2008-06-27

電話の相手はひょっとして。[39円を元に思い出した]

39円、きちんとコンビニで支払ってきました:-) こんな請求額は初めてだし、だいたい請求書を送って来る郵送費や一緒に入っているチラシの方が絶対高いだろうな。これは先日国際電話をかけた時に相手が留守だったからすぐに切った分、つまり携帯からアメリカに電話すると最初の1分は39円のようですね。かける事なんてほとんどなく、海外に居る相手とはメールばかりで電話なんてまずないのでこのようなプランのまま数年が過ぎたけど、今ならもっと安いプランもあるのでしょう。そもそも以前なら001の後に国番号、エリアコード、電話番号でつながったけれど、最近かけかたが違う事さえ知らなかった。

で、電話の話なんですが、Michael Mooreがアメリカ国内の工場を閉鎖する一方で生産拠点を海外に移して利益を上げる企業を批判した映画『ザ・ビッグ・ワン』を先日観ていたら、航空会社のTWA(現在はアメリカン航空が吸収)が予約コールセンター業務を刑務所に委託しているという話が出て来て驚きました。現在は違うのかも知れないけれどTWAがあった頃は一般人を雇うよりも刑務所にいる受刑者に仕事を与えた方が企業としては安く済むわけで、インタビューに応えていた元TWAコールセンターのオペレーター(つまり元受刑者)は、「電話をかけてきた連中は相手が殺人犯やレイプ犯と話しているとは知らず、気軽に自分の子どもの事やら家庭の事までべらべらと話して来る」と言っておりました。もちろんこれはTWAに限った話ではなくていろんな企業がコールセンター業務以外にも生産業務を刑務所にお願いしているようです。アメリカに住んでいた頃は当然よく航空会社から電話会社、その他いろいろな企業のコールセンターに電話したものの、僕に受け答えをしてくれた誰かは受刑者だったのだろうか。そういえば当時オクラホマの知り合いに電話しようとオペレーターにエリアコードを告げたら、「ああ、オクラホマだね」と親しげに話をしてきた男が出て(アメリカのコールセンターの方々にはこうやって親しげに会話をしてくる人が非常に多い)、「オクラホマ出身なんだが、しばらく帰ってなんだよなあ。帰りたいなあ」と言ってたオペレーターが居たけど、会話の内容的にもひょっとしたらそうだったんだろうか:-)

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