつも大好きな『24』のDennis Haysbertに一票。途中経過は投票したら見られるのですけど、今のところ『ザ・ホワイトハウス』のMartin Sheenがトップのようです。たまにNHKで観てましたが、まあ、適役かも。でも『24』のオフィシャル商品には"パーマーを大統領に"というトップ画像のようなTシャツまであるし、ね(実際の米大統領選挙の時にこういう類いのTシャツだとかアパレルグッズがサポーターによって着られるのでパーマーTシャツはそういうジョーク商品):-)

2008-10-29

これは甘い、、、。[どら焼きとプリンの両方好きな方へ]

髪を切ろうと例によってイトコの美容室へ行くと「めずらしいものがあるからあげるよ」と数個もらってきたのが、この画像の"ぷりんどら"です。まだ冷凍されているから6時間くらい冷蔵庫で解凍してから食べてねーという事だったのですが、十分解けきった頃に食べてみると「甘い、、、」の一言。あんこの代わりにプリンがどら焼きに挟んであるんですけど、プリンの甘さが強烈ですね。僕もうちの奥さんも娘も甘いものが苦手で(娘なんて4歳なのに甘いものより珍味が好き)、食べられる甘いものは種類に限りがあり、このぷりんどらは一口二口食べるだけで十分なくらいです。と、言う事で残り数個は未だに冷蔵庫に眠ったままになってて、プリンとどら焼きの両方が好きという方にはオススメ、かな、、、。でもこれって凍らせたままでアイスクレープみたいに食べた方が食べられるのでは。かと言って再度冷凍してまで食べようとは思わず。同じ会社から出ている"べっぴんねぎみそ煎餅"はおいしそうだけどね。

お菓子の菊家 湯布院「花麹菊家」
http://www.kikuya-oita.net/index.html

2008-10-27

白ペプ、発売中。[どこまでエスカレートするのか]

先日娘がコンビニだかで「白いコーラがある」と言って見つけたのが、Pepsiが例によって期間限定で出したヨーグルト味のPepsi、、、。以前このBlogでブルーハワイ味を飲んでみたと書いた記憶があるけど、今回は白くするためにヨーグルト味にしたようです。まあ、テイストとしては駄菓子屋の安いジュースのような感じなんですが、一口で十分:-) 当然Pepsi側も本気でヒット商品を作ろうと思って出してるわけでもないと思うんですよね。半分ジョークであって、売れればいいじゃないかというスタンスなのではないのでしょうか。たぶんこういう味が好きな人だっているとは思うけど、それにしてもちょっとまた買おうという気持ちには全然ならない。でも少なくても次はどんなものを出してくるのか楽しみにはさせてくれます。

2008-10-26

プレミアムの次はヴィンテージか?[普通の方が美味しかった]

週末は仕事の仲間たちと温泉へ行って美味しいお酒を飲んできました。お酒をホテルの部屋に持ち込んだのですが、スーパーに行くとこんなクラシックが! 富良野産のホップを生のまま使用したヴィンテージビールという事でして、プレミアムの次はヴィンテージかも知れません。で、これは飲むしかないなと思って買ってみたものの、これなら普通のクラシックの方が美味しいかもなあ、、、。でも温泉からあがってグイグイと飲み、懇親会が始まる時間までに気持ちよく出来上がってしまった:-)

2008-10-25

読み終えました。[生のメタファー、ネコだって!]

上巻を読んだという話の続きで、今日は下巻の話。読書スピードが波に乗ってあっと言う間に夜な夜な読んでしまいました。何度も言うように読む時の年齢によって感じ方や考え方、今まで思わなかった事を感じられておもしろいですね。ワタナベトオル、直子、レイコさん、緑、永沢さん、彼らの行動に「あー、なるほど」と同感できる事が若い頃より多くなったような気がします。直子が自殺した後、ワタナベトオルは緑と一緒になる前にレイコさんと寝る事でワンクッション置くというか、そうする事で現実に戻れたのかな。たぶんレイコさんが旭川に行こうと決めなければワタナベトオルはうまく前に進めなかったような。ただ単純にレイコさんと会うだけではどこにも進めなかったんだと思う。たぶんレイコさんも同じであったと思うし、それは緑にとってもキーワードになってて、逆に死のサイドに飲み込まれようとしている、もしくは飲み込まれたキズキ、直子、ハツミさんはそんなキーワードとは無縁のところに含まれ、誰かと寝るという行為は---リテラリーにも---生きている証であり、生のメタファーなんだろうね、このストーリーにおいても、ハルキ作品においても。読んでいると自分がどこかディープなところへ引き込まれてしまって、読み終えてから現実にうまく馴染めなくなってしまったような感覚がありましたが、眠っている娘が「そうじゃないって。ネコだって!」と寝言を言ってたのを聞いてしっかり現実に戻れました:-) でも本を読んでいる時の深い独特な集中力って久しぶりで懐かしかったです。

2008-10-24

秀逸なクラシック作品。[やっぱりこれはおもしろい]

CSの映画チャンネルで久々に『激突!(Duel)』を観ました。数あるSpielburg作品で僕の中でランクをつけるとトップ3は確実な作品です。1971年に製作されたという事は今から37年前と言う事になるけど、未だに古ぼけておらず逆にある種の新鮮ささえも感じられ、今でこそ当たり前になってしまったが恐怖を表現するカメラワークは秀逸だと思う。Hitchcockっぽいと言えばそうですが、時代もあると思うんだけれど恐怖に追われる主人公の表現が豊かであるところがHitchcockにはないところで、元々TVドラマとして撮られたからナレーションがついていたらしく、映画版としてナレーションなしで編集されたものを観ると静寂な恐怖感がより一層恐く感じますね。「中だるみがなく、飽きさせない」というのが僕にとって最大の映画への賛辞のひとつでもあるんだけれど、まさにこの映画はそんな一作品だと思います。もしこれでトラックドライバーの顔が一度でも映れば映画の印象はずいぶん違うものになっていたのかな。邦題では「激突」となっているけど原題の「Duel」は決闘であり、ちょっと邦題の「激突」ではアクション色が強くなってしまい、ピリピリした感覚が失われているのが残念。

2008-10-23

夏の虫より恐い雪虫。[細かい傷が気になる、、、]

夏が去ってクルマの虫汚れが落ち着いたかと思っていると今度は雪虫による汚れに悩まされています。先日雪虫については書きましたが、この時期は本当に雪虫の数が多くて外を見るとものすごい数の雪虫に唖然としてしまう事もあるくらいなのですけど、高速道路を通った後は潰れた雪虫でクルマは小さい点が無数に付着し、ちょうどバンパーから下あたりになぜか集中するためにまるでヒゲのようになってしまい、汚れとしても見た目が本当によくない、、、。と、言う事で先日の休みに洗車機に通してきました。と言ってもただ洗車機に通すだけではキレイにならないので、あまりにも虫の付着がひどい時は虫の汚れ取りスプレーを吹き付けてから洗車機に通しています。雪虫はアブラムシの一種だから油分が夏の虫に比べて多いのか、洗車機前のスプレーだけでは落ちないので自宅に戻ってから家の前で再度せっせとスプレーをかけては雑巾で拭き取って、これでやっときれいになるのだけれど、あれはミラーだとかウィンドーに使用すると曇ってしまってキケンですね、、、。きちんと乾いた布で仕上げないとぼんやりと曇ったのが非常に気になる事になってしまいました。でも磨いていると普段は気にならない細かい傷が多数あって僕自身も凹みます、、、。まあ、もうすぐ18万kmだし、それだけ走っていれば傷もつくか。

2008-10-22

いろんなメタファーに溢れている[The Bird is still here yet.]

昨日の休日、久しぶりにじっくり読書しました。本当は本を読みながら聴いていたBrian Wilsonの新譜『That Lucky Old Sun』について書こうと思っていたのだけれど、こちらはまだちょっとうまく感想がまとまらないので後日にでも。で、昨日読んだのは先日古本として買ったハードカバーの『ノルウェイの森』の上巻でした。最後に読んだのはいつだったか忘れてしまったけどたぶん十数回目、でも自分が歳を重ねてから読むと別な印象を受けます。で、上巻の最後と言うと直子が入っている施設を訪れて久しぶりに再会し、レイコさんが出てきて話をする辺りですね。そのレイコさんが出てきたところを読んでいて驚いたのですが、まだレイコさんって40歳にもなっていないんですねえ、、、。てっきり50歳近いか、もしくは既に50歳過ぎたくらいとして僕の中では思ってました、、、。個人的な事なんだけどレイコさんは僕の叔母に何となく似ているような気がしてて、叔母の年齢と重なっていたようです。でもそれにしても40歳前だとは思えないような、いや、ハルキさんの小説に出てくる方々はみんな実年齢よりも精神年齢は高いのか。あと気がついたのは上巻パートにおいて「地図」がキーワードになっているんですね。地図を将来作る事を楽しみにしていた寮のルームメイトである突撃隊が途中で退寮し、小林緑は地図に解説をつけるアルバイトをしてて、そして主人公であるワタナベトオルは自分の進む道を見失いつつある、こんな感じに「地図」がメタファーになっているんじゃないのかなあと思います。地図を作ろうとしている突撃隊が去った辺りからワタナベトオルは迷い始め、小林緑は道をつけようとしている、こう読み取れるような気がしました。ハルキ作品は特にいろんなメタファーに満ちている上、決して何がどれのメタファーであると明確化しないので答えというものは存在しませんが、久しぶりに読みながらちょっと以前よりも少し距離を離して読む事が出来て下巻も楽しみです。

2008-10-21

牛タンをいただきました。[今回は美味しかった]

8月に研修会で講師をやってくれた仲の良い仙台の同業者の方が牛タンを送ってくれました。北海道に来た時に美味しいものを食べさせてくれたお礼という事で利久というところの牛タンをいただいたのですけど、冷凍パックになっており、スライスされた牛タンに切り目がついています。早速うちの奥さんに焼いてもらっていただいたのですが、これが美味しい!当たり前ながらこの辺りの焼き肉屋さんで食べる牛タンと全然違って何しろ厚みも違う。味付けはされているのでただ焼くだけ、一緒に入っていたレシピによると5回だか6回ひっくり返してくださいと回数が明確になってます:-) 普通あまり家では牛タンを焼いて食べようという事にはならないので量で考えると2年分くらいあるな、、、。牛タンと言えば数年前に夢の中に出てきた「牛タンカレー」が美味しそうで、夢の中だったからそれが現実にあるのかどうかわからないまま目覚めてからネットで検索し、取り寄せて食べてみたら少し落胆したっけ、、、。でも今回はがっかりしませんでした。ごちそうさまです。

2008-10-20

買ってしまったアルミのMacBook。[なかなか気に入ってます]

ええと、アルミボディのMacBookですが、先日のBlogにも興味があると書いたように実際見たら買ってしまいました。昨日の日曜日は札幌出張だったので、時間があったついでにAppleストアで新しく発売されたMacBookを眺めつつ、整備済みの古いMacBookが安くなっていないかなあと本当はそっち狙いで行ってみたのですが残念ながら展示品落ちなどはなし、、、。Blog友達のえりちゃんなんて僕と同じiBookを半額で買ってしまった事もあったから、Appleストアに行く度に探すんですけどなかなかないものですね。で、アルミのMacBookは高いしなあと思いつつ元々あった2.1GHzのホワイトMacBookを眺めていたところ、とても親切なスタッフの方がいろいろアルミMacBookとの違いをご説明。仕事でも使うのでiWorkは必要ですねーなんて話しているとiWorkの法人向け値引き(そういうのがあるんですねえ)やら店頭キャンペーン価格などを提案してくれ、ホワイトMacBookをかなりお手頃の価格までしてくれて、今のiBookのディスプレイが突然暗くなったり、動作も遅くなってきた事もあり、仕事で使っている以上は致命的なハプニングは避けたい事からホワイトMacBookの購入を決断。アルミじゃなくても別にいいよなと思いつつ、iBookからのデータ移行を仕事が終わってから教えてもらう事にし、買ったホワイトMacBookをAppleストアに置いて仕事である研修会へ。が、しかしここで運命を変える出来事が、、、研修会で講演される講師の方がMacBook Proのアルミを使っていたんですねえ:-) ううむ、やっぱりカッコいいなあと悩みながら研修を受け、その後で一緒に参加していたMacユーザーの知人に話を聞いたりして、Appleストアに戻ってからの僕の一言は「やっぱりアルミにします」でした:-) さすがにMacBook Proは買えないですけど、でもたぶんホワイトMacBookにしていたら後悔してたと思うんですよね。

で、今日いろいろデータを移すためにも触れてみましたが、インテル入ってるせいなのか早い:-) これは自分のiBookが重くなっていたせいもあると思いますけど、でも快適です。今まで別に不満なく使っていたつもりなのに、早いのに触れると本当に早く感じますねえ。まず今回から採用されたトラックパッドですが、一応パッドの下部分がクリックできるパッドになっていて表面は水平なので見た感じではわかりません。さっそくタップクリックできるようにしてみたところ、トラックパッド上でクリックできるというのは不思議な感じです。キーボードも静かに打てるし、カチカチというクリックの音もなくなって、コンピューターを操作する時の日常音の常識さえも変えてしまったのではないのでしょうか。5倍スピードアップしたというグラフィックスレベルのパフォーマンスも確かにすばらしく、なんと言ってもこのLEDバックライトディスプレイは本当に美しいです。まず最初にパワー入れた時に出てきた「ようこそ」のムービーの美しさに見とれてしまいました:-) そしてMacのノートブックで気になるのはその重さ、しかし薄くなっているせいもあるのかずいぶん軽く感じます。まずMacのノートブックを閉じた時にこれほど薄くなっている事にもビックリ(MacBook Airは別として)。これからいろいろ発見もあるだろうと思いますので、気がついたらまたリポートします。PowerBook G3→Power PC→iBook G4→MacBookと4代目のMac、今後の活躍に期待。

2008-10-19

めずらしく邦楽の話。[久しぶりのピン]

MacBookの話ばかりになってしまうので、まずワンクッション。数週間ほど前にFMで流れてきた邦楽が妙に気になっていたのですが、再度FMで聴く機会があったのでじっくり聴いてみたらなかなかよかったのでiTunesストアでダウンロードしてしまいました。Caravanという方の"Julian"、なんとなく洋楽っぽいと思って調べたところ、生まれはベネズエラでその後あちこち放浪されていたようですね。あまり邦楽については知らないですが、有名なのかな。その海外経験の影響があるのか、ずいぶん音も洋楽の影響を受けているように思えました。最近デビューしたという訳でもないようですけど1974年生まれとあって若いですから、今後の活躍を期待したいところです。こういう感じに一度聴いてすっかり気に入ってしまう事がたまーにあって、今から15年くらい前にSheryl Crowが後に名盤となる『Tuesday Night Music Club』を初めてCDショップで聴いた時も「今流れているのって誰??」とお店の人に聞いて衝動買いしまった。結果としては僕が選ぶ名盤にもなった訳で、ヒットするものというのは誰が聞いてもピンと来る事があるのだろうと思う。Caravan、オススメです。

2008-10-15

やっぱりアルミのMacBookでした。[800ドルでは買えません]

やっぱりアルミボディのMacBookでしたね。1枚のアルミで作られてて継ぎ目がないという事なので実際に見るとたぶんきれいなんだと思いますが、ちょっと画像ではその良さがわからないのが残念。今までのMacBookの進化型であり細部はいろいろと違うようですが、いろいろウワサになっていたタッチパネルだとか価格が800ドル程度という部分は事実ではありませんでしたので、僕個人的には実際出てみてちょっとガッカリ感もあります。まあ、ウワサだからね。ちょっと購入意欲が失せた程度です:-) さてさて僕はiBook G4の後、どこに進めばいいのでしょう、、、。ちょっと実物を今度Appleストアで見てこよう。

2008-10-14

The spotlight turns to notebooks.[新しいノート]

アメリカ西部時間で10月14日午前10時から始まるというイベントまで数時間となりました。報道機関に届いたインビテーションには「The spotlight turns to notebooks」とあったようなので、新しいノートブックである事は確かなようです。ここしばらくウワサされていたアルミのノートブックなのか、まったく違うものなのか、価格が安いノートが出る話もありますね。既に本体の画像がリークされているし、どんなものになるのかなあ。MacBook Airでは搭載されなかった2個のUSB、光学ドライブとイーサネット端子が今回搭載され、価格もデザインも良いものであれば僕が長年連れ添ったiBook G4から乗り換える可能性も大です。さーて、どんなものになるのでしょうか。数時間後のイベントが楽しみです。

いろいろ観た月曜日の夜。[しかし『ER』は見逃した]

引き続き連休中の話。何かおもしろい映画観たいなあと思ってBSやらCSのチャンネルをいろいろ変えてみたのですが、なかなかセンセーショナルだなと思ったのは『Death of a President(大統領暗殺)』、昨日WOWOWで観ました。かなりリアルに作られている映画でして、暗殺されるのはGeorge W. Bush本人、暗殺によって大統領に就任するのは副大統領のDick Cheneyとなっており、合成などでまるで実際に本人達が演じているようにさえ思えてしまうものです。意外性はなく実際に起きたらこうなるんだろうなという予測通りなんだけれど、たぶん公開するにおいて圧力もあった事でしょう。メインのポイントを暗殺事件とせず、暗殺されてからについてとする事で映画の方向性が良くなっているのかと。デモで訴えている言葉も納得できるものが多く、大統領に敬意が払われているところやドキュメンタリーではなくフィクションであると言っている一方で現実もきちんと映し出されている作品です。Michael Mooreも「フィクションです」と建前を言った上で映画を作れば言いたい事もっと言えるのに:-) その後CSで『ギルバート・グレイプ(What's Eating Gilbert Grape)』も久しぶりについつい観てしまったけど、こちらは『大統領暗殺』と正反対な質の映画でした。個人的には好きな俳優のひとりでメジャーになぜかなれないJohn C. Reillyが出てるので観てしまい、気がつくと夜中の1時過ぎ、、、。e2 by スカパーってチャンネル数はあるのに映画チャンネルがちょっと弱いので、たまに観たい映画をやっているとついつい観てしまう、、、:-) あ、あとヒストリーチャンネルの『アイスロード・トラッカーズ 〜北極圏を走れ!〜』のスペシャル版も観てしまったりと、ずいぶんいろいろ観た1日でしたが、ついつい月曜日だった事を忘れて『ER』を見逃してしまった、、、。

2008-10-13

手足口病、1+5、カレー早食い。[娘は成長]

最近の出来事をいろいろと。まず先週のある日、娘が手足口病にかかりました、、、。手の平や足の裏(どうでもいいけど手は「平」なのに足は「裏」なんだね)、あと口の中に口内炎が出来て若干熱も出ました。免疫力を高めるしかないのでこういうのは僕の得意分野、意外と早く治りました。ひどくならなくて良かった。保育園に行ってるといろんな病気になりますね。更に大人は一般的に感染しないと言われてますが僕もしっかりかかってしまいました、、、。娘ほどひどくないけど手と足にプツプツと水疱ができたけど口の中には出来なかったのでよかった。僕も免疫力を高めて悪化する事なく完治です。画像はお互いの闘病生活が終わった事を祝して乾杯、娘はこどもビールですね。話は違うけど先日娘の保育園に近所の中学生が授業の一環で来てくれてなぞなぞなど出したそうですが、「1と5がつく果物はなーに?」というなぞなぞに娘は「6?」と答えて中学生や先生を驚かせたようでした:-) 足し算は全然やってないけど、だいぶ数字を理解してきた感じ。

で、世間は3連休でしたが僕も2連休いただいてあちこち行って来ました。まず日曜日は隣町で開催された収穫祭へ伯父伯母と行き、娘はバルーントランポリンに何度も入ってヨーヨー釣りで10個以上ヨーヨーを釣り、僕は一緒に行った弟と一緒にカレーライスの早食い競争に飛び入り参加:-) 1kgほどあるカレーを制限時間5分以内で食べてタイムを競うというものでして、けっこう自信はあったのに制限時間5分ちょうどでフィニッシュ。トップは3分半ちょっとで食べてしまう。そういう訳で決勝に進めませんでしたけど、決勝に出ると再度同じ量のカレーを食べなくちゃいけないので進めなくてよかったのかも。さすがに2kgは無理です、、、。早食いは平気でも大食いは無理だな、、、。祭日の月曜日は阿寒の温泉に日帰りで行ってのんびり、久しぶりに連休らしい連休でした。

2008-10-06

久々に『ER』。[今シーズンも観どころいっぱい]

本当に久々ですが、『ER』の話。いつもの年ならもっと早く始まっているんですけど今年はオリンピックがあったせいで放送時期がズレてしまい、先日Blog友達のshojiさんに言われるまで始まった事に気がついていませんでした、、、。と、言う事で今日はシーズン13の第2回目。あまり内容について書くと観ていない方々に悪いので詳しくは避けますが、いつも非情な『ER』なのに今回は割りとハッピーエンドというか、めずらしく悪い事が少なかったような:-) Abbeyの母親役をSally Fieldがとても上手く演じてて、これ以上はないと思うくらい『ER』のベストキャスティングだと思うのですが、今まで観ていてイライラする事が多いAbbeyの母親だったけど、今回はハートウォーミングで彼女に対して少し好感が持てたかな。お互い同じ立場になった事で距離が縮んだというところかも知れません。ところでアメリカではシーズン15が放送されているようだけど、今のキャストの中で誰が残っているのだろう:-)

2008-10-04

いつの間にか秋です。[夏をあきらめて]

すっかり---と言うよりどっぷり---北海道は秋です。今日は外回りの仕事があったので毎年きれいな紅葉が見える「もみじ山」の近くを通ってみましたが、なんだか今年は気温に差があるからなのか毎年見られるきれいな紅葉ではありませんでした。雪虫も数日前から飛んでいるし、これが飛び始めるともうすぐ初雪になるという事ですけど、今年はちょっと早いような。この季節になるとタイヤはいつ交換しようかなあとか、今シーズンは雪が少なければいいなとか、だいたい考える事は決まっているのだけれど、どうも今年はシーズンの移り変わりについていけていないというか、何となくまだ自分だけまだ夏の終わりを過ごしている感じがしています。今年は海に何度も行きたいと思っていたのに思ったより行けなかったし、自宅の庭で焼肉も1回しかしなかったし、なんだか取り残されている感覚ですね。今年はあまり夏に気温が上がらなかったから思い残す事がたくさん、、、来年に繰り越す事にしましょう。

2008-10-02

Tiguanを見て来ました。[お買い得、かも]

数ヶ月前からGolfの前輪のサスがショックを吸収する時などにギシギシ言うようになってきたので、一度ディーラーに入れて来ました。今日は天気の良くて気温も高く、ディーラーに入れた時にはしばらく走った後だったせいもありクルマも温まっていたようなので現象を再現する事が出来ず。それでもとりあえず調べてもらうとロールする動きを安定させる部品のゴムが摩耗しているので、どっちみちそれを交換してみて様子を見るという結論に。作業に30分ちょっとかかると言うので先日発売されてTVでもCMが流れているTiguanを眺めてみたのだけれど、Touaregより一回りか一回り半くらい小さいボディ。ディーラーのショールームではTouaregと一緒に並んでて、比べるとやっぱりTouaregって大きいんだなあと実感しちゃいます。Tiguanは日本車で言うとトヨタRAV4の大きいモデルよりは少し大きいかな、もちろんマツダTributeよりも小さいですが、小さいボディを活かして乗りこなすと楽しい1台かも知れません。上の画像で見ると大きさはTouaregと変わらないようにも見えますけど、メインで乗るのには若干小さいサイズかも。ラゲッジルームにも思ったほど荷物が詰めそうにないように見えたし、ね。価格の部分で国産車と比べるのは言うまでもなくアンフェア、でも本体価格360万円は安いと思う。僕は買わないけど:-) 部品を交換してもらった僕のGolfはと言うと、ギシギシ音は一応聞こえなくなりました。しかしちょっと再発しそうで不安だなあ。

2008-10-01

いい冬は、いいビールから。[まあ、いいじゃないか]

またまたビールの話。10月になったので冬物語が発売されました。別に発売日に飲もうと思ってはいなかったんだけれど、コンビニに用事があって行ったのがちょうど1日というだけですが、まあ、秋も深まりつつあるんだなあと実感。今年もなかなか美味しいのですが、去年の方が感動した出来具合だったような。これから北海道は美味しいものが増えて来るシーズンなので合わせて飲もうと思います。10月初日からツイてない事があったけど、飲んでいると今日はとりあえず終わったのだから、まあ、いいじゃないかという気になってくる。

2008-09-27

追悼:Paul Newman。[Paul Newman is "Hud"!]

Paul Newmanが癌のために83歳で死去。かつて映画の中のヒーローがパーフェクトな存在であった頃、ちょっと影を持ったヒーロという形を確立したのは彼だったと思う。アウトロー的な意味ではなく、人に言いにくい過去があるような雰囲気。マイナーだけれど彼が出演した映画の中で僕が好きなのは『ハッド(Hud)』で、この中で彼はどうしようもなく大人になりきれていない不良っぽい男"Hud"を見事に演じている。と言うよりもHudという男がPaul Newmanによって演じられているのではなく、まるでPaul Newmanの身体にHudが取り憑いているようにさえ見える。それから数十年後に彼はKevin Costner主演の『メッセージ・イン・ア・ボトル(Message in a Bottle)』で年老いた父親役を演じているのだけれど、この映画の中でPaul Newmanは「俺はもう歳を取ったが、もし若かったらあんたは厄介な事に巻き込まれてたぞ」と女性に笑顔でウィンクしながら言うシーンがあり、これがまるでHudが年老いた姿(やんちゃだけれど影もある)にも見えるほどである。もちろん『ハスラー(The Hustler)』や『明日に向かって撃て(Butch Cassidy and the Sundance Kid)』、あるいは『スティング(The Sting)』の彼も好きだけれど、でも僕はやっぱりHudとしてのPaul Newmanがいちばん好きで、こういう役が出て来る映画そのものが少なくなってしまった事自体が残念に思えます。

2008-09-26

大量消費のパワーでダイエットか。[Bananaphobia]

今朝のFMで聞いて驚いたのだけれど、何やら今回はバナナが全国的に品薄らしいですね。朝食としてバナナを食べて昼食や夕食は通常通りに食べるだけでダイエットになるという話があるようで、全国各地のスーパーではバナナ不足のようです。ここ数ヶ月間たまたま職場にバナナを朝食として持って行く僕のようなバナナ常用者としては困るんだけれど、あ、でも実はバナナを朝食に持たせているのはうちの奥さんがこっそり僕を痩せさせようと企んでいるのかも知れない:-) でもね、こういう一過性の○○ダイエットのように商品がドッと売れて店頭から姿を消すといつも思うんだけれど、人の消費力のスゴさを感じるというか、例えば身近にある近所のスーパーのバナナコーナーからバナナが消えるのは何となく想像つくけど、同じ現象が日本全国で発生しているわけで、そう思うとそもそも今まで全国各地で売られていたバナナの量の事を考えると恐怖感さえ感じてしまいます。超巨大な低温輸送船にて遠路はるばる恐ろしい量のバナナが日本へやって来ていた事は日常的だった訳でして、そのバナナ達が普通に生活していた我々によって全国各地でせっせと消費されていたと考えると、改めてものすごいパワーだなあと思うのですよ。別にバナナに限った話じゃないんだけれど、大量の数と大量の消費パワーを思うと何だか不気味ささえ感じてしまう。その大量の数に対して恐怖感を抱くのは何とか恐怖症だよと昔知り合いに言われた事があって、今になって何て名前だったか調べてみたけどちょっと出てこなかった。不謹慎ながら一見笑える何とか恐怖症って膨大にあるからね、、、。でも熱にうなされて寝ている時などたまに自分が大量に数字を数えなくちゃいけなくて困っている夢をみたりするので、そういう兆候というのはあるのかも知れません。と、バナナとは違う話になってしまったけれど、恐怖症の名称を探していた時に見て思わず笑ってしまったのは「 Sesquipedalophobia」という長い単語に対する恐怖症。この単語自体長いのはどうなのでしょう。

2008-09-25

リヨカンに久々泊まった。[「宿」ってこんなイメージ]

厳密には出張と呼べないと思うけど、先日ある大きな会合が終わって我々主催者でも仲の良い数人だけが集まって慰労会を開催したので富良野界隈まで行ってました。十勝岳では初冠雪が見られたという事で気温はずいぶん秋らしくなってきて、ついに冬が始まるんだなあと体感です。今回宿泊したのは現地の方に取っていただいた旅館、温泉旅館じゃなくて民宿に近くてまさしく「宿」という感じのところでした。年間およそ30日くらいは出張でビジネスホテルに宿泊しているわけですが、旅館は初めてです。トイレやお風呂が共同、部屋は4畳半ほど、そんなところ。最初「えーっ」と思ったものの、そういえば自分が子どもの頃の旅行ってこういうところが多かったんだよなといろいろ思い出し、改装したばかりでキレイだし、ハマりそうとまでは言えないですが最後は割と気に入ってました。1階に5部屋くらいかな、あと2階に8部屋くらいあるだけの旅館で、経営も60代の夫婦でやっているような感じでして、初めて泊まったのに親しくしてくれて懐かしい気分にさせてくれて、1泊だけだったけどずいぶん長居したような感覚です。画像を撮ろうと思ったものの、角度が難しくて断念、、、。毎回出張から帰ってきて自分のベッドに戻るとホッとするものなんだけど、今回は当然布団だったので余計にホッとしました(布団では寝られない体質なのです)。まあ、外出先で寝る時にはだいたいひどく酔っぱらっているので結局は眠れるんだけれどね、、、。美味しい料理をいただき、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。そういえば旅館と言えば思い出したが、英語圏の方々は「旅館」の発音が非常に難しいらしく、たぶん日本語慣れしている方は平気なのかも知れないけど、数ヶ月前に結婚したカナダ人のDavid(仮名)に何度教えても発音できなかった。「ryo(りょ)」が言えなくて「ri-yo(りよ)」になってしまう。日本人に見られる英語発音の難しさの代表格はLR問題だけど、それ以上に僕は難しいと思う「ear」「year」発音くらい「ryo」は英語ネイティヴにとって難しいのではないのだろうか。どうでもいいオチですみません。

2008-09-17

数年振りに飲んだラガー。[数量限定がちょうどいい]

「コンビニにラガー売ってたよ」と先日うちの弟が一言、「ええーっ??」と僕。どうやら数量限定で"赤星"がついたサッポロラガービールが缶で発売されたようです。早速購入して飲んでみましたが、瓶の美味しさは欠けるもののやっぱり旨い、、、。でも数量限定だからいいのであって、毎日いつでも売られるようになったら+アルファな要素がなくなってつまらないかもね。売られているところをお目にかかる事は非常に少なく、お酒屋さんの友達に聞いても取り寄せになるという事で、商品の生産量そのものが少ないのか、あまり人気がないのか、どうなんでしょう。阿寒湖畔に鶴雅という顧客満足度が全国一となった事もある温泉ホテルがあって、数年前に行った時に部屋の冷蔵庫を開けてみたら赤星の中瓶が冷えていました。これだけで僕としては顧客満足度100点を与えたいところでして、とにかく僕の中では貴重な存在となっております。かつてのヱビスのような存在に近いのかも知れない。10月からは冬物語も発売するし、もうそんな季節なんだなあ、、、。

2008-09-16

往復はがきの謎。[この世に存在する機械じかけの神]

うちの会社の社長が某団体の受け口になっているため、時々開催されるイベントへの参加出欠用の往復はがきの返信部分が届くのですけど、中には非常にビックリするものもあって、切って投函するのではなく、往復はがきの返信面を表にしてセロテープで止めて出す人もいるようです、、、。ハンドメイド圧着ハガキだ。見ているとこういう事をするのは若い方々のようでして、最近の若い連中は往復はがきの出し方も知らないのかと唖然としてしまいますが、でもひょっとすると書き込んだ名前と住所を見られたくないので保護目的でこうやって出しているのかなあと、今のご時世を考えるとそう思えてきてしまいます。でもいくらなんでもそりゃねえよなとは思ったものの、実は僕が今まで切って出していただけで、別にこれが正確だと言い切れないなと思って調べてみました。そもそも往復はがきは往復で100円、往路と復路のハガキにそれぞれ50円切手のマークがあるけど、実際は2枚くっついているから厳密に言えば「定形外料金+復路50円」であって、100円ぴったりという事にはならないはず。でもこれを往復はがきというシステムにする事で100円で済ませている訳です。まるでデウス・エクス・マキナのようですね。で、料金の事は別にしておいて「出し方」について調べてみると、返信は切って出せとはサイトに明記されておらず、ただ往路の場合に折って出せという事だけ。よく考えたら往路は2枚で来るんだから復路も2枚で出しても問題ないと---ちょっとへ理屈だけど---解釈してもいいのかも。社会的な通念で言えば切って返信部分を投函すべきだと思うけど、でも往復システムに対する強い信念(もしくは誤解)を元にテープ止めしたり切らず2枚つながった元の形のまま投函している奴だったらと思うと、何だか世の中って危うい気がしてくるので不思議だ、、、。最後にどうでもいい事なんだけど、画像のように4枚繋がったシート状のハガキって売ってるそうですね。最近のプリンターなら1枚づつプリント出来るけど、印刷機(マスターをスキャンする方ね)になるとハガキサイズを刷るのが困難なのでA4に近い形なら非常に助かる人もいるわけでして、うちの会社の印刷機もこれからこれを使おうかなと考えてます。

2008-09-10

This Bird has Flown.[久しぶりに読み返す]

先週末ある福祉関係のお祭りがあって家族で行って来ました。障害を持つ方々や難病の会などいろんな団体がチャリティを行ってて、中には古本屋さんもあってちょっと見ていると「これ、おすすめですよー」とお店の方に出されたのはハードカバーの"ノルウェイの森"の上下巻。まさか初版じゃないよなと思って期待したけど第14版、そんな訳ないよね。「昔はカッコいい事ばっかり書いてーと思ってたんですけど、今読んだらなかなかいいですよ」とそのお店の方、僕がハルキストだと言ってからハルキさんの話を少ししてから購入。上下両方で200円でした。と、言う事でひょんな事から"ノルウェイの森"を読み返しています。他のハルキ作品同様この本も若い頃に何度も何度も読み返したけれど、先日"1973年のピンボール"を読み返した時も思いましたが、やっぱり読んだ時の自分の年齢によって感じ方って違ってて何だか新鮮なものです。中でも昔読んだ時にいちばんのお気に入りだった部分というのは主人公が数年後にアリゾナだかどこかで見る強烈な夕焼けのシーンで、ここが読みたくて進めているけれど未だそこまで到達しておらず。僕がそんな強烈な夕焼け見てみたいと思って読んでいた数年後、実際に僕は同じアメリカの地でものすごい夕焼けを見る事が出来て、今まで見た光景の中ではいちばん美しいものであり、---たぶん、おそらく---今後それほど美しい夕焼けを見る事は出来ないだろうな。見ている状況や心境が感想を大きく左右すると思うけど、たぶん"ノルウェイの森"の主人公が夕焼けを見た時の気持ちと僕が夕焼けを見た時の気持ちは同じだったと思う。今日は久しぶりにきれいな夕焼けだったので1枚撮影、以前は空の画像をもっと載せていたような気がするけど久々です。ところで日本語表記でハルキさんの小説は"ノルウェイの森"であり、The Beatlesの曲は"ノルウェーの森"。差に何かあるんだろうね。

2008-09-09

おつかれさまです![元気よく言われてもなあ]

以前にもこのBlogだったか前のBlogだったかに道をよく聞かれると書いた事があるけど、今日は人に間違えられるという話。先日の日曜日の出張帰り、たまたま買い物に寄った(ここが重要)某ジャスコの入り口に突っ立っていると、「ありがとうございました!」と元気のいい声が聞こえました。振り返ると中から出て来たお客さんに挨拶している警備員さん、夜も9時近いのにまだまだやる気十分な感じ。元気いいなあと思っていると彼が僕の前を通過する時に言った僕への言葉は「おつかれさまです!」、、、。鳩が豆鉄砲を喰らった感じなんて生ぬるい。彼のその言葉で僕の動きは完全に封じ込まれ、不覚ながら僕は大きくうなずく事しか出来ず、、、。一緒に居た僕の弟はゲラゲラ笑っています。えーと、これは完全に僕の格好ですね。なぜならその日は会議の後だったからジャケットを脱いでシャツにペールオレンジのパンツという格好で、買い物に来るより同じジャスコのテナントで働いているという雰囲気だったから、、、。でもねえ、バッジもなにもつけていないのになあと思いつつ、その後に買い物しようと入った某テナント店ではどこかの店が偵察に来ているんじゃないのかと店員さんに思われていたら面倒だなと思い始めてしまい、段々気になってきて買い物どころじゃなくなってしまいました。やれやれ、、、。でも実は言うと買い物してたりすると時々その店の店員かと思われて他のお客さんに話しかけられる事は度々あって、どうもこれは僕の職業病の一種というか、昔うちの奥さんに言われたのは「ついつい店側の視点的な立ち振る舞いをする雰囲気があるのではないのだろうか」という事。なるほど。

2008-09-07

誰にもわからないけれど。[ピアフの人生]

出張から夜遅くに戻ってきてお風呂に入り、ホッとしてTVをつけると『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜(La Mome)』がWOWOWで放送してたので観てしまいました。あまりシャンソンは聴く事がないけど、彼女の丸くて柔らかいけど響きのある歌声、素敵ですね。彼女は人を愛そうとするのだけれど、どうしても逃してしまう。外因的な理由もあれば自分のせいで失うものも多くて幸せな人生にはならないのに、彼女は歌と共に人生を歩み、そしてたくさんの人に彼女と彼女の歌は愛され、最後は安息の地とも言えるステージに再度立って映画は終了。でも観ていてものすごく印象に残ったのはカリフォルニアの静かなマリブビーチにひとりで座って編み物をする彼女の姿、ずっとフランスに居た人なのかと思っていたのでそのマリブビーチという意外な場所も強烈だったけれど、そこへ取材に来た女性が投げかけるたくさんの質問に笑顔で答える場面が心に残っています。いろいろあったけれどここにやっと来る事が出来たじゃないか、そんな風に思える1シーンでした。もちろん映画だからどの程度事実と相違があるのかわからないけれど、悲劇とも言える彼女の人生の中でひょっとするとこうやって手に伸ばせばすぐに届く安息こそ、実は無意識に彼女が求めていたものなのではないのかなと思えてしまう。小さな安息が集まって幸せになる、小さいけど確固な幸せなものが満ち溢れれば、それはそれでいいんじゃないのかなと僕は思ってしまうのだけれど、彼女が本質的に求めたものというのは何だったのか、そのピアフ本人にしかわからない事は何なのかとあえてこの映画は我々に問いかけているような気がしました。なかなかよかったです。

2008-08-28

不覚にも間違えました。[いちばんビールに近い]

田村正和さんと同様、僕も「ビール歴XX年。不覚にも間違えました」。最近の疑似ビールというか、ビールに似たアルコール飲料ってすごいですね。かなりビールに近いという話を聞いてどの程度なのかなあと買って飲んでみましたが、このアルコール飲料の類いによくある"何とも言えない軽さ"はなくビールに似た味わい深さもリアルで、ちょっと軽いビールのようです。これは田村正和さんじゃなくても間違えるなあ、、、。たぶん缶から飲むと非ビールっぽさが気になるところだろうけれど、コツは---発泡酒に限った事ではなくビールにも言える事だけど---グラスにきちんと泡立てて注ぐとかなり近いですね。原料がおもしろくて「発泡酒、大麦」となっており、発泡酒を原料とした発泡性リキュールとなっています。でも、、、やっぱり何か別なものが欲しくなるというか、たまたまこれを買ったコンビニにキリンのクラシックラガーがあったので一緒に買ってみたのだけれど(こんなサッポロ狂の僕にもキリン時代がかつてあったのですよ)、久々に飲んでみて、まあ、美味しいけれどこれも何か別なものが欲しくなる。と言う事で結局最後は黒ラベルを飲みました:-)