改めて『ハンニバル』。[今日と明日が出会う時]

今週末もいろいろイベントがあってあちこち出掛けてきたのですが、天気が悪くて夏らしい感じもなし、、、。どうにかならないものでしょうか。で、土曜日だったか何となくCSの映画チャンネルを観ていたら『ハンニバル(Hannibal)』がスタート、ついつい夜中過ぎまで観てしまいました。数回目だと思うんだけれど、やっぱりどうも『羊たちの沈黙(The Silence of the Lambs)』が秀逸すぎて『ハンニバル』がしっくりこない。例えジョディ・フォスターがスターリング役で出ていたとしても（グロテスク過ぎると言って出演を断った）、何となくピンとこなかったんじゃないのかなあと思う。僕は原作をまず読んだのでイメージが作り上げられてて、それと僕のイメージのギャップがあるから仕方ないのかも。でもリドリー・スコットが監督しただけあって、アクションシーンはよく出来てます。

ところでNHK-FMを聴いてて知ったのですが、今『クロスオーバー11』が限定復活として７日まで放送されるんですね。知らなかったので３日の分は聴く事が出来なかったけれど、ぜひ残りは聴こうと思います。FMを聴き始めた頃、まあ、２０年くらい前の話、あの真夜中の静粛な空気の中に響く「もうすぐ、時計の針は１２時を回ろうとしています」というナレーションも大好きで、それはまるで何か神聖なものにさえ感じられた記憶が。あの頃と比べるとラジオを聴く機会というのは減ってはいるものの、でも聴いているといいなあとつくづく思う。たまに出張から夜中帰ってくる時、回りにクルマが居なくて高速を走るのは自分だけで、FMをその闇の中で聴くのは何とも言えないほどいい。変な表現だけれど夜中と親密にさせてくれるようなものがFMなのではないのかなあと思います。