2008-01-13

BRAVIAとスカパーで映画三昧。[記念すべき1本目]

先日『エニイ・ギブン・サンデー(Any Given Sunday)』をCSのプレビュー状態で観ていると、突然ラスト30分ほどのところで画面が真っ黒になって「このチャンネルを観たい方は契約を」という文字が出て来ました。それまで有料のCSチャンネルは「16日間無料体験でこの文字が消えます」という案内で画面の三分の一弱ほど観えなくなっていたのですが、まあ、それを我慢しても観られるので観ていたのですけど、ついに全てブラックアウトしてしまいました。どのCSチャンネルも同様に真っ黒です。まあ、さすがに文字を表示するくらいで永遠と無料なはずがないよな。と、言う事でe2byスカパー!の16日無料体験に申し込む事にしました。申込は電話、インターネット、そしてTV本体で出来るわけですが、TV本体は電話回線を接続しなければいけません。しかしTVが置いてある場所までモジュラーケーブルが届かないのでインターネットで申し込んだのですが、どうも上手くいかず、そうこうしているうちに「そういえばTVの付属品としてついてきた」と長いモジュラーケーブルをうちの奥さんが取り出して来ました。最近のTVにはこんなものまで付属されているんだなあ、、、。と、言う事でBRAVIAを電話回線に接続してスカパーと通信、氏名や住所を入力するのが面倒でしたが何とか終了、あっと言う間に無料体験がスタートです。スカパーってCSアンテナを立てなくちゃ観られないかと思ってたけれど、BSデジタルTVだと観られるんですねえ。

と、言う事で今夜は何となくチャンネルサーフィンをしていて見かけた『ミッドナイト・エキスプレス(Midnight Express)』を観てしまいました。ずいぶん昔に観たような、観ていないような。アメリカ人の青年が旅行先であるトルコを出国する際、持ち出そうとした大麻が見つかってしまってひどい刑務所に投獄され、そこを出るまでの話で実話がベースになっているようですが、最終的には出られるんだけれど、なぜか話が美化されて投獄された事自体が冤罪のような雰囲気になっています。たしかに投獄中に受ける仕打ちは非人道的でひどいものなんだけれど、そこに入るようになってしまった理由は主人公本人にある訳で、なんだか脚色され過ぎているんじゃないかという感触です。ちょっと気になったので調べてみると、実話である事は確かなようですが、原作者である当の本人は後にトルコ人の描き方について謝罪しているようですね。話は70年代初頭の事なんだけれど2007年に原作者はトルコへ戻り、会見を開いて謝罪したようです。当時はトルコとアメリカの関係は悪かったようで、そういう政治的な背景もあったせいで---ポリティカリー・コレクトではない方向に---映画が作られてしまったのかも知れません。

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