2007-10-18

裁判員制度? いや、検察審査員制度。[知らなかった]

今年も日ハム、とりあえずリーグ優勝です。北海道は当然の事ながら日ハムのゲームをTVで観ていた方が圧倒的に多数でしょうけど、セ・リーグのゲームも同時に放送されていたせいか、温泉に行ってもいつも混んでいる回転寿司屋さんに行っても空いていました。みんな自宅でTV観てたんだろうなあ。僕も後半から観ていましたが、ダルビッシュの後にマイケルが出て来るかと思ったけどグリンが登場、でも結局マイケルが最後に投げて最後はガッツポーズで雄叫びを上げてゲームセット。よかった、よかった。日本シリーズもぜひ頑張って欲しいものです。

で、今日住んでいる自治体の選挙管理委員会から同居している義母宛にお手紙が届いていたのですが、なーんと検察審査員の予定者に選ばれたという内容でした。しかしよく読むとどうも「検察審査員」という言葉の他に例の裁判員というのが出て来ません。調べてみるとどうやら「検察審査員」と裁判員制度における「裁判員」とは別物で、ずっと話題になっているのはアメリカの裁判などで言う陪審員的な存在の方である裁判員であり、この検察審査員というのはあまりメディアでも話題になっていないようです。裁判員制度における裁判員というのは裁判を行う一員である一方、検察審査員というのは検察が起訴しなかったケース(不起訴処分)のよしあしを審査する機関の一員のようですね。今までだと検察が起訴しなければそこで物事は進行しないわけですが、今後は不起訴の場合だと「よしあしを審査」されるとの事、ううむ、不勉強でしてこれは初耳でした。てっきり裁判員制度の方だと思っていた。どうりで早いなあと思ったわけだ。今後ですが、現在このような手紙を出している対象は無差別に抽出した800人程度、その中から職業的に免除が認められている方々などにアンケート調査して400人に減らした後、さらにくじで選ぶという事で最終的には44人になるようです。うちの奥さん曰く「(義母は)変なところで運がいい」との事でして、ひょっとしたらこのまま審査員になってしまうのかもなあ。パリーグの優勝決定ゲームがあった日にこんな手紙が来ていたので、メジャーのゲームを早く観戦したいためにイライラしながら裁判を早く終わらそうとする陪審員が出て来る映画『12人の怒れる男(12 Angry Men)』を思い出してしまいました。

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