2008-09-16

往復はがきの謎。[この世に存在する機械じかけの神]

うちの会社の社長が某団体の受け口になっているため、時々開催されるイベントへの参加出欠用の往復はがきの返信部分が届くのですけど、中には非常にビックリするものもあって、切って投函するのではなく、往復はがきの返信面を表にしてセロテープで止めて出す人もいるようです、、、。ハンドメイド圧着ハガキだ。見ているとこういう事をするのは若い方々のようでして、最近の若い連中は往復はがきの出し方も知らないのかと唖然としてしまいますが、でもひょっとすると書き込んだ名前と住所を見られたくないので保護目的でこうやって出しているのかなあと、今のご時世を考えるとそう思えてきてしまいます。でもいくらなんでもそりゃねえよなとは思ったものの、実は僕が今まで切って出していただけで、別にこれが正確だと言い切れないなと思って調べてみました。そもそも往復はがきは往復で100円、往路と復路のハガキにそれぞれ50円切手のマークがあるけど、実際は2枚くっついているから厳密に言えば「定形外料金+復路50円」であって、100円ぴったりという事にはならないはず。でもこれを往復はがきというシステムにする事で100円で済ませている訳です。まるでデウス・エクス・マキナのようですね。で、料金の事は別にしておいて「出し方」について調べてみると、返信は切って出せとはサイトに明記されておらず、ただ往路の場合に折って出せという事だけ。よく考えたら往路は2枚で来るんだから復路も2枚で出しても問題ないと---ちょっとへ理屈だけど---解釈してもいいのかも。社会的な通念で言えば切って返信部分を投函すべきだと思うけど、でも往復システムに対する強い信念(もしくは誤解)を元にテープ止めしたり切らず2枚つながった元の形のまま投函している奴だったらと思うと、何だか世の中って危うい気がしてくるので不思議だ、、、。最後にどうでもいい事なんだけど、画像のように4枚繋がったシート状のハガキって売ってるそうですね。最近のプリンターなら1枚づつプリント出来るけど、印刷機(マスターをスキャンする方ね)になるとハガキサイズを刷るのが困難なのでA4に近い形なら非常に助かる人もいるわけでして、うちの会社の印刷機もこれからこれを使おうかなと考えてます。

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