2009-12-14

Kindle、入れてみました。[でも違和感というか抵抗感とか]

話題のアマゾンのKindle、iPhone向けのアプリケーションがリリースされたのでダウンロードしてみました。早速どんなものなのか見てみようと思ったらamazon.co.jpのアカウントではログインでは入れず、仕方がないのでamazon.comのアカウントを作成してログインしてみたけれど、まだやっぱり本の種類が少ないようで読みたい本がないので実際には購入していません。でもiPhoneで本を読むのは肩がコリそうな予感、、、。

先日NHK-BSだったかニュースを見ていたらKindleがアメリカで爆発的な売れ行きを見せてて、大学や高校の生徒も授業で使う本をKindleで読んでいるとの事。確かにアメリカの大学に行くと教科書の高さに驚くというか、揃えるとすごい金額になってしまうので中古で探したりした記憶があって、あまりにも高い教科書の場合だと友達と一冊だけ買って別々の時間にクラスを取ったりもしたっけ:-) 日本の教科書の価格はわからないけど、向こうのは一冊平均40ドルくらいだったと思うので、5教科取ると200ドルくらいあっと言う間だったような。確かにKindleを使えば初期投資は高い一方、安く済む事でしょう。

えーと、食わず嫌いだと思うけど、どうもやっぱり電子書籍というのに抵抗が、、、。以前村上春樹さんがエッセイで音楽までデジタルにするに抵抗があるからiPod等MP3プレイヤーを使う気になれないと言ってたけど、まさしくそういう事だと思う。結果的に書いてある事は一緒だし何も違わないのはわかる、でも僕はやっぱり紙の感覚があった方がいいなあ。こういうのは非常に偏狭的だと言われればそれは確かなのかも知れないけれど、まあ、好みとして、ね。紙のデジタル化が進む事は決して悪い事だとも思わない一方、しかしながらもしボストンシンフォやウィーンフィルの譜面台に電子楽譜が並んでいる光景が今後生まれるとすれば、どうもそれは何か気持ち悪い気がする。

0 件のコメント: