2008-08-24

WE ARE SAS FAMILY! [泣けたねえ]

『「真夏の大感謝祭 30周年記念LIVE」』、WOWOWで観ました。今までもSASは何度か活動を休止していた事もあるけど、今回こうやって休止を大きく公言した事を思うといろいろ思うところがあるというか、観ててしんみりしちゃいますね。古くてマイナーだけれど味のある「裏サザン」な曲もいろいろ歌ってくれたし、"Oh! クラウディア "とか聴くとウルウルきてしまって、最後の"Ya Ya(あの時代を忘れない)"で号泣してしまいました:-) 僕は熱烈なSASファンという訳でもなくアルバムを全部聴いているわけでもなく、ここ10年ほどの彼らの音楽には以前のようなズ太い骨のようなものを感じる事が少なくて、逆にPOP的な色合いが強くなってしまったように思えてしまい、やっぱり90年代前半までの作品を好んで聴く訳ですが、でも最近のものがやや否定的に感じられるのは僕が歳を取ったせいなのだろうか、、、:-) そりゃたしかに10代の頃のようなセンシティヴさというのは当然ながら僕自身にはもうないわけでして、こういう部分に彼らの音楽は染み込まなくなってしまったのかも知れない。それは仕方のない事なんだけれど、同じ映画でも同じ小説でも自分の年齢によって感じ方が違う事と同じであり悲観する事でもなく、今後かたちにこだわらず新作からでも旧作からでも再び心に染みる事があればそれはそれで素敵な事なんだろうと思う。それに僕がいくつで若さ故に感じる事があろうがなかろうが、彼らが作り出す音楽に栄光があろうがなかろうが、結局のところ僕が影響を受けた音楽である事はソリッドな事実でして、彼らが活動してきた30年の間に何度も僕を勇気づけてくれた事も同様に事実でもあって、素直に僕は彼らにいろんな気持ちと意味を込めて感謝したいと思います。今後しっかりと充電してもらって、かつてのような「味のある」SASとしてまた出て来てほしいなあ。ところでピーマンのヅラ(例の通称"マンヅラ"ですね)をかぶったクワタさんが出て来てうちの娘が観てゲラゲラ笑っていたんだけれど、「なんでピーマンなの?」と聞かれ、説明の仕様がなくて困った:-)

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