2008-06-09

最近のチャートの傾向は好感触。[楽しくなくちゃ意味がない]

USENの最新リリースアルバム紹介チャンネルで聴いてお気に入りになったのはJason Mrazの『We sing. We Dance. We Steal Things.』というアルバム(タイトルもなかなかいいと思う)、収録曲"I'm Yours"はヒットチャートでも上位にランキングされているので耳にした事がある人も多いと思います。なかなか良かったので最近iPodに入れてよく聴いているのですが、こういう雰囲気のミュージシャンが最近増えてきましたね。James BluntやJohn Legend、Jack Johnson、James Morrison、こういう感じの方々がここ数年続いていたお決まりPOP色の強いチャートを別な方向へ流してくれているように思えます。しかしどうでもいいけど、みんなファーストネームの頭文字はJだな。FMのチャート番組を聴いていても「お、いいじゃん」と思う曲が増えているような気もするし、これはちょっと最近僕の方がPOPに近いところを好んでいるせいもあるかも知れないけれど、一時期のうんざりするような内容よりはずっと良くなって来ていると思う。ヒット曲だから内容が良いというわけではないし、こればっかりは個人の感覚だから何とも言えないところもあるんだけれど、少なくても大量生産的ジャンクな曲は少なくなった事は素直に喜んでもいいような。その変わり味の濃いJazzを耳にする機会がなくなってしまいました(個人的に)。先日のBo Diddleyの追悼でも書いた「身体と魂とリズムが一体化する感覚」を最近Jazzで得てないし、自ら求めようとしていないのも事実。別に悲観的に思っているわけでもなく、こういう僕の好みの音楽ジャンルの波というのは以前からあったし、またきっとじっくりとJazzを聴く時が戻って来ると思う。で、先日ある日旭川の某バーで店長がピアノを弾いて聴かせてくれるバーに行ったのですが、客が最後誰もいなくなったので好きなものを何でも弾いてあげますよと店長が言うので、ベースギターとウッドギターも置いてあったから僕も一緒に弾いていいですかと聞き、ベースでギターのラインをアドリブで弾くのは難しかったけどC調のブルースを適当に演奏した時は楽しかった。アドリブこそ音楽の楽しみだと思うし、こういうのをセンス良く出来るミュージシャンがもっとたくさん出て来たら楽しいのになあ。

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