2008-02-22

北海道警察からのお願い[War on Terror]

先日仕事をしているとスーツの男が職場に入って来ました。飛び入りのセールスは多いものの、どうも雰囲気も違って独特な感じです。お忙しいところ失礼しますと言いながら内ポケットから取り出したのはバッジ、北海道警察の警備課の方でした。話を聞くとと今年7月に開催される洞爺湖サミットに関して、「成功させるため」に爆発物の原料になりえるものを取り扱っている事業所を回って、取扱いや不審情報の提供をお願いしているようです。まあ、テロとの戦いですね。それとは別ですが、去年の暮れくらいから交番勤務のお巡りさんが戸別訪問を行っており誰がどこに住んでいるのかデータを集めているようですが、持っているデータがどうも古い:-) ずいぶん古いデータなようでして、それを修正する意味でも訪問しているんだと思うんだけれど、でも今まで更新しなかったのもすごい。今回はとりあえずそんな感じの訪問でしたが、しかしこれからもっと警備は厳しくなって開催地はもちろん主要都市間では検問とかもあるんだろうなあ。開催地とは全然違う方向に僕は住んでいるからまだ楽な方だと思うんだけれど、仕方ないか。そういえば去年の暮れに訪問してきた制服のお巡りさんに「大変ですねえ」と言うと、「でももし何かあったら歴史が変わりますからね。ああいう連中(と具体的には言わなかったけど)は本気ですから」と苦笑いしながらおっしゃっておりました。開催地の半径50キロメートルは飛行禁止区域になるようですし、平穏に生活している我々にとっては経済効果うんぬんよりもデメリットの方が大きく感じられるのだろうけれど、まあ、こればっかりは仕方ないか。

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