2008-12-27

表情が変わっていく姿がよかった。[アフリカな夜]

CSで観た映画、『ツォツィ(Tsotsi)』。第78回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した2005年の作品だと後で知りましたが、さすがになかなかおもしろかったです。アパルトヘイト廃止から10年経った南アフリカのスラム街で生きる青年Tsotsiが高級車を盗むと中に赤ちゃんが乗っており、最初は置き去りにしようと思うんだけれど思い直して自分で育てようとするという内容で、赤ちゃんの世話に苦労するというよりもTsotsiがギャングから人間らしさを取り戻していくところが見所となっております。スラム街で生きて行く映画の代表作には『シティ・オブ・ゴッド(Cidade de Deus)』があるけれど、まあ、雰囲気的にはあんな感じ。最初に電車の中で乗客を殺して金を奪った時の顔と赤ちゃんを育てようとする顔が全然違っており、ここがなかなかよく出来てました。ジーンとするような感動はないけれど心に何か染み付くような感じで、かと言って決して悪い感じもしない。今年観る最後の映画になるのかな。それにしても、、、夜遅くにチャンネルサーフしちゃダメですね、ついつい何か映画がやってると観てしまって寝る時間が遅くなってしまう、、、。あ、ちなみにこの映画を観る前に『ホテル・ルワンダ(Hotel Rwanda)』も途中からだけど観てしまい、今夜はアフリカな夜でした。

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