
で、結果から言うと滲出性中耳炎でした。耳の中に滲出液が溜まってしまった状態なので聞こえが悪い訳です。だから液の位置によって状態で聞こえが良かったりするのか。薬で地味にやるかレーザーメスで出してしまうか決断を求められたわけですが、とりあえず滲出液たっぷりの左耳だけまずは出して右耳は薬で治療していく事に。じゃあ麻酔しますと言われてベッドの上に寝かされ、温かいどろどろした麻酔を左耳に注がれます。既に耳は塞がっているので麻酔を入れても聞こえ方には変わらず、そのまま12分待てというのでじっとベッドで横になっていました。時間が過ぎるまでいろんな事を考えていたんですが、出張の時久々に読み返していた『羊をめぐる冒険』の羊男が頭の中に入って来るような変な感覚に陥る。ずっと腕時計を見ていたんだけれど、9分ほど過ぎた辺りで目眩のように頭がグラグラしてきて左奥歯の辺りもしびれてくる感じが。このまま眠ってしまうのかなあと思っていたら看護士さんに呼ばれ、左耳にガーゼを当てられて診察台に乗せられ、じゃあやりましょうとドクターが言って切ってもらい、滲出液を出して吸い取られて終了。耳には綿を詰められて帰ってきました。記憶も脳みそも一緒に吸い取られる事はなかったようだけれど、術後は左耳は再び「開いた」けどずっと安いイヤホンで音が聞こえている感じ。でも翌日には聞こえは良くなりました。来週再診に行ってきます。
たぶん穏やかに平然と気圧の変化なく毎日を過ごせたら本当は耳にとってもいいと思うのですが、仕事で峠を越えて行かなくちゃいけない所もあるし、いろいろ予防策を取って今後は耳を大切にしたいと思います。
2 件のコメント:
大変でしたね.その後経過はいかがでしょうか?
今回の治療で今後は病気が再発することがなければいいですね.とにかくお大事に.
こんにちは、LONGHILLSさん。
さっき再診に行ったらだいぶ良くなってきました。しっかり今回は治そうと思うます。
耳が上手く聞こえない生活ってなかなか大変なものですね、、、。
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