2008-10-24

秀逸なクラシック作品。[やっぱりこれはおもしろい]

CSの映画チャンネルで久々に『激突!(Duel)』を観ました。数あるSpielburg作品で僕の中でランクをつけるとトップ3は確実な作品です。1971年に製作されたという事は今から37年前と言う事になるけど、未だに古ぼけておらず逆にある種の新鮮ささえも感じられ、今でこそ当たり前になってしまったが恐怖を表現するカメラワークは秀逸だと思う。Hitchcockっぽいと言えばそうですが、時代もあると思うんだけれど恐怖に追われる主人公の表現が豊かであるところがHitchcockにはないところで、元々TVドラマとして撮られたからナレーションがついていたらしく、映画版としてナレーションなしで編集されたものを観ると静寂な恐怖感がより一層恐く感じますね。「中だるみがなく、飽きさせない」というのが僕にとって最大の映画への賛辞のひとつでもあるんだけれど、まさにこの映画はそんな一作品だと思います。もしこれでトラックドライバーの顔が一度でも映れば映画の印象はずいぶん違うものになっていたのかな。邦題では「激突」となっているけど原題の「Duel」は決闘であり、ちょっと邦題の「激突」ではアクション色が強くなってしまい、ピリピリした感覚が失われているのが残念。

2 件のコメント:

LONGHILLS さんのコメント...

「激突」最高ですよね!
僕もこの映画は最初に見たとき強烈に引きつけられました.
トラックのドライバーが一切顔が写らず,しかも台詞もないのがよけい恐怖を感じるし,相手を振り切ったとすぐに喜ぶ無邪気なデビッドマンが対照的なキャラクターなんですよね.
スピルバーグもこの頃はいい映画を作ってたんだなぁと感じさせる作品ですね.

laydaddy さんのコメント...

こんにちは、LONGHILLSさん。

強烈な映画ですよね、これは。それからのSprielburg作品は方向性がガラリと変わってしまって、それはそれでいいのだけれど、こういう映画を作っていないのが残念です。こういう類いの映画が少し飽きられてしまった傾向もあると思うんですけどね、、、。