2008-04-21

賛否両論はあるだろうけれど。[僕は変わろうと思う]

ここ最近ずっとCSの「ディスカバリー・チャンネル」や「ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル」にハマってて、なかなかWOWOWを観る機会がなくなってしまっていたのだけれど、昨日久しぶりに観たいと思う映画があったのでチャンネルをWOWOWに合わせてみました。観たのは『不都合な真実(An Inconvenient Truth)』、アメリカ元副大統領のアル・ゴアさんが行っている地球温暖化に関するスライド講演がベースになってて、そこに映像が加えられて作られた長編ドキュメンタリー。第79回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞し、その後アル・ゴアさんはノーベル平和賞を授与しています。この映画で描かれている(と言うか事実として紹介されている)出来事を僕は100%事実であるという見方はしなかったのだけれど(いくつか事実だと紹介されている部分に間違いもある)、それでも僕はものすごく感心しながら観ていました。まずは当然の事ながら今まで自分が知らなかった地球の現状とそこにある危機、きっと誰もが(まあ、まともな常識的な人という意味で)この映画を観れば何かしなければいけないという気持ちを持たせてくれて、そして実際いくつか小さくても何か行動に移れるようになるのではないのでしょうか。少なくても僕はそう思ったし、自分の生活の中で出来ていなかった事を出来るようにしようと思わせてくれました。確かにこれはゴアさんの政治的コマーシャルのように感じられた部分もあったし、マイケル・ムーア作品のように話を進行させる人物が登場する事でドキュメンタリーがストーリー性を含み、純粋な意味での現実描写とは少しかけ離れてしまうのだけれど、でも、まあ、こういう方がわかりやすいといえばわかりやすいし、メッセージだって確かに伝わりやすい。この映画には絶望と希望があって、実際の地球の危機的状況を観ながらどうしたらいいんだろうというハラハラ感もあって、その後きちんと解決策が提案されており観ている人を安心させるという、そんなプロットの流れにもなっている。なぜこういう流れなのか考えてみたのだけれど、きっとこれはゴアさんの非常に優れた話法にあるんでしょうね。映画の大部分でゴアさんは自分の講演を聴きに来た人たちに向けて話しており、その優れた話法の流れで映画が作ってある。だから映画になっても人の関心を引きつけやすいし、これはもう優れた政治家だからこそ出来る事なのではないのでしょうか。映画の最後に身近な事で地球温暖化対策する方法が紹介されていますので、ぜひぜひ映画をまだ観ていない人はもちろん、既に観た人も再度観て温暖化を防いでほしいと心から僕は願っています。

と、言う事で今日はオフだったのですが、近所の大型電器店に買い物に行った際、普段ならクルマで行くところを天気もよかった事だし夫婦でぶらぶらと歩きながら行ってきました。レジ袋も必要のないようにバッグを背負って出掛けて買ったものを詰めたものの、その後夕方に靴を修理してもらおうとイトーヨーカドーの中にある修理店へ行った際には、修理だけで買い物する気がなかったせいもあり、すっかりショッピングバッグを持つのを忘れてしまいました。結局そういえば買い物しなくちゃと思い出して、いつものレジ袋を利用してしまった、、、。普段から心がけてないとダメですね、、、。よくコンビニでひとつやふたつ商品を買った時にはレジ袋を断る事が多々あって、他の人を見ていると同じように断っている場合があるけど、食料品のようにたくさんのものを買う時はまだまだみんなレジ袋を利用している事がほとんどのようです。レジ袋有料化が今後進みそうですが、有料化されたからショッピングバッグを持つのではなく、普段からいろんな心がけをして生活できたらいいなあ。それに出張、通勤、私用で1年間に3万キロはクルマで走るんだからハイブリッドにしようかなあ。いや、それこそ北海道は交通事情的にもドイツと似ているから(停車と発進を繰り返す事が少ないためにハイブリッドよりも)ディーゼルの方がいいのか。

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